「生誕100年 岡本太郎展」@東京国立近代美術館
都内はちょうど桜満開、あちこちに浮かぶピンクになぜかほっとする気分。太郎展は土曜日午前中でもけっこうな賑わい。お馴染みの太郎彫刻から始めてみる油彩いろいろ。《美女と野獣》の野獣はネコのような生き物だが、美女のほうが野獣っぽくてコワかった。
そして縄文土器と土偶が登場。太郎の作品と同類の匂いがして、普通に並んでいても違和感がない。《明日の神話》は横幅が「たったの11mしかない、ちっちゃいヤツ」を展示。
1970年のこにゃにゃちワン!当時、激しい反対と批判にあったという太陽の塔。大阪万博から40年、今もまだ当たり前のように建っている。今アレを批判する人はいない。
なんと、海洋堂ミニチュアフィギュアのガチャガチャが品切れになっていた。4月28日頃に再販するらしい。
壁に書いてあって、気に行った太郎のことば:
「いつも危険だと思うほうに自分を賭ける。それが生き甲斐だ」
「何でもいい。見物人ではなく、とにかく自分でやってみよう」
そして三角くじで出てきた太郎のことば:
「絶対に自分自身と妥協しないことを決意しなければならない」
「江戸の人物画―姿の美、力、奇」@府中市美術館
日曜日は京王線府中駅。昔、西国分寺に住んでいたから府中はときたま来ていたが、そのころはまだ府中市美術館はなかった。今回初めて行ったが、府中の森というデカい公園の中にさりげなく佇む美術館。
いま開催しているのは、人のかたちに焦点を当てた江戸時代の作品展。見たことのあるものから珍しいものまで、変なガイジン図やら三不美人図やら妖しげな人のかたちが陳列されている。
歌川広重 《命図》は命という漢字をカンナやオノで削っている女たちを描いた恐ろしい作品。命を削る云々はともかく、命というカリグラフィーを立体に見立てて、人間と同じ次元に引きずり出してしまった、不思議の国の感覚がこの上なく新鮮な、一度見たら忘れられない逸品でお気に入りに登録。
春叢紹珠 《皿回し布袋図》は何の因果か皿を回す布袋さん。回しているというより棒が前頭葉に突き刺さって記憶が薄れて行く様子が見事に描かれてるかのような、お笑い作品となっている。
都内はちょうど桜満開、あちこちに浮かぶピンクになぜかほっとする気分。太郎展は土曜日午前中でもけっこうな賑わい。お馴染みの太郎彫刻から始めてみる油彩いろいろ。《美女と野獣》の野獣はネコのような生き物だが、美女のほうが野獣っぽくてコワかった。
そして縄文土器と土偶が登場。太郎の作品と同類の匂いがして、普通に並んでいても違和感がない。《明日の神話》は横幅が「たったの11mしかない、ちっちゃいヤツ」を展示。
1970年のこにゃにゃちワン!当時、激しい反対と批判にあったという太陽の塔。大阪万博から40年、今もまだ当たり前のように建っている。今アレを批判する人はいない。
なんと、海洋堂ミニチュアフィギュアのガチャガチャが品切れになっていた。4月28日頃に再販するらしい。
壁に書いてあって、気に行った太郎のことば:
「いつも危険だと思うほうに自分を賭ける。それが生き甲斐だ」
「何でもいい。見物人ではなく、とにかく自分でやってみよう」
そして三角くじで出てきた太郎のことば:
「絶対に自分自身と妥協しないことを決意しなければならない」
「江戸の人物画―姿の美、力、奇」@府中市美術館
日曜日は京王線府中駅。昔、西国分寺に住んでいたから府中はときたま来ていたが、そのころはまだ府中市美術館はなかった。今回初めて行ったが、府中の森というデカい公園の中にさりげなく佇む美術館。
いま開催しているのは、人のかたちに焦点を当てた江戸時代の作品展。見たことのあるものから珍しいものまで、変なガイジン図やら三不美人図やら妖しげな人のかたちが陳列されている。
歌川広重 《命図》は命という漢字をカンナやオノで削っている女たちを描いた恐ろしい作品。命を削る云々はともかく、命というカリグラフィーを立体に見立てて、人間と同じ次元に引きずり出してしまった、不思議の国の感覚がこの上なく新鮮な、一度見たら忘れられない逸品でお気に入りに登録。
春叢紹珠 《皿回し布袋図》は何の因果か皿を回す布袋さん。回しているというより棒が前頭葉に突き刺さって記憶が薄れて行く様子が見事に描かれてるかのような、お笑い作品となっている。
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