『漁港の肉子ちゃん』
原作:西加奈子
監督:渡辺歩
企画・プロデュース:明石家さんま
主題歌:稲垣来泉「イメージの詩」
明石家さんま師匠がプロデュースしたアニメということで、テレビやラジオであーだこーだしゃべり続けているさんま師匠を見ていたら、映画も気になったので見てきた。
太っているから肉子ちゃんと呼ばれるお母さんと、似ても似つかぬほっそりした娘のきくりん、流れ流れて港町、なぜか船で暮らしている。そんなふたりの物語。その肉子ちゃんの声は大竹しのぶ師匠がやっているというだけで話題になる。肉子ちゃんの身長は151㎝、体重は67.4kgという設定になっているが、アニメの映像を信じるならそんな軽くねぇだろうって思っちゃう。劇中でもトトロに例えるシーンがあるくらいだ。はんぱねぇくらいに食う! 食う! 食う! 食う! 食う!
ジブリを見慣れていると、どこかでもののけやら、やおよろずの変なのが出てくるんじゃないかと期待しちゃいがちなんだけれど、これはジブリじゃないから肉子ちゃん以外にそーゆーのは出演してない。
普通じゃない人生を送るふたりの泣き笑いの物語、さんまさんプロデュースだからさすがに笑えるシーンは山ほど用意されているのに、ホロリとするようなエピソードも盛り込まれて、最後まで飽きずに楽しめる。
声優としても大竹しのぶだけでなく、Cocomi、吉岡里帆、花江夏樹、マツコ・デラックスなど話題になりそうな人が揃っている。エンドロールで知ったけれど、セミの声なんか〇〇さんがやっているし。
主題歌は10歳の稲垣来泉ちゃんが歌う吉田拓郎の「イメージの詩」。ちょうどいいタイミングで聞こえてくるこの歌の雰囲気が超絶技巧。10歳の少女が淡々と歌い続ける人生ソングがグッと来る。吉田拓郎が歌うオリジナルも好きだけれど、それとはまた違った趣きがあって妙に悲しくなる。さんまさんが10歳の女の子に歌わせたい、ボブ・ディランのように歌わせたいと注文したそうで、この発想はうまくハマったと思う。
原作:西加奈子
監督:渡辺歩
企画・プロデュース:明石家さんま
主題歌:稲垣来泉「イメージの詩」
明石家さんま師匠がプロデュースしたアニメということで、テレビやラジオであーだこーだしゃべり続けているさんま師匠を見ていたら、映画も気になったので見てきた。
太っているから肉子ちゃんと呼ばれるお母さんと、似ても似つかぬほっそりした娘のきくりん、流れ流れて港町、なぜか船で暮らしている。そんなふたりの物語。その肉子ちゃんの声は大竹しのぶ師匠がやっているというだけで話題になる。肉子ちゃんの身長は151㎝、体重は67.4kgという設定になっているが、アニメの映像を信じるならそんな軽くねぇだろうって思っちゃう。劇中でもトトロに例えるシーンがあるくらいだ。はんぱねぇくらいに食う! 食う! 食う! 食う! 食う!
ジブリを見慣れていると、どこかでもののけやら、やおよろずの変なのが出てくるんじゃないかと期待しちゃいがちなんだけれど、これはジブリじゃないから肉子ちゃん以外にそーゆーのは出演してない。
普通じゃない人生を送るふたりの泣き笑いの物語、さんまさんプロデュースだからさすがに笑えるシーンは山ほど用意されているのに、ホロリとするようなエピソードも盛り込まれて、最後まで飽きずに楽しめる。
声優としても大竹しのぶだけでなく、Cocomi、吉岡里帆、花江夏樹、マツコ・デラックスなど話題になりそうな人が揃っている。エンドロールで知ったけれど、セミの声なんか〇〇さんがやっているし。
主題歌は10歳の稲垣来泉ちゃんが歌う吉田拓郎の「イメージの詩」。ちょうどいいタイミングで聞こえてくるこの歌の雰囲気が超絶技巧。10歳の少女が淡々と歌い続ける人生ソングがグッと来る。吉田拓郎が歌うオリジナルも好きだけれど、それとはまた違った趣きがあって妙に悲しくなる。さんまさんが10歳の女の子に歌わせたい、ボブ・ディランのように歌わせたいと注文したそうで、この発想はうまくハマったと思う。
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