あの社会人時代の、馬鹿なオレ。もうひとつのクリエイティブのほう、の。(そのもうひとつの4)

2023-07-31 05:35:57 | 馬鹿なオレ

このコストカッター野郎ッ、

裏切者ッ、夜道に気を付けろぉ、と、

テーブルを強く叩き、脅す、

プロダクションの血の気の多い、

ヤクザモドキのプロデューサーもいたと聞く。



虚しく吠えて、それで、お仕舞い。

結果は、なにも変わらない。



ただ、よく、噛み付いてくれたと、

拍手をするものもいれば、

コストカッターも、

大変な商売だねぇ、俺なら絶対にやりたくないね。

と、同情票が、数ポイントあがる、かだ。



ここまで来ると、

正しさの根拠は、なにもない、

下請けへの、代理店のチカラが絶大な事が、

判明(わかる)だけだ。



他業種でも、大企業と中小企業の関係のなかに、

同じ相似性を、いとも容易(たやす)く、

見つける事が、出来るだろう。

この業界に、限る事なく、

全ての下請けが被った困難であったと思う。

大きなプロダクションは、対応できたが、

中小企業のプロダクションは、

その状況に、適応するために、

その間、もがき、逼迫をした。



代理店も、

外部への締め付けと、

同様に、内部にも及んだのであろう。

最近の過労を苦にした自殺を知ると、

何も変わっていないような気がする。

むしろ、更に、悪化しているかのような気にもなる。


ある企業では、

どんな企画でも、一律、支払う金額が決まっていた。

そうすることで、

代理店は、継続して、

同じプロダクションで制作することで、

凸凹を、調整しなさいというやり方を取った。


代理店のクリエイターとの手が結ぶことができれば、

プロダクションとしては、

予算の掛かる企画の為に、貯金をしたり、

制作した後の、予算のオーバー分を補うために、

低予算の企画を、制作することで、

調整する事が出来たのだ。

 



To be continued


 

17/09/17 06:00 再掲載



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