(昨日の続き)
雨の日曜日。
この日行きたかったのはこちら。
(^^)b
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京都地下鉄東西線蹴上駅下りてすぐの琵琶湖疏水です。
今年のお正月にNHKの番組「ブラタモリ」で、ここを紹介していました。
びわ湖疏水というのは滋賀県の琵琶湖から京都市内に水を引きこんだ人工の川のことなんです。
水を引くだけでなく水上交通として荷物を積んだ船も通ることができました。
そしてこのレールはインクライン(傾斜鉄道)のもの。
高低差のあるこちらでは行き交う船を台車に載せてこの坂を昇降させていました。
これはそのレールを押さえている釘、これを犬釘と言うそうです。
この状態では分かりませんが釘単体で見るとなるほど犬のように見えます。
ここには復元した運搬船が展示されています。
( ↓ ) 奥の方が琵琶湖側で、部分的に数か所のトンネルがあります。
( ↓ )これは浄水場導水管。
京都府は明治16年、
東京の工部大学校(今の東京大学)を出たばかりの田辺朔郎を土木技師に迎え、琵琶湖疏水に着手します。
そして難工事の末、ようやく明治23年竣工。
それによって京都市内に水道を引くことが出来、水上交通により物流も活発になりました。
その後、疏水を利用して日本で最初の水力発電所も完成。
更にその後、第2疏水も完成しその電力で京都に市電を走らせることができました。
上の写真の右奥に小さく見えるのは平安神宮の鳥居ですね。
( ↓ ) これは南禅寺へ向かう道です。
ここで行き止まり。
この柵の先の部分は南禅寺の中を通り抜ける水路閣なんです。
横から見るとよくわかりますね。
この水路閣の上を疏水が流れて行きます。
今では風景に溶け込んですっかり馴染んでいますが、当時はお寺の境内になんとも不似合な
西洋建築がさぞかし異様に映ったことでしょうね。
湯豆腐で有名な南禅寺を通りぬけて・・、
琵琶湖疏水記念館(入場無料)までやってきました。
建設当時の貴重な資料や文書、そして映像でいろいろ知ることができます。
ほぼ貸切状態です(笑)。
1時間半程居たでしょうか、疏水記念館を出る頃にはけっこうな土砂降り。
お昼前にうどんを一杯食べただけなのでお腹が空いてきました。
遅めの昼ごはんを求めて河原町まで戻りましょう。
続きはまた明日。
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