ざっきばやしはなあるき  

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SONY α NEX-6

2013-04-14 23:15:14 | 電子機器
 APS-C CMOSのミラーレスを買った。重量345g、標準の電動ズームレンズ116gで合計461g。見た目の質感も悪くない。昨年11月発売から5か月が経っているので値段もこなれてきた。NEXシリーズはもともとコンパクトさが売りだったが、小柄なボディの全高からレンズがはみ出した独特のシルエットが印象的なシリーズ。NEX-6はNEX-7と同様に電子ビューファインダー付きなので全高が伸びて一般的なシルエットになっている。

 付属の標準レンズは薄型電動ズームで、よりコンパクトになった。35mm換算で24mmから始まる広角ズームは、いつも持って歩くコンデジと同じなので安心できる。ズームレバーの他にズームリングでも操作できて、1mm単位で細かくズーム幅を調節できるので、電動だからと言って使いづらいわけでもない。

 背面液晶モニターは3.0型ワイド92万ドットで便利なチルト可動式。3.0型ワイドとはいえ、液晶右側をボタン・スイッチ類の画面操作情報に使っているので、表示される画像は2.7インチ程度になっている。電子ビューファインダーは0.5型236万ドット液晶、炎天下での撮影も多少は楽になりそう。

 モードダイヤルもフラッシュもファインダーも付いてこのサイズなら持ち運びもしやすい。ハンドグリップも適度な大きさとラバーの手触りが心地よい。モードダイヤルの下にコントロールダイヤルが鏡餅状態に配置されているが、ちょうどよく親指の腹にコントロールダイヤルが当たるので何の問題もなく使える。

 NEX-6とNEX-5RはWi-Fi機能を搭載しているので、別途Eye-Fiカードなどを用意しなくても、スマホなどに転送できる。そのWi-Fi機能を使ってアプリをダウンロードして機能を追加できるPlayMemoriesも搭載。USB接続してPC経由でもアプリをダウンロードすることができる。「ピクチャーエフェクト+」や「フォトレタッチ」などの無料アプリの他、有料のアプリも用意されている。うまいことを考え付いたものだ。そのうちデジカメ買っても、有料アプリ入れないとシャッターも押せない時代が来たりして。

 無料アプリ「スマートリモコン」を入れるとWi-FI機能により、スマホのほうで被写体を確認しながらシャッターを切ることができる。可動式モニタでも自撮りできないかわりにスマホリモコンならできる。有料アプリ「モーションショット」を入れると、連写画像を重ね合わせて、被写体の動きの軌跡を一枚の静止画にすることができる。これはちょっと面白そう。

 充電は本体からUSBケーブルでACアダプターに直接つないで行う。充電中にカメラのスイッチを入れると「USBモード接続中」の文字が出て操作はできない。同じSONYでもコンデジのWX100の場合、スマホ用のACアダプターでも普通に充電できるのに、NEX-6は締め付けが厳しくなっていて、専用のACアダプターでないと充電ランプが点滅してエラーになってしまう。PCに接続する時は普通のUSBケーブルで充電できる。

 オートフォーカスをAF-C(コンティニュアス)にすると画面がぶよぶよがちょ~んみたいに歪む。壊れたかと思ったが、いろいろ調べてみたらそういう仕様だそうだが、キモイ。絞りを6.3より小さくするとぶよぶよが目立たなくなるようだ。それにしても、キモイ。

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