「どっち?」と尋ねるとオウム返しになっていまい
「こっち!」と返答(選択)出来ないお子さんがいます。
言葉をまだうまく活用出来ないお子さんにとって、
物事を「選ぶ」ということが出来れば、
お子さんの生活が楽になり、幅も広がります。
↓この絵本を使って「選ぶ」ことを何度も体験しました。
「どっちにかくれてる?」と尋ねて
子どもの手(人差し指)を取って「こっち!」と言って正解の方に持って行きます。
このようにして、絵本の最後まで続けます。
1回目は、されるがままというぐらいの速めのテンポで流します。
2回目も出来そうなら、今度は、1回目よりはゆっくりの速度でしてみます。
1回の療育で無理をせずここまでにしましょう。
療育の度に繰り返すうちに、どっちかを指差せばいいのだということや
指差した方に答え(いいこと)があるということがわかって来ます。
絵本の内容などすぐに覚えてしまうお子さんが多いので、
いつも正解の方を指指すようになれば、
実物で好きな食べ物やおもちゃを選ぶということをしてみて下さい。
選べば嬉しいこと、楽しいこと、楽に過ごせるということが理解出来ていると思います。