ざっきばやしはなあるき  

雑記林花或木 Since 2005-01-01 
美術とか映画とかなんとなくぶろぐ 

五百羅漢展

2011-05-08 22:30:18 | 美術[か]
「五百羅漢―増上寺秘蔵の仏画 幕末の絵師 狩野一信」@江戸東京博物館

 増上寺秘蔵の狩野一信の「五百羅漢図」全100 幅。2幅1対の形式になっていて、1対で頭光を背負った羅漢10人を描いている。合計500人、どうも1人足りないような気もするのだが、どうなんだろう。何より驚くのはその色合い。江戸末期に描かれたものだが、まるでつい先日描き終わったような鮮やかな色合いはスーパーデラックスである。出てくる羅漢は表情豊か、なかにはどう見ても極悪人にしか見えない悪そうな顔つきの羅漢も多数いる。ダース・シディアスそっくりな奴もしるし、外道を力づくで入信させようとする悪徳宗教法人みたいな奴もいる。羅漢ってだいじょうぶなのか?

コメント    この記事についてブログを書く
« 手塚治虫のブッダ展 | トップ | ヘンリー・ダーガー展 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

美術[か]」カテゴリの最新記事