ざっきばやしはなあるき  

雑記林花或木 Since 2005-01-01 
美術とか映画とかなんとなくぶろぐ 

ヴラマンク展 絵画と言葉で紡ぐ人生

2018-08-12 22:24:05 | 美術[は]
「ヴラマンク展 絵画と言葉で紡ぐ人生」@静岡市美術館

 タイミング的には没後60年に当たる今回の展覧会は、山梨県立美術館 → ひろしま美術館 → 北九州市立美術館 → パラミタミュージアムと巡回してきて静岡市美術館で終わる。だいたい10年ごとにどこかで大きなヴラマンク展を見てきた。

 今回は80点ほどの絵画に、文筆家としても活躍し20点以上も著作を残したヴラマンクの言葉をキャプションとして添えてある。180cm、80kgという体格を生かし、若い頃は自転車レースに出て週に50万円くらい稼いでいたというからユーチューバーもびっくりの体育会系画家だったし、クルマにも乗り時速110kmでかっ飛ばして楽しんでいたようだ。

 スイスやフランスの個人蔵の作品が多数ある。特にスイス個人蔵と記載されている作品が37点もあるけれど、もしかしたら同じ人のコレクションなのかも。そして80点ある絵画のうち28点が、私の大好物である雪の積もった風景の作品なのだ。現実には生活に支障をきたす雪なんてものは一生降ってほしくないんだけれど、風景としてはやっぱり盛れる。特にヴラマンクの雪は厚く盛れているし。

《雪の教会》


《雪の村通り》


《雪の街道》


ヴラマンク展の図録


コメント    この記事についてブログを書く
« 没後50年 藤田嗣治展 | トップ | 『ミッション:インポッシブ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

美術[は]」カテゴリの最新記事