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昨日の
立花孝志党首が竹内元県議の自死について「逮捕されそうだとか言ったけども、別にそんなに命を絶つようなことではないと思ってるんですよ。」「自ら命を絶つような人が政治家しちゃいかんと思います」(怒)
で予告したように、まず、立花孝志氏からの発信を真に受けたんだかデマと分かって流布したんだかわかりませんが、2025年1月25日の報道特集でも最後に取り上げられた東国原英夫氏。
たけし軍団のそのまんま東が立花氏の話をそのまんまネットに流したというお笑いにならない話です。
以下見るように、立花氏の発信するデマを全く精査どころか調査もせずに垂れ流した東国原氏。
『追い詰められていた元兵庫県議の竹内英明さん 「でっち上げ」と発言した立花孝志氏は【報道特集】』 立花「僕はそういう疑惑があるということを言っているだけ。僕は別に興味がないから言ってないもん」(大嘘)
東国原氏は1月18日に竹内英明元兵庫県議が自死された報を受け、1月19日にXで
「死に至る直接の理由はご本人にしか分からないが、竹内議員は百条委員会で数々の疑惑が指摘されていた事も事実。
警察から事情聴取もされていたと聞く」
と投稿しました。
まあ、まさに立花孝志氏のⅩやYouTubeでの発信をそのまんま書いたわけです。
立花孝志党首が竹内元県議の自死について「逮捕されそうだとか言ったけども、別にそんなに命を絶つようなことではないと思ってるんですよ。」「自ら命を絶つような人が政治家しちゃいかんと思います」(怒)
全く別の話だが、東国原氏が蓮舫氏が2024年の東京都知事選で落選したとたんに
「僕は昔から友人なので厳しいこと言いますけど、今回の敗因は共産党さんを前に出し過ぎたとか、さまざまなこと言われますが」
「蓮ちゃん、やっぱり生理的に嫌いな人が多いと思います。本当に厳しいこと言いますけど。現場を見てそうでした」
と言い出したのだが、そもそも蓮舫氏と友人だったという話からして嘘だった(-_-;)。
この方は、私の友人ではありません。知ってはいますが。
— 蓮舫🗼RENHO🇯🇵 (@renho_sha) July 8, 2024
スーパージョッキーでたけしさんの側にいた方で。知事になられた時挨拶に行ったことはありますが、ご飯も行ったことがなく、もちろん連絡先も知りません。
ってか。
友人ならなに言わせてもいいのかしら。 https://t.co/8EiW2r8KEL
もちろん、立花氏のこのデマは兵庫県警本部長から完全否定されました。
そこで、立花氏はもちろん東国原氏のデマ発信が報道特集のインタビューで問題にされたのですが、東国原氏はこの書き込みについてアナウンサーから
「竹内元県議が『事情を知りたいと警察から言われている』という話はどこで知った?」
と聞かれ、堂々と
「ネットです」
と認めました(-_-;)。
この人、テレビにも何本も出てコメンテーターしているのに、ネット情報、それもよりによって札付きの立花孝志N党党首の発信を真に受けましたと真正面から認めたんですから、視聴者全員、「ダメだこりゃ」と呆れたに違いありません。
そこだけ正直なんかい!そして、なんだこのポーズ。
さらに、東国原氏は
「信憑性にかけるとか、真偽不明というならそうかもしれないが、そういう状況証拠を全体として、自分なりに判断して、『どうも事情聴取を受けたということは事実らしいよ』と聞いたので、ネットに書き込みました」
と言い切ったのですから恐れ入りますよ。
状況証拠とは、例えば竹内氏が取り調べを受けていたという事実を証明する場合に、兵庫県警に入っていく竹内氏の写真であるとか、竹内氏がそのことを認めている録音などの事実を直接証明する証拠ではなく、背景や関係などから事実を推定して裏付けできる根拠となる証拠のことを言います。
でも、東国原氏が状況「証拠」と言っている材料って、要は立花孝志氏が竹内氏は連日取り調べを受けていたとか明日逮捕される予定だったとか主張していたⅩやYouTubeだけ。
つまり、「証拠」と称するものは実は立花氏の出まかせ話だけだったわけです。
そもそも立花氏の言ってることだからむしろ眉唾だ、と考える判断能力さえない、元宮崎県知事で維新の国会議員だった東国原氏。
【#立花孝志を逮捕しろ】斎藤元彦兵庫県知事を百条委員会で追及していた竹内英明元県議が自死。立花孝志氏が「逮捕が怖くて命絶った」とまたデマ投稿も兵庫県警が完全否定。県警の逆鱗に触れた立花孝志はもう詰んだ
ところが、さらにインタビュアーから
「事実でなかったことを投稿した?」
と追及されると東国原氏は
「ですかね…。そういうことになるんですかね。ただ、事実ではないというのは…あの~、疑惑があるというのは、僕の解釈ですよ。
疑惑があるというのは事実」
「疑惑があったことが事実なら『疑惑がありましたよね』と書きます。疑惑が本当かどうかまでは追及できません」
と言い出したんですよ!
ようこんな人間の言うことをそのまま流布できたもんだ。
東京地裁が断罪!立花孝志氏らが「犯罪行為や不法行為を繰り返し、法律を遵守しない意思を明確に表明して、テロや民族虐殺をする可能性すら口にし、不法行為や迷惑行為を一般市民にサービスとして提供したり促した」
東国原氏は竹内氏に疑惑があったって言うけど、立花氏が事実無根のことを証拠なしに疑ってたというだけでしょうが。
それを立花氏が疑惑を持っていたことは事実だから、疑惑がありましたよねと言ってもいいというのが東国原氏の言い分なわけです。
でも、その疑惑に根拠があるかどうかが問題なんでしょうが!根拠がなかったらただのフェイクでありデマ!!
そもそも、何かを疑うことなんて何の根拠もなしにいくらでもできますよね。
それでも疑惑があるのは事実だから疑惑があると言っていい、でも疑惑の中身が本当かどうかは自分には証明できないだなんて、こんないい加減なことを言いだす人物をテレビに出させておいたらダメですよ。
そんならあなたのことを私が疑って「本当は火星人じゃないか、その頭見ても!」と言い出したら、「私が火星人であるという疑惑があるのは事実」って言うのかよ?
って、あ、いけない!これはルッキズムだった?(笑)。
【#立花孝志の逮捕まだですか】N党の立花孝志氏が自死された兵庫県元県民局長のPCの中身を公開しているとしたら、執行猶予中の彼には、刑法の死者の名誉毀損罪や地方公務員法の守秘義務違反の共同正犯が成立する
そのまんま東がやったことって、結局これ。
さて、立花孝志氏の言うことそのまんまという話で絶対言っておかないといけないのが、今や政治系YouTuberとして日本最大の550万人近い登録者数を誇る、これまたお笑い「オリエンタルラジオ」の片割れであっちゃんこと中田敦彦氏。
この報道特集では、竹内県議に対する批判的な発信について、東京大学工学系研究科の鳥海不二夫教授が
「今回の場合は、それほど多くのアカウントから発信されたというわけではなかった。
拡散された全ポスト数に対して、50%ぐらいは13個のアカウントから発信。
2番目に拡散が多かったアカウントは立花氏のアカウントだった」
と分析結果を発表されているのですが、あの立花氏よりまだ多く拡散されたアカウントというのは、これは中田敦彦氏のYouTubeに決まっているんです。
なにせ、立花氏自身の公式YouTubeチャンネルって80万人も登録者数があるわけで、それ以上の拡散ができたとしたら中田氏しかいません。
こういう根拠のある疑惑が本当の疑惑です(笑)。
立花孝志氏のNHK党が名誉毀損訴訟で敗訴。「反社会的カルト集団『NHKから国民を守る党』」「サリンをまかないオウムみたいなもん」という表現は「重要な部分について真実であると認められる」(東京地裁)。
さて、政治的に中立な風を装っている中田氏の発信がどうして鳥海教授から「竹内県議に批判的な発信」として数えられたかというと、それは中田氏が兵庫県知事選の間、立花氏によると何々とか立花氏はこう言っていますなどと、立花孝志氏のデマ発信をこれまたそのまんま自分のYouTube番組でだだ漏れに垂れ流したからなんです。
もし、東国原氏が「疑惑があったのは事実」というのが許されるならば、中田氏は「立花氏がそう言っていたのは事実」というのも許容範囲内ということになります。
しかし、二人とも自分の発信のもとになっている立花氏の話がデマでフェイクで大嘘だということについては責任を取らないわけです。
自分自身は嘘を言っていないし、疑惑の中身は確かめようがないからだというのですが、そうじゃなくて自分で真実か嘘か見極めようがないことを発信することがダメなんですよ。
斎藤知事を追及する側の主張は全く動画にしない中田氏。
上脇博之教授と郷原信郎弁護士が、斎藤元彦兵庫県知事・折田楓社長に対する告発状提出!兵庫県知事選での公職選挙法違反(買収)の疑い。いずれ立花孝志氏の元県民局長PC公開も地方公務員法違反等で告発される
中田氏は前編後編の2回にわたって、立花氏の主張をまるまる伝え
「この動画において“絶対こっちが正しい”とか、“絶対にこっちを応援してほしい”ということは一切言いません」
とエクスキューズしつつも、立花氏を
「選挙を熟知した上で、その裏をかくようなやり方をやって、自分の思いを国民に届けたいという方」
「内部告発という仕組みを悪い方向に利用して、政治的に邪魔な存在を追いやろうとしているだけなんじゃないか、という裏を主張したいということで立花さんは動いているわけです」
と持ち上げてから立花氏の主張を丸写しで熱弁しまくるわけですから、そりゃ中田敦ちゃんを信じて登録している500万人以上の人は立花氏の主張は本当なんだろうと思うわけですよ。
別の意味で凄いことを言ったりやったりしている立花孝志氏。
「女は30歳で子宮を取れ」という百田尚樹氏の日本保守党と「アホみたいに子どもを産む民族はとりあえず虐殺しよう」という立花孝志氏のNHK党は実にお似合いのコンビだ。参政党と共に日本掃きだめ党を結成せよ
そして、中田氏も
「これは立花さん側の批判的なストーリーですからね」
と前置きはします。
しかしそのうえで中田氏が伝えるのは、立花氏が入手したという選挙期間中に非公開で開催された県議会の調査特別委員会(百条委員会)の音声について、元局長の公用パソコンには斎藤氏の告発文だけでなく、斎藤政権を転覆させようとする計画、さらには元局長のプライベートな情報も保存されていた、という立花氏のでっち上げ。
それを中田氏はそのまま事実であるかのように解説したんです。
斎藤知事を応援する側で立花氏に逆張りしたほうが再生回数が増えると計算しただけ。
兵庫県の斎藤元彦県知事が自分に対する公益通報をした「犯人」探しをして元県民局長を停職処分にしたくせに、立花孝志N党代表への情報漏洩には第三者委員会を設置して慎重に対処という態度は、不適切にもほどがある
さて、そんな中田氏をTBSは2024年年末の「報道の日」にキャスターとして起用しました。
まさにオールドメディアがネットメディアに屈したわけですが、その番組の中では当然のことながら、中田氏が以上のように立花氏のデマを無批判に垂れ流していたことについては一切触れませんでした。
それは冒頭で取り上げた同じTBSの報道特集でも同じだったんです。
東国原氏といい、中田氏といい、百歩譲って自分のYouTubeチャンネルで独自の意見を言う自由はあるとしても、こういう情報リテラシーが実は低い人間たちを公共の電波を使ったテレビ番組には出したらダメなんです。
参考記事
村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより
立花孝志の悪について報じたTBS #報道特集 には良い点もあったけど、ダメなところもあった@tbs_houtoku
#立花孝志を逮捕しろ そして、玉木雄一郎も立花孝志と同じ穴のムジナ。(メモ)
kojitakenの日記さんより
TBS「報道の日」(12/29)の中田敦彦MC起用に非難轟々
編集後記
一番最近に自分のYouTube番組で対談している政治家がこの二人だもん。
これだけでもう偏っているのは明らかでしょう。
#中田敦彦を2度とテレビに出すな
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東国原英夫「疑惑があったのは事実 本当かどうかまでは追及できない」死去の兵庫県議「事情聴取」発信で持論→放送後に謝罪
元宮崎県知事でタレントの東国原英夫が25日、TBS「報道特集」に出演。死去した元兵庫県議に関して、誤った内容の情報をXに書き込んだことについて「疑惑があったのは事実」と話した。番組放送後に、YouTubeチャンネルで謝罪動画を配信した。
東国原は18日に竹内氏が死去したことを受け、Xに19日、「死に至る直接の理由はご本人にしか分からないが、竹内議員は百条委員会で数々の疑惑が指摘されていた事も事実。警察から事情聴取もされていたと聞く」と記した(現在は削除)
番組ではVTRで取材される様子が放送された。東国原はこの書き込みについて、「竹内元県議が『事情を知りたいと警察から言われている』という話はどこで知った?」と聞かれ「ネットです」と認めた。
さらに「信憑性にかけるとか、真偽不明というならそうかもしれないが、そういう状況証拠を全体として、自分なりに判断して、(県関係者の知人から)『どうも事情聴取を受けたということは事実らしいよ』と聞いたので、ネットに書き込みました」と持論を展開した。
「事実でなかったことを投稿した?」と追及されても「ですかね…。そういうことになるんですかね。ただ、事実ではないというのは…あの~、疑惑があるというのは、僕の解釈ですよ。疑惑があるというのは事実」「疑惑があったことが事実なら『疑惑がありましたよね』と書きます。疑惑が本当かどうかまでは追及できません」と言った。
その後、アップしたYouTubeでは「今回この謝罪の動画を諸事情によってアップすることが遅くなったことを、まずもってお詫びを申し上げたいと思います」と釈明。「今回お亡くなりになられた元兵庫県議会議員の竹内様に関して真偽不明の情報を十分なファクトチェックもせずに拙速に発信してしまったことを深く反省しております」と陳謝した。
またこの日午前には、カンテレ「ドっとコネクト」に生出演。同様の謝罪をしている。
東国原英夫氏、元兵庫県議めぐる「事実と異なる」投稿を生謝罪「拙速、安直、幼稚、稚拙だった」
スーツ姿で、神妙な面持ちの東国原氏は「ほんとに今回、私の真偽不明の情報を、十分なファクトチェックもせず、裏取りもせずに、拙速に発信してしまったことを深く反省しております」と謝罪。
続けて「今回お亡くなりになった元議員の方、そしてまた遺族の方々、関係各位の方々に、大変なご迷惑、ご心労とおかけしていることを、この場をもって深くおわびを申し上げたいと思います。どうも申し訳ありませんでした」と言い、頭を下げた。
東国原氏は、19日に元県議について「警察から事情聴取もされていたと聞く」などと投稿し、その後削除して、おわびの文言を投稿。23日には、コメンテーターとしてレギュラー出演するTBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」への出演を見合わせていた。
この日は、「ゴゴスマ」と同じ、CBCテレビ出身のフリーアナウンサーの石井亮次(47)が進行する番組で、2部制の1部冒頭のみ出演。東国原氏の謝罪の後、兵庫県警が元県議をめぐる情報について完全否定したことを伝え、政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首の元県議をめぐる発言、投稿の訂正、謝罪も報じた。
立花氏の一連の行動を報じた後、ゲスト出演していた松嶋尚美が意見を求められ「警察の方が、間違いで、全然そんなことなかったよって、ちゃんと言ってくれたから、これうそだったって分かって」と言及。ただし「本人も間違いでした、ごめんなさい。で、謝って謝罪して、はい、もう僕の罪終わりみたいな世の中が怖い。それでオッケーとしてるのが。だってすごい名誉毀損(きそん)やと思うよ」との思いも吐露。
投票率が55.65%に達した先の兵庫県知事選。県議会による不信任決議で失職した前知事の斎藤元彦氏(47)が返り咲いたが、選挙をきっかけに注目を集めた意外な人物が。それは、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦(42)だ。
最近ではオンラインサロンを運営し、登録者数530万人を超えるYouTubeチャンネルで政治・ビジネス・国際社会など様々なジャンルを解説している。兵庫県知事選でも投開票を目前とした11月15日、16日に、「兵庫県知事選挙という究極のミステリー」と題する動画を前編・後編にわけて公開。
知事選のきっかけとなった斎藤氏の内部告発文書問題や候補者について解説するなかで、“裏の主人公”としてクローズアップしたのは「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(57)だった。立花氏は自らの当選を目的とせず今回の知事選に出馬し、街頭演説などでは斎藤氏を“援護射撃”していた。
中田は前編で立花氏について、「選挙を熟知した上で、その裏をかくようなやり方をやって、自分の思いを国民に届けたいという方」と表現。「内部告発という仕組みを悪い方向に利用して、政治的に邪魔な存在を追いやろうとしているだけなんじゃないか、という裏を主張したいということで立花さんは動いているわけです」と説明しつつ、「この動画において“絶対こっちが正しい”とか、“絶対にこっちを応援してほしい”ということは一切言いません」と自らのスタンスを主張していた。
また後編では、「立花さんの主張をネット民が支持しているんです。そう、今回の選挙はネットvsテレビの新時代に選挙戦とも言われているんです」とも熱弁。中田は斎藤氏の「天下り慣例の廃止」「県庁舎建替え費用の見直し」といった“実績”を紹介しつつ、5期20年にも及んだ前知事の井戸県政の弊害についても解説。「これは立花さん側の批判的なストーリーですからね」と強調した上で、斎藤氏について“もしかしたら本当にパワハラ疑惑などがあったのかもしれない”、“もしかすると利権にメスを入れてしまったからかもしれない”と2つの可能性を提示していた。
そんな中田は、立て続けに立花氏の主張を紹介。斎藤氏のパワハラ疑惑などを告発した元西播磨県民局長は県の公益通報窓口に通報していたが、立花氏は“公益通報に該当しない”との立場をとっていた。
中田は立花氏について、「(元局長の)公用パソコンの中に、今までの利権と違うことをやろうとしている斎藤県政を転覆させるという目的があったからなんだと。『そういう政治的な意図で出しているだけなので、公益通報ではありません』と指摘された」と解説。その上で、元局長が急逝したことを“最大のミステリー”と形容した。
さらに中田は立花氏が入手した、選挙期間中に非公開で開催された県議会の調査特別委員会(百条委員会)の音声についても取り上げた。元局長の公用パソコンには斎藤氏の告発文だけでなく、斎藤政権を転覆させようとする計画、さらには元局長のプライベートな情報も保存されていたという。
中田は「音声を録音していた職員がいて、それを立花さんに渡してきたっていうんですよ」と語り、立花氏が音声を選挙期間中にYouTubeチャンネルで公開したことを伝えた。音声の内容は、片山安孝前副知事が元局長のパソコンに保存されていた情報を証言したもので、プライベートな情報に触れた際に奥谷謙一委員長が制止したという。
動画では身振り手振りを加えて熱心に解説していた中田だが、終盤では改めてこう強調していた。
「その音声が本物であるかどうか、(中略)ご自身で聞いてですね、“これは奥谷さんと片山さんなんだ”と思えば、そういう行動をすればいいし。そうじゃないと思ったら、“こんなものを流布する立花さん、けしからん”ということで、違う方に投票すれば良いと思うんですね。ですが私は事実として、いま何が起きているかということを整理しておしゃべりしました」
なお奥谷氏は18日の会見で、選挙期間中に非公開で行われた百条委員会は11月22日を目途にYouTubeで映像を公開すると説明。非公開となったのは、知事選への影響を考慮してのことだという。
また片山氏とのやりとりが流出した件ついても謝罪し、「プライバシーに関連すると思われる内容の発言があったので、『それは答えて頂かなくて結構です』と私の方で遮りました」とコメント。その上で、「私が私的な情報を知っていて、それを隠蔽しているということは明らかなデマだということを申し上げたいと思います」と主張していた。
選挙戦をめぐる背景や経緯を簡潔に説明した中田に、動画のコメント欄では支持する声が続々。
《中立性とはこういう解説》
《兵庫県民です。大手メディアが取り上げてくれなかった情報を的確に伝えてくれてありがとうございました。とても励みになりました》
《これだけ分かりやすく公平な説明をされるのにどれだけ時間をかけて下さったことか。ありがとうございます》
だがいっぽうで、動画では立花氏の主張を紹介する時間が大部分を占めていたのも事実。中立のスタンスを強調していた中田だが、“立花氏に便乗している”と懐疑的に見る人もいたようだ。コメント欄やXでは、こんな声も上がっている。
《あっちゃん、いつもはその鋭い切り口尊敬してるけど、今回はもう一回振り返った方がいいのでは? これ結局立花氏の説の受け売りですやん》
《普段あっちゃんの動画は楽しく見させて頂いているのですが、この動画は中立と言いつつ明らかに片方に肩入れしているように見えました》
《今回の兵庫県知事選絡みで一番信じられなかったのは、中田敦彦の動画。中立ぶってその実 ガッツリ斎藤寄りの語りをしたというアレ。今までは無難な割と納得感のある動画を上げてたと思うので、その落差が凄くて絶句してしまった。中田敦彦に何かあったのか…?》
兵庫県知事選動画で物議のオリラジ中田敦彦を「報道の日」MCに担ぎ出すTBSの賭け
2024/12/29(日) 9:06配信
日刊ゲンダイDIGITAL
29日、TBS系で6時間半にわたり、生放送される特別番組「報道の日2024」のMCをオリエンタルラジオの中田敦彦(42)が務める。
【写真】魅惑のEカップ・田中みな実がまんまる“美バスト”をまたまた披露!
中田にとって報道番組MCは初挑戦。TBSによると地上波出演は1年ぶり、同局系の番組出演は2年ぶりとなる。中田は、チャンネル登録者数542万人を誇る「中田敦彦のYouTube大学」で、幅広いジャンルを解説。東京都の小池百合子知事(72)や、石破茂首相(67)、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(42)らと対談し、政治問題にも鋭く切り込んできた。
今回の起用に対し、中田は「難しいことをわかりやすく、そしてできる限りおもしろくお伝えしたいと思います」とコメントで意気込みを見せたが、中田といえば、戦前の日中関係史について解説した動画に対し、神戸大学大学院の木村幹教授が「これはこれまで見たどの答案よりもすごいかも」と呆れる投稿をしたことが話題となったこともある。
情報源が曖昧かつ、持論を展開する中田の解説にはあらが目立つ印象もあることはこれまでも指摘されてきた。がそんな中、兵庫県知事選投開票前の11月15日と16日に、中田がアップした前後編の同知事選についての解説動画を問題視する向きが強まっている。
「中田さんは斎藤元彦氏のパワハラ疑惑も含め、兵庫県知事選において誰が嘘をついているのか、というミステリーとして動画で解説を展開。『みなさんであくまで判断して』と一見、中立の立場をとっているように見えるものの、斎藤知事のパワハラ疑惑について『内部調査の結果パワハラではなく、斎藤知事への誹謗中傷という結果に至った』と紹介しました。外部の第三者委員会からの調査結果が出てから解説をしなければ公平、中立ではないと指摘する声も上がっていました」(報道番組制作関係者)
■立花孝志氏寄りの“解説”を展開
さらに、中田の解説の危うさはこれだけではない。現在、県議会の百条委員会の委員長を務める奥谷謙一県議への名誉毀損容疑で任意聴取を受けたと明らかになっている「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(57)の主張を軸に、動画を解説しているという点だ。
「中田さんは解説動画内で、立花氏の主張をあくまで『説』としつつも、熱心に取り上げ、立花氏を『選挙を熟知した上で裏をかくようなやり方をやってる』と評価するかのような表現を用いていました。さらに、斎藤知事の告発文に対しても『斎藤知事の告発文を作った目的が斎藤知事の県政をクーデターを起こそう、転覆してやろう、斎藤知事を陥れてやろうっていうふうなのがはっきり書いてあったらしいんですよ』と“らしい”“ふう”と濁してはいるものの、立花氏や斎藤知事寄りの発言に感じられると受け取った動画視聴者も多かったようです。動画のコメント欄では《中立を装いながら、立花孝志氏の主張に沿った発言は今後検証されるべきだと思います》と、中田氏の責任を問う声が散見されています」(同)
オールドメディアに対抗し得る、ニューメディアの代表として中田が担ぎ出された印象を受ける、今回の「報道の日2024」での起用。「今だから話せる“禁断ニュース”」にスポットライトを当てるそうだが、視聴者からは放送前から《TBSに抗議した》という拒否反応を示す声もネットでは上がっている。中田の報道番組起用は、TBSにとって吉と出るか、凶と出るか。
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すごい表情ですね。この写真に目が行ったことで、この1つ前に、大昔の記事に書いたことを思い出せたところもあると思います。
後々何書いてるか分からなくならないように、
https://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/e2ba4ed528ab350c2961c8a6888ad02f
↑このコメント欄です。
まさに、トランプ気取り?