詩:クリスマスの幻影 裸心全通(らしんとおる) 2014-12-25 00:12:32 | 詩 詩:クリスマスの幻影 夜の町並み を しんしん と 包みこむ おぼろ雪 クリスマス イルミネーション の 幻影 目をつむる まぶた の 上 温かく ・・ 寒く なって いく ・・ やがて たくさんの十字架の結晶たち へと この町の 隅々 まで 降り注いでいく けがれてしまった 大地 を 白く染めようとしている けがれてしまった 私たちも ・ 目をつむった 空間が 大きく 浮いて行く ・・ 教会の鐘の音 が 遠く 下のほうで 聞こえている うっすら うっすら と ・・ 裸心全通(らしんとおる) 人気ブログランキングへ↓