「マディソン群の橋」と入力し、
えーどーしてどこの図書館にもないの、
一世を風靡したのにーと憤慨した時もあった。
日本語はややこしい。
好き嫌いが分かれる小説であり、映画です。
私は好きですね。
とっときのシーンは、雨の日の再会。
信号でロバートの車が止まる。フランチェスカと夫の車は、その後ろにつく。
ロバートは車の物入れに手を伸ばし、
(ああ、最初の日、彼は同じことをして、彼の手が私の足に)
取り出したのは煙草ではなく、フランチェスカの十字架。
バックミラーに掛けたのが、はっきりわかった。
信号が青になってもロバートは発進しない。
私を待っている……フランチェスカはドアのロックに手をかける。ロックを外す。どうする、どうする。
素晴らしかった。
もし日本に舞台を移したら、どうだろう。
ただの農家の主婦、というはどうもうまくない。
女の方にも、世界を渡り歩いた男を魅了する何かがなくてはいけない。
万葉集を諳んじる、じゃ、やっぱりダメだよなあ。
クリント・イーストウッドじゃあまりにも老けすぎって気もしたが、
逆に、「若い男に溺れた」感じから遠ざかってイイのかも。
えーどーしてどこの図書館にもないの、
一世を風靡したのにーと憤慨した時もあった。
日本語はややこしい。
好き嫌いが分かれる小説であり、映画です。
私は好きですね。
とっときのシーンは、雨の日の再会。
信号でロバートの車が止まる。フランチェスカと夫の車は、その後ろにつく。
ロバートは車の物入れに手を伸ばし、
(ああ、最初の日、彼は同じことをして、彼の手が私の足に)
取り出したのは煙草ではなく、フランチェスカの十字架。
バックミラーに掛けたのが、はっきりわかった。
信号が青になってもロバートは発進しない。
私を待っている……フランチェスカはドアのロックに手をかける。ロックを外す。どうする、どうする。
素晴らしかった。
もし日本に舞台を移したら、どうだろう。
ただの農家の主婦、というはどうもうまくない。
女の方にも、世界を渡り歩いた男を魅了する何かがなくてはいけない。
万葉集を諳んじる、じゃ、やっぱりダメだよなあ。
クリント・イーストウッドじゃあまりにも老けすぎって気もしたが、
逆に、「若い男に溺れた」感じから遠ざかってイイのかも。