アンディ・ウィアー作のSF宇宙小説を読んだ。アストロファージと名付けられた微細な生物が太陽エネルギーをエサにしているらしいという観測結果が出た。このままでは太陽が冷え切って地球人も生きて行けなくなる。それを解決するために主人公の科学者グレースたちが宇宙船ヘイル・メアリー号に乗って長い旅に出るという物語。
カバーイラストと本編初っ端に宇宙船の図が載っているので、これが飛ぶ物語だなと誰にでもすぐにわかるのだが、主人公グレースはどういうわけか記憶喪失で、自分がどこにいるのかわからない状態。読者はわかっているのにねぇ。逆にこのカバーイラストで宇宙船が出てこなかったら詐欺である。
そんなこんなで自分の星を救うために頑張るグレースとロッキーの、手に汗握る本格熱血さいえんすふぃくしょん。コメディチックな表現も満載で飽きずに読める長編。なんか映画化の話も進んでいるようなので、ぜひ見に行って、グレースとロッキーの姿をこの目で見たいと思う。
この小説の舞台は地球から遠く離れた広大な宇宙なのだけれど、無限大宇宙の輪廻転生みたいな小説「三体」を読んだ後なので、広さ、大きさの感覚がちょっとだけ、ちょっとだけ麻痺してしまうという弊害が無いといえばウソになる。そういう意味では「三体」はまったく困った話だ。
カバーイラストと本編初っ端に宇宙船の図が載っているので、これが飛ぶ物語だなと誰にでもすぐにわかるのだが、主人公グレースはどういうわけか記憶喪失で、自分がどこにいるのかわからない状態。読者はわかっているのにねぇ。逆にこのカバーイラストで宇宙船が出てこなかったら詐欺である。
そんなこんなで自分の星を救うために頑張るグレースとロッキーの、手に汗握る本格熱血さいえんすふぃくしょん。コメディチックな表現も満載で飽きずに読める長編。なんか映画化の話も進んでいるようなので、ぜひ見に行って、グレースとロッキーの姿をこの目で見たいと思う。
この小説の舞台は地球から遠く離れた広大な宇宙なのだけれど、無限大宇宙の輪廻転生みたいな小説「三体」を読んだ後なので、広さ、大きさの感覚がちょっとだけ、ちょっとだけ麻痺してしまうという弊害が無いといえばウソになる。そういう意味では「三体」はまったく困った話だ。
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