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会田誠「げいさい」文春文庫
アーティスト会田誠による小説のような自伝のような。そこには東京芸大入学を目指す本間二郎くんの1日が描かれている。とある1日、それは二郎くんが予備校時代に、多摩美術大学の学園祭「げいさい」を見に行った日である。予備校の仲間や大学の関係者との生真面目なやり取りやしょーもないやり取り、酒が進むにつれていろんな事が起こる。
そんな飲兵衛のたわごとだらけでは読むのも疲れてしまうが、そこに至るまでのさまざまなエピソードは回想シーンとして挟み込まれていて、たった1日の物語はぐんぐん広がって行く。その中には、芸大受験合格のためにどう描くべきかという作法への葛藤や、画材の取り扱いのノウハウなど、アーティストならではのネタもたっぷり盛り込まれている。美大に入りたい人は必見かもしれないかもしれないかも。
この本に出てくる美大に伝わる宴会芸「よかちん」・・・懐かしい。私は別に美大生ではないが、この宴会芸は知っている。でも私がいたサークルではちゃんと服を着たまま踊っていたが。コンプラやセクハラが厳しくなった今でもこんなのやっているのかなぁ?
アーティスト会田誠による小説のような自伝のような。そこには東京芸大入学を目指す本間二郎くんの1日が描かれている。とある1日、それは二郎くんが予備校時代に、多摩美術大学の学園祭「げいさい」を見に行った日である。予備校の仲間や大学の関係者との生真面目なやり取りやしょーもないやり取り、酒が進むにつれていろんな事が起こる。
そんな飲兵衛のたわごとだらけでは読むのも疲れてしまうが、そこに至るまでのさまざまなエピソードは回想シーンとして挟み込まれていて、たった1日の物語はぐんぐん広がって行く。その中には、芸大受験合格のためにどう描くべきかという作法への葛藤や、画材の取り扱いのノウハウなど、アーティストならではのネタもたっぷり盛り込まれている。美大に入りたい人は必見かもしれないかもしれないかも。
この本に出てくる美大に伝わる宴会芸「よかちん」・・・懐かしい。私は別に美大生ではないが、この宴会芸は知っている。でも私がいたサークルではちゃんと服を着たまま踊っていたが。コンプラやセクハラが厳しくなった今でもこんなのやっているのかなぁ?
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