Re:Start ~それでもまた歩き出す~

鬱持ちのアラフォーが、日々の生活を綴ります。
いつかまた家族と暮らせる日を夢見て…

母とのランチ会、そして。

2024-12-25 17:43:32 | 日記

こんばんは、cathyです。

 

今日は、水曜日恒例、母とのランチ会でした。

毎週というわけではないのですが。

グループホーム最寄りの駅に程近いところにあるカフェに行きました。

お互いに初めてのお店。

母の好きなパスタもありつつも、どれも韓国風にアレンジしてあるとの謳い文句に、逆に口に合うかな?と少し不安。

でも、期間限定で明太子パスタがありホッとひと安心。

案の定、母はそれを頼んでいました。

cathyは、ローストビーフととろろのまぜ麺。

お店をリサーチした時から気になっていました。

ローストビーフが、お皿からはみ出さんばかりに存在感を放っていました。

すごく食べごたえもあって、美味しかったです。

とろろのフワフワした粘り気と、少しゴムのような弾力のある麺、それぞれの食感も楽しかったです。

 

ところで、このランチ会より前に、兄から、できれば、の依頼を受けていました。

それは、母を父の面会に誘ってみること。

父の面会については、私も、前の病院に入院中から自分が調子を崩してしまい、以後今の施設に移るまでまったく会えていないので、自分自身の課題としても気になっていました。

今日、ランチを食べながらも、父の話題は母の口からちょくちょく出てきます。母も気にはなっているんだな。

そこで、お父さんに一緒に会いに行ってみる?と尋ねると、

「う~ん、まぁいいよ、あんたが一緒なら」

とほぼあっさりOK。

これは・・今日行った方がいい流れよね、絶対。

母の記憶力からしても、日を改めると嘘になるよね。

 

cathyは普段、メンタルの調子の関係で、夕方まではぐったりと横になっています。

母とのランチ会にあたっては、何日も前から心身の調子を整えて臨みます。

それが今、急にポンとミッションが増えました。

電車乗って行って、会って、話して。残量パワー大丈夫か自分。

言い出しておきながら、心の中でぶわぁ~~と増す不安感。

それまで我慢強く聞いていた母の何度となく繰り返される話にも、急にイライラが募ったりして。

いやいや、それは理不尽な話、とぐっとまたこらえながら。

いつかは行かねばと思っていた話、腹を決めよう。

途中でどうにもこうにもしんどくなったら、その時考えよう。

 

かくして、電車に乗って、母と一緒に父の施設に行ってきました。

父・・・めちゃめちゃ喜んでくれました。

案内してくれた職員さんが扉を開けるまではうたた寝していたようでしたが、パチーンと目が開いて、一生懸命話してくれました。

主には、先日転倒した時の顛末について。

(一時は骨折だというふうに本人にも家族にも伝えられていたのですが、骨折ではありませんでした!でも靱帯損傷なので、それなりのケガですね。)

せっかく、歩行訓練も頑張って歩けるようになってきた矢先だったのに、悔しい気持ちでいること。

転倒した時、慌てて動こうとしなければよかった、と思っていること。

など。

途中でヘルパーさんが来て話が中断されるまで、口をモゴモゴさせながら、一生懸命伝えようとしてくれました。

父は今の生活はあまり気に入ってはいないようでしたが、部屋はそれなりに広く清潔で、施設特有の匂いなどもせず、悪くない空間かなとは思いました。

兄夫婦が買ってくれた冷蔵庫やテレビも設置されていましたし。

とはいえ、今自分で歩けない、身近なものを自分の手に取ることもなかなか難しい状態なので、自分の空間で自由を謳歌する、という感じとは程遠いのでしょうね。

父はとても名残惜しそうでしたが、だいぶ時間も経っていたし、ヘルパーさんも来られたし、で、また来るねと言って別れました。

 

やっと、何ヵ月ぶりかに、父の顔を見ることができました。

やっぱり、ホッとしたのが一番です。

そしてもうひとつホッとしたのが、父と母との会話。

母は終始、私はついてきただけです、といわんばかりのスンッとした様子で後ろに立っていましたが、帰り際にはかなり父と会話をしていました。

父はモゴモゴして聞き取りにくいし、母は同じ質問ばかり繰り返しているけど、二人の間では不思議と成立しているキャッチボール。

それほど円満とはいえない二人ですが、やはり周りにはわからない絆のようなものもあるのだろうなと感じました。

 

年末に向けて大きな課題をひとつ終えた気分です。

とりあえず今日は、SASUKEでも見ながらゆっくり休みます。

 

それでは、どちら様も、

メリークリスマス☆彡

 

では、また。


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