生誕100年 靉光展@東京国立近代美術館
靉川光郎だから靉光というのか。その靉川光郎もうそっこで、本名は石村日郎というらしい。
「眼のある風景」はあまりにも象徴的で一度見たら忘れない。ライオンもくそもない。岩のように見える背景から、それだけやたらリアリスティックな目だけが、何かを訴えているんだぞと言わんばかりに、じっとこっちを見ている。
「帽子をかむる自画像」「梢のある自画像」「白衣の自画像」が3枚並べて展示してある。どれも同じ方向を向いて、なぜかあごを突き出して風にあおられて難儀しているような顔つきをしている。3人ともまるで別人に見える。「梢のある自画像」は丸めがねをしている。3人そろって「かぐや姫フォーエバー」に見えてちょっと笑った。
「花(アネモネ)」のブルーな葉っぱも印象的だった。花も描くひとだったのか。
広島に生まれ、38歳で戦地にて病死するまでの短い生涯に描かれた130点ほどの作品が展示されている。戦地に赴く前に沢山の作品を燃やしてしまったというもったいない話もある。この美術館の常設展にて何度か見たことのある「眼のある風景」以外にはほとんど知らなかった靉光のいろいろな側面が見られてよかった。
靉川光郎だから靉光というのか。その靉川光郎もうそっこで、本名は石村日郎というらしい。
「眼のある風景」はあまりにも象徴的で一度見たら忘れない。ライオンもくそもない。岩のように見える背景から、それだけやたらリアリスティックな目だけが、何かを訴えているんだぞと言わんばかりに、じっとこっちを見ている。
「帽子をかむる自画像」「梢のある自画像」「白衣の自画像」が3枚並べて展示してある。どれも同じ方向を向いて、なぜかあごを突き出して風にあおられて難儀しているような顔つきをしている。3人ともまるで別人に見える。「梢のある自画像」は丸めがねをしている。3人そろって「かぐや姫フォーエバー」に見えてちょっと笑った。
「花(アネモネ)」のブルーな葉っぱも印象的だった。花も描くひとだったのか。
広島に生まれ、38歳で戦地にて病死するまでの短い生涯に描かれた130点ほどの作品が展示されている。戦地に赴く前に沢山の作品を燃やしてしまったというもったいない話もある。この美術館の常設展にて何度か見たことのある「眼のある風景」以外にはほとんど知らなかった靉光のいろいろな側面が見られてよかった。
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