黒田日銀総裁がマイナス金利導入で「市場を不安定化させたとは考えない」の巻

まあ、此の黒田さんの発言は今日の参院財政金融委員会に出席して半期に1度の「通貨及び金融の調節に関する報告書」の概要説明の中で述べておりますが、此れは単に黒田さんの希望的観測を述べていると捉えておくのが其れ相当となっております。此の発言もあれですが、更にはマイナス金利の範囲は当座預金に限定しており、金融機関の収益には配慮していて、個人の預金金利がマイナスになる事は考えていないと述べておりますが、同時にＡＴＭ等の手数料と金利は別と述べてもおります。序乍更に黒田発言をあれしとくと、国際金融市場は可成り不安定になっており、其の要因を米国の利上げの進捗の不透明やら欧州の部分的な大手銀行への懸念やら原油安、中国の経済減速がとしており、同じ口で世界経済の実態は其れ程悪くなっていないとしており、今の処金融システムに大きな問題は生じていないとも云い立てております。まあ、そんな訳で、マイナス金利導入如きはアベノミクスの金融緩和が失敗したから各行の日銀の口座に金がブタ積みされ、其の金を市場に出す為の失敗の尻拭いとなっており、更には宗主国の金融緩和を引き継ぐ目論見の大凡2本立てとなっております。其の結果のなれの果てが今後確実に予測される私達から口座管理料を徴収する事となっております。金利は下がり、其れだけでなくＡＴＭの手数料も徴収され、口座を持っているだけで金を取られての流れとなっております。アベノミクスのお陰で私たちは粗大損となり、トリクルダウンもなく、踏んだり蹴ったりの其れと成り果てております。そん訳で、此の様な政権を容認し続ければ、更なる搾取が進行する事は必定となっております。因みに黒田さんは日銀総裁になった経緯からアベノミクスの批判は出来ない流れと此れ又なっております。

今日は此処迄

次回を待て

Ｐ．Ｓ．

参院憲法審査会の委員を辞任した丸山議員のオバマ米大統領に対し「奴隷」との表現等々は凄まじいばかりの所業ですが、夏の参院選で憲法改悪勢力に3分の2を与えたら其れこそ取り返しのつかん状況と成り果ててしまいます。

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