石丸伸二氏は軽い脳梗塞だという診断書を出した市議の居眠りに「恥を知れ、恥を!」と吊し上げて本人は病死、妻は自死したのに「どう始末してやろうと思った」とまだ言っている、政治家にしてはいけない危険人物だ。

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2024年の東京都知事選で2位に食い込み一躍時の人になった石丸伸二氏が、2025年3月14日に記者会見をまた開き、6月の東京都議選に向けて立候補者を公募し、応募した1128人の中から118人が3次選考に臨むことを発表しました。
さらに、石丸氏は7月の参院選について、
「この中で参院選に出てみたいという方があれば、その方々と実現しうるのかどうか。
立候補できるかどうかを議論していきたい」
としました。
石丸氏は橋下氏と同じで一国会議員から首相を目指すようなまどろっこしいことは苦手ですから、都議選はもちろん参議院選挙にも立候補しないことを明言していて、2028年の次の都知事選が狙いであることは明らか。
しかし、石丸氏については2024年の都知事選での公職選挙法違反であの上脇博之教授らから告発されていて、その公民権さえ風前の灯ですから、そんなことやってる場合かという話です。
【#石丸伸二に騙されるな】石丸伸二氏が東京都議選に向けて立ち上げた新党「再生の道」が政策なし。綱領は「多選の制限のみ」。サイコパス政治家石丸伸二、日本の有権者を舐めんなよ!【#石丸伸二ふざけんな】
この疑惑をおさらいしますと、石丸氏の2024年の都知事選について、石丸氏のYouTubeチャンネルでライブ配信された決起集会の映像の撮影と配信を担当した業者に対し、陣営が97万7350円を「ライブ配信機材キャンセル料」の名目で支払っていたことが、公職選挙法の「買収罪」に該当するのではないかという疑惑です。
公職選挙法では原則として運動員はボランティアでないといけないのに、石丸陣営は人件費込みで97万7350円の見積もりを出していた業者に、全く同じ費用をキャンセル料名目に替えて支払ったわけですから、これは誰が見ても公職選挙法の「買収」です。
同じサイコパス政治家である斎藤元彦兵庫県知事と同じ疑惑ですね。
そもそも買収罪はお金が実際に支払われなくても契約だけで成立するので、キャンセルしても契約だけで既遂なのですが、そのあとご丁寧にキャンセル料名目で人件費を含めた見積額と全く同じ額を払っているのですから、これは捜査当局さえ動けば立件は確実です。
石丸伸二氏が自分が開いた記者会見で公職選挙法違反の買収を自白。ビデオ撮影の人件費をキャンセル料名目で支払ったという文春砲の買収容疑を認める。このサイコパス政治家の公民権停止=政治家生命終了は確実だ。
実は石丸氏の陣営の選挙対策本部の事務局長を担当し、石丸氏を都知事選で2位に押し上げて名をはせた選挙プランナーの藤川晋之助氏が週刊文春の取材に対して
「はっきりと人件費という見積書があったわけだから、この行為そのものは、たとえ石丸が知らなくても、選挙違反行為をやったことは、認定せざるを得ない」
と明確に述べています(藤川氏は先日亡くなられました)。
ところで、斎藤知事のパワハラ・おねだり疑惑に関連して、総務課長、県民局長、そして竹内英明県議の3人が自死されているのは有名ですが、石丸氏に関しても死者が出ています。
石丸氏が広島県安芸高田市の市長だった2020年9月、議場で居眠りしていたとして市議の武岡隆文氏についてⅩで吊るし上げました。
これに対して武岡氏は居眠りの原因について「睡眠時無呼吸症候群で軽い脳梗塞になっていたため」だと弁明し、軽い脳梗塞も患っていたという診断書のコピーを石丸氏に提出したのですが、石丸氏は変わらず武岡氏を非難し続け、2022年6月には
と非難してさらし者にしました。
このため武岡氏は激しい誹謗中傷にさらされ、自宅に嫌がらせ電話が相次いだり、注文していない品々が着払いで届いたりするようになり、その年末に救急車で運ばれた後、入退院を繰り返し、2024年1月30日に68歳で亡くなったのです。
さらに、その一年後の2025年1月には武岡氏の妻も亡くなっています。
その前日に彼女は息子さんに
「たすけて」
という4文字だけのメッセージを送って自死されたそうです。
ところが、石丸氏が武岡市議を追い込んだ「恥を知れ、恥を!」という市議会での発言についてどう語っているかというと、武岡市議の妻が亡くなられて1か月余りしか経っていない3月2日のYouTubeチャンネルで
「今までの性格をベースにしながら演出したっていうのが正確ですね」
「だって普通に考えて、目の前で寝てる奴って腹立つじゃないですか。そこは素直な感想としてね」
「これを許してはいけないなと思って。どうやろう。どう始末してやろうと思った時に、上手く使った方がいいなと。単に1人を起こすとか、議会に対して居眠りが多いので気をつけてくださいって注意することはできるんです。穏便に済ます、それじゃあもったいない。これをうまくエネルギーとして蓄積して、世の中に発信していくべきだと思ったんです」
「安芸高田市だけの問題じゃないと思った。全国に山ほどいますから居眠りしてる議員。よく動画とかで(議員の居眠りが)出てるじゃないですか。ああいうのまとめてシバきたいなと思ったんですよ。なので、シバけるような出し方をしましたね」
と語ったんです。
心底恐ろしい。
ところで先月私はトランプ大統領に関する記事の冒頭で「ダークテトラッド」について、心理学では
『「ダークトライアド」とは人間の「闇の性格特性」のことで
1 マキャヴェリズム(権謀術数主義)他者を操作し、冷徹で搾取的な行動を取る傾向
2 ナルシシズム(自己愛症)自己愛が強く、賞賛を求める一方で共感性に欠ける
3 サイコパシー(精神病質)冷酷さや反社会的行動、衝動性が特徴
という3つの負の性格特性を総称した言葉であり、一部の研究者はこれに
4 サディズム(加虐性欲)他者の苦痛に快楽を感じる傾向
を加えた4つの性格特性を「ダークテトラッド」と呼んでいるのだそうです。』
という話を書きました。
トランプ大統領がガザやウクライナを扱うやり方は、猫が虫や小動物をいたぶる姿に似ている気がする。
トランプ大統領が「ウクライナはいつかロシアになるかも」と言い出す(呆)。これは「たかが領土」だから諦めろ、と侵略されているウクライナの主権者であるウクライナ市民に強制してきた親露派陰謀論者と同じ考えだ
日本のサイコパス政治家の中で、私はあの記事で
「例えば橋下氏や石丸氏や立花氏には2と3と4、玉木氏には1と2と4を強く感じます。」
と書いたのですが、それらサイコパス政治家の中でも4のサディズムが最も激しいのが石丸伸二氏だと思います。
もちろん石丸氏の公職選挙法違反や、そもそも政策がないのに政党をつくるというのは言語道断なのですが、このサディズム(とナルシシズム)の異常性一点だけでも、石丸伸二氏こそ政治家に一番してはならない人物だと私は思います。
サディズムでもナルシシズムでも橋下徹氏に匹敵する政治家が出てくるとは思わなかった。
【#石丸伸二の化けの皮】東京都知事選の告示前に、石丸伸二氏が日本維新の会の幹部に選挙応援の相談をしていたことが判明。裁判多数敗訴・パワハラ体質。「石丸伸二はミニ橋下徹」だ【#石丸伸二は隠れ維新の会】
参考記事
村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより
「自分党」という種類の「政治家」(宮本徹さんの指摘) #石丸伸二に騙されるな
政治に怒りたいのだけど、事態の改善のための的確な怒り方がわからない方のために
kojitakenの日記さんより
石丸新党。TBSは石丸伸二と玉木雄一郎と吉村洋文を一括りにしていたが、石丸と玉木とはバッティングするのでは?
石丸伸二と小池百合子はともに極悪な大衆煽動者。誰だ、小池を「議会を守る守護神」だなどと抜かした奴は!(怒)
編集後記
私もこのブログで内外の政治家のいろんな暴言を取り上げてきましたから、大概のことでは驚かなくなっているつもりなのですが、石丸伸二氏が堂々と故武岡市議の居眠りについて
「どうやろう。どう始末してやろうと思った時に、上手く使った方がいいなと。」
と発言しているのを見たときには、目を疑いましたね。
うちの国はもうこういうことを堂々と言っても良い状態にまでなっているんだと。
現に特に問題にもなっていませんよね。
石丸伸二という人間も恐ろしいですが、我々日本に暮らす市民がここまで不感症になっていること、それが何より怖いと思います。
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石丸氏の陣営は、去年の都知事選の投開票2日前に行った「決起集会」のライブ配信について、配信を担当した民間業者に97万円あまりを「キャンセル料」として支払っていて、これが公職選挙法で禁止されている「買収」にあたる可能性を指摘されています。
これを受けて、神戸学院大学の上脇博之教授はきょう、石丸氏やライブ配信を担当した会社の代表ら5人に公職選挙法違反の疑いがあるとして、東京地検に告発状を送ったと明らかにしました。
この問題をめぐっては別の市民団体も刑事告発していて、石丸氏は今月21日に会見を開き、業者に支払った97万円あまりについて、“人件費を支払った認識はなかった”との考えを示しています。
その疑惑を巡り、選挙対策本部の「事務局長」を務めた選挙プランナーの藤川晋之助氏(71)が14日、「週刊文春」の取材に対し、陣営の選挙違反を認めた。公選法違反について「認定せざるを得ない」と述べた。
石丸氏は「不備があった」と釈明
「週刊文春」はこれまで、石丸氏陣営が選挙戦最終盤の昨年7月5日に開いた決起集会で、ライブ配信業者に「機材キャンセル料」名目で百万円近くを支出しながら、実際には同じ業者に配信を担わせたとみられる「買収疑惑」を報じてきた。石丸氏も今月6日の会見で「不備があった」と釈明した。
藤川氏と言えば小沢一郎衆院議員の弟子筋で、メディアで“選挙の神様”と呼ばれるベテランの参謀だ。石丸氏の都知事選では選対責任者を務めた。そこで今回、疑惑への認識を問うと、「週刊文春」が報じてきた見積書の変遷などを念頭に、次のように発言した。
“選挙の神様”藤川氏「選挙違反行為をやったことは、認定せざるを得ない」
「はっきりと人件費という見積書があったわけだから、この行為そのものは、たとえ石丸が知らなくても、選挙違反行為をやったことは、認定せざるを得ない」
そして、こう言葉を継いだ。
「そうすると、その責任はどこまで及ぶのか」
当時の石丸氏陣営について「俺は事務局長だから、全体を理解していたのは俺」と自任する藤川氏。責任者自らが違法性を認識していることが明らかになり、波紋を呼びそうだ。
一方で、こうも語る。
「何で俺のせいになってるのかな」
藤川氏から語られた本音と真相とは――。
2月19日(水)正午配信の「週刊文春 電子版」および2月20日(木)発売の「週刊文春」では、藤川氏の独占告白を掲載。陣営内部の対立、石丸氏への怒り、藤川氏が石丸氏側近に問う“新疑惑”などを報じている。
地域政党「再生の道」の代表の石丸伸二氏(42)が14日、都内で会見を開き、参院選に関与することを表明した。
石丸氏は「再生の道として今年の夏の参院選に関与しようと考えています」と述べ、自身の出馬については「私は出ません」と述べた。
石丸氏は今年6月の東京都議選に向けて立候補者を公募。42の選挙区すべてで候補者の擁立を目指しており、1128人の応募の中から118人が3次選考に臨む。対象となるのは、この118人で「この中で参院選に出てみたいという方があれば、その方々と実現しうるのかどうか。立候補できるかどうかを議論していきたい」とした。
議席の目標については「特段ないです」と回答。
また3次選考に残った118人について「私が自信を持って母集団から選んだ人たちなので、この中から意思がある方。能力はもう私があると認めています」と自信を見せた。
「自殺前日に“たすけて”という4文字だけのメッセージが」 石丸伸二氏に“恥を知れ”と批判された市議の妻が自死していた… 息子が明かす
1月、地域政党「再生の道」を旗揚げした石丸伸二氏(42)。政策を掲げぬ特異な方針を示しつつ、参院選を視野に入れると大見得を切る。一方、彼に舌鋒鋭く批判され憔悴(しょうすい)した市議は死去し、今年、その妻が自死を遂げていた。一体、何があったのか――。
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【写真を見る】「政治を甘く見ている」と石丸氏を痛烈批判 「選挙の神様」と呼ばれた選挙プランナーの藤川晋之助さん
石丸氏を一躍有名たらしめた発言の一つに「恥を知れ! 恥を」というものがある。
「これは、彼が広島県安芸高田市の市長だった2022年6月、市議の武岡隆文氏(66)=当時=が議場で居眠りしていた件を念頭に、議会で発したセリフです。市議会を旧態依然たる抵抗勢力と見なしていた彼は、テレビドラマのヒーローよろしく、たびたびこうした過激な言葉で市議らに批判を浴びせていた。結果、ネットで耳目を集めることに成功。昨夏の東京都知事選に打って出るに至ったのです」(全国紙記者)
最初に石丸氏は武岡氏の居眠りについて指摘したのは20年9月、自身のSNSでだった。その後、武岡氏は居眠りの原因について“睡眠時無呼吸症候群で軽い脳梗塞になっていたため”と弁明し、診断書のコピーを石丸氏に提出したが、石丸氏は変わらず武岡氏を非難し続けた。そして、上述の“恥を知れ”発言を機に武岡氏は激しい誹謗中傷にさらされ、自宅に嫌がらせ電話が相次いだり、注文していない品々が着払いで届いたりするようになったのだ。
「何が原因でそのようなことをしたのか……」
生前の武岡氏を知る安芸高田市議によると、武岡氏は日に日に顔色が悪くなっていたという。
「精神的に追い詰められ、酒を飲むとすぐに吐くようになりました。だんだんと食事ももどすようになり、23年の秋くらいには“食道が狭くなって飲み込むことが難しい”と言っていた。その年末に救急車で運ばれた後、入退院を繰り返し、年が明けて1月30日、68歳で亡くなったのです」
そして今年、武岡氏の後を追うように妻が自ら命を絶った、という情報が。安芸高田市の武岡夫妻の住まいを訪ねたところ、
「ええ。何が原因でそのようなことをしたのかは、分かりませんが……」
と、実家に帰っていたご子息が実母の死について語ってくれた。
「父の葬儀を執り行った頃から、母は躁状態に」
「警察の方いわく、亡くなったのは1月26日の夜だろうと。翌日、母が仕事に来ず心配した職場の方が自宅に出向いたことで発覚し、警察から私に連絡がありました」(武岡夫妻のご子息)
生前の夫にふりかかった事態とその末の死は、妻にある種の恐怖を感じさせたようだ。
「父の死後、母は警備会社のアルソックと契約を結びました。昨年5月23日、都知事選の前のことです。当時、父をやり玉に挙げる動画をまた上げられたりしていました。一人暮らしになった母の元にも、以前と変わらず誹謗中傷の手紙などが届いていたのでしょう。不審者が来たりすることもあったのかもしれません。そのことで日々、不安に苛まれていたのだと思います。遠く離れて暮らしている私の自宅にも、じつはいまだに父を非難する手紙や脅迫文が届くありさまですから」(同)
そして、こう回想する。
「父の葬儀を執り行った頃から、母は躁状態になっていました。なけなしのお金で庭をきれいに整えるなど気丈に振る舞い過ぎるきらいが見えたのです。心療内科で診てもらったところ、精神疾患を発症していることが分かりました」(同)
「“たすけて”という4文字だけのメッセージが」
亡くなる直前、ご子息とは以下のやりとりをしていたという。
「25日の夜、母からLINEで“たすけて”という4文字だけのメッセージが送られていました。でも、ちょうど私は中国におり、(同国ではアクセスが制限されているので)LINEを受信できなかった。26日に帰国して“どうしたの?”と返信しても、既読はつきませんでしたが、私のメッセージが届いた時の画面を保存したスクリーンショットが母のスマホに残されていました。ただ、苦しみが大きく、踏みとどまれなかったのでしょう」(武岡夫妻のご子息)
また、夫人はかねて、誹謗中傷のきっかけをつくった石丸氏に憤っていたという。
石丸氏に、武岡夫人が亡くなったことについて見解を求めたが、期限までに返答はなかった。
3月13日発売の「週刊新潮」では、生前の夫人が語っていたという石丸氏への怒りの言葉などと併せて詳しく報じている。
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こころの悩みを抱える相談窓口は以下の通りです。
・日本いのちの電話連盟
電話 0570-783-556(午前10時~午後10時)
https://www.inochinodenwa.org/
・よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター)
電話 0120-279-338(24時間対応。岩手県・宮城県・福島県からは末尾が226)
https://www.since2011.net/yorisoi/
・厚生労働省「こころの健康相談統一ダイヤル」やSNS相談
電話0570-064-556(対応時間は自治体により異なる)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/soudan_info.html
・いのち支える相談窓口一覧(都道府県・政令指定都市別の相談窓口一覧)
https://jscp.or.jp/soudan/index.html
3月2日、インタビュー系YouTubeチャンネル「トマホーク」で公開された動画に、今年1月に地域政党「再生の道」を立ち上げた元安芸高田市長・石丸伸二氏(42)が出演した。
動画ではまず、チャンネル運営者のトマホークが、石丸氏が安芸高田市長選挙に立候補した理由について質問。同氏は’20年7月、前任(当時)の児玉浩氏(61)が元代議士の河井克行(61)夫妻による公職選挙法違反事件に絡んで辞職したことを受け、当時の副市長が無投票で市長選に当選する可能性があるというニュースを見たとし、「これだめじゃない?選挙やろう」と思い立ち立候補したと明かした。
そのほか、石丸氏は「(対立候補の副市長は)元市役所の方で、副市長になって、60代後半だったんですよ。かたや(自分は)37歳。で、経歴とか並べたら、これ絶対勝つなって。京大ですからね。学歴とキャリアを全面に出せば、これ田舎には効くんじゃないかなと。地元なんで、生まれ育ったのは間違いないんで。20年ぐらいはそこにいた。20年ぶりに帰って来た若者なら、悪い気はしないんじゃないか、歓迎されるんじゃないかと」など、市長選には“勝算”があったと振り返った。
続けて、石丸氏が市長在任中の’22年6月の市議会で、「恥を知れ!恥を!」と声を荒げたことに関する話題に。この発言は、’20年9月の市議会の石丸氏の答弁中に“イビキ”が響いていたことに端を発する。
石丸氏は’20年9月25日にXで、《本日午前、議会の一般質問が行われている中、いびきをかいて、ゆうに30分は居眠りをする議員が1名》と投稿。同年10月には、《定例後に議会から異例の呼び出しを受けました。居眠り事件について話がある》などとし、複数の議員から「恫喝」を受けたと主張。こうした発信が石丸氏と議会の対立のきっかけになっていた。
そして、’22年6月の市議会で、石丸氏が提出していた「議員の定数削減案」が否決される。採決に先立ち、“議会を軽視している”などと反発が起こっていたことに対し、石丸氏が「居眠りをする。一般質問をしない。説明責任を果たさない。これこそ議会軽視の最たる例です。恥を知れ!恥を!という声が上がってもおかしくない」と発言していたのだ。
石丸氏は今回の動画で、当時について、「今までの性格をベースにしながら演出したっていうのが正確ですね」と振り返り、「だって普通に考えて、目の前で寝てる奴って腹立つじゃないですか。そこは素直な感想としてね」とコメント。
ここで、チャンネル側の出演者から、「(前編の動画で、自身もかつて)授業中寝てたって言ってたじゃないですか!」とツッコみを受けたが、石丸氏は「あれはギリ許されるんですよ。なぜか。我々は当時、お金を払って寝てたんですよ」と主張。そして、議員の居眠りを指摘した理由について、こう語った。
「これを許してはいけないなと思って。どうやろう。どう始末してやろうと思った時に、上手く使った方がいいなと。単に1人を起こすとか、議会に対して居眠りが多いので気をつけてくださいって注意することはできるんです。穏便に済ます、それじゃあもったいない。これをうまくエネルギーとして蓄積して、世の中に発信していくべきだと思ったんです」
石丸氏は、「安芸高田市だけの問題じゃないと思った。全国に山ほどいますから居眠りしてる議員。よく動画とかで(議員の居眠りが)出てるじゃないですか。ああいうのまとめてシバきたいなと思ったんですよ。なので、シバけるような出し方をしましたね」とも続けた。
なお、居眠りの指摘を受けた市議は’20年9月27日に石丸氏に対し謝罪のメールを送信していが、その後、「睡眠時無呼吸症候群」の診断書のコピーを、議長を通じて石丸氏に提出。同市議は’22年6月30日の会見で、「居眠りではなく病気だった」と改めて説明し、「市長は診断書を受け取っているにもかかわらず見ていないと嘘をついている」と主張。石丸氏は「本人の提出ではなく 個人情報だったので中身を確認せずシュレッダーにかけた」と反論していた。
なお、市議は昨年1月に亡くなっており、今回の動画における石丸氏の発言をめぐって、Xでは《ここまでぶん殴るのおかしいですよ》《「始末」は洒落にならないと思います》《自分の任期中に亡くなった人だし、控えた方がいいと思う》といった声が一部で上がっている。
去年の東京都知事選挙に立候補した石丸伸二氏の陣営が選挙期間中の集会をライブ配信した業者におよそ100万円を支払ったと報じられたことについて、石丸氏は6日、記者会見で「法令に違反するおそれはあると思う。改めるところは改めたい」と述べました。

6日、発売の「週刊文春」は、去年7月の東京都知事選挙で2位となった石丸伸二氏の陣営が選挙期間中の集会を動画サイトでライブ配信した業者に対し、撮影機材のキャンセル料の名目で97万円余りを支出していて、実質的な報酬が含まれていた場合、公職選挙法違反の可能性があると報じています。
これについて石丸氏は6日に開いた会見で陣営の担当者とともに経緯を説明しました。
石丸氏などによりますと、陣営がいったん業者に機材費や人件費として発注したものの、陣営の中から有償でのライブ配信は法令違反にあたるという懸念が出たことから、集会の直前になって発注をキャンセルしたということです。
しかし、すでに撮影機材の手配が済んでいたため、発注額と同額のキャンセル料を支払いましたが、結局業者の代表などが配信にあたったということです。
会見で記者団から公職選挙法に違反するのではないかと問われた石丸氏は「法令に違反するおそれはあると思う」と述べ、関係者から聞き取りなどを行い、調査結果を公表する考えを明らかにしました。
そして「不備があったのは事実なので改めるところは改めたい。一個人が都知事選挙に出たわけで、準備万端であればよかったが、これから生かしていきたい」と述べました。
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権力を傘に、と言うよりSNSを駆使して大衆を誘導、その結果、取り返しのつかない事態に人を追いやる。それを行政府の長がやった。これは重大です。
そして石丸の信者が多数いることも、モラルが崩壊していると言わざるをえません。
自国の国民への弾圧することが横行すると、いずれは外へ向かう。申先生の言葉を想起します。石丸はトランプやプーチンと同類の思考を持っています。
この国の将来が心底、心配です。