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山本冬彦コレクション展 他

2010-02-10 01:48:40 | 美術[や]
 火曜日は4月下旬というくらいの驚愕の気温だったので、『都営大江戸線ぷらっぷら途中下車の旅』をして、懸案事項の処理をしてきた。

◆大江戸線(国立競技場)『山本冬彦コレクション展』@佐藤美術館

 「週末はギャラリーめぐり」という本まで出したサラリーマンコレクター山本冬彦氏が、30年かけて蒐集した1300点もの作品の中から160点を展示している。サラリーマンとはいえ、東大法学部卒業だそうで、エリートサラリーマンである。いくつか知ってる作家の作品もあったけど、山本氏がどんなものを集めてきたのかと興味本位に見て回るのも面白い。


◆大江戸線(春日)『新春浮世絵名品展』@礫川浮世絵美術館

 前から気になっていたので行ってみた。ビルの5階にある小さな美術館。小石川に生まれ育った医師夫妻の40年に渡る浮世絵コレクション2000点を収蔵、展示している。礫川浮世絵美術館という館名の由来は、葛飾北斎の富嶽三十六景「礫川雪の旦(こいしかわゆきのあした)」で、ちょうどこの地域から富士山を望む風景だったからということだ。


◆大江戸線(清澄白河)清澄庭園

 MOTに行くたびに、一度ここに入ってみたいなぁと思っていたが、大抵、MOTから帰る頃は閉園時刻になっていて入れなかった。カモがチョロチョロ泳いでいる池を周回する庭園。入場料150円。


◆大江戸線(清澄白河)小山登美夫ギャラリー

 これもMOTに行くたびに気になっていたが、日月休廊なので行けなかった。行ってびっくりするのは建物で、物流倉庫ビルの中に入っている。倉庫だからエレベーターがデカくて、自動的に扉が閉まらないので、降りたら「閉」ボタンを自分で押すように注意書きがしてあった。乗るたびになんか電気を無駄遣いしているような気分になってしまう。ギャラリーの中はドデ~ンとだだっ広くて、かなり大きな作品が贅沢に展示できる感じ。今は名知聡子展をやっていた。 同じビルのシュウゴアーツでは金氏徹平展をやっていた。


◆大江戸線(築地市場)築地本願寺

 浄土真宗、京都西本願寺の別院といものだが、西本願寺とは似ても似つかぬインド風味な独特の佇まいをしている。ホントに異国な気分。昨年見たモダン寺といわれる本願寺神戸別院も、すげぇ個性的だったが、気分は印度である。

 気分は印度であったが、築地中央市場の近所で海鮮丼を食べて帰った。気分は印度ではなくなった。

 築地市場駅の改札前には、片岡球子の大きな屏風絵を陶板で複製したものが飾ってあった。
 

築地市場駅(片岡球子)


築地本願寺

 
清澄庭園

 

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