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ルーヴル美術館展

2013-08-07 22:22:40 | 美術[ら]
「ルーヴル美術館展 -地中海 四千年のものがたり-」@東京都美術館

 たびたび開催されるルーヴル展、今回は地中海に焦点を当てた展示物が273点、てんこもり。そのうちの半分くらいが、紀元前から、AD300年くらいまでの古代の品々なので、古代エジプト展にでも来たのかと勘違いしそうだ。

《アルテミス、通称「ギャビーのディアナ」》 : 狩りの女神、この展覧会のマスコット的な大理石の彫像。ルーヴル収蔵以来、初めて館外出品だそうで、優美な姿と美人顔が大人気!に違いない。

《受け皿を持つ女性の形の奉納用スプーン》 : 四角い受け皿に女性の裸体を繋げたスプーンだそうだが、その受け皿の端に女性の丸い頭がチョコンと乗っかっている。《吐く瞬間の泥酔女》 というタイトルを付けたくなるような珍妙な逸品である。

《ローマ皇帝ルキウス・ウェルスの妻ルキッラの巨大な頭部》 : 興福寺の仏頭に勝るとも劣らない大理石のデカ頭は、けっこうな迫力だ。体をくっつけたとしたら8mくらいにはなりそうな感じ。

《ひだのある服をまとった女性小像、通称「タナグラ人形》 : イタリア、リビア、エジプト、トルコの4品が並んで展示されていて、それぞれ個性的だが、どれも小さいが作りがきれい。ちょこっと部屋に飾るならこれが最適、という雰囲気。



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