防衛相は先の発言では、文官統制廃止は文民統制が強化されとしておりましたが、今日の閣議後の会見では今在る防衛省設置法で文官が制服組より優位性を持つとされる規定がある理由を戦時中の軍部暴走の反省からと問われて、何とそういうふうには思わないと述べております。まあ、思わないのであれば、今度、防衛省が設置法改正案を出す中の文官廃止はシビリアンコントロール強化となるとの拠所は何処に存在するのか甚だ頓珍漢な其れと相成ると捉えざるを得ません。まあ、政府は文官統制廃止等を盛り込んだ防衛省設置法改正案を3月にも閣議決定する方針ですが、文官統制廃止の拠所としているの単に今の現行設置法では内局の官房長、局長等が防衛相を補佐するとしてあり、防衛相は陸海空自衛隊と統幕に対し指示、承認、一般的監督-を行うと 規定していてとなっておりますが。此の規定が局長等が自衛隊に指示、監督等行うと誤解される恐れがあるとしており、誤解等から国会審議や自衛隊内から批判があったから文官統制は廃止した方向性が良いとしているだけの代物かとなっており過去の反省等は粗皆無となっております。しかも、シビリアンコントロールは抑々国民から選挙で選ばれた政治家による統制を意味するから文官統制を誤解したらいかんわなともしております。更には文官統制を廃止すれば、迅速な報告が防衛相に上げられるからシビリアンコントロール強化と勝手にしております。其れにしても、此の程度の其れで、文民統制が強化如き図られる筈もなく、単に背広組のタガを取っ払いの其れとなっております。だから今日でも過去の軍部の暴走の反省もそうはおもわないとの発言に繋がっております。政治が軍事より優越するとの文民統制も制服組のみの見解のみを聞く事になる訳で、本来の有るべき姿から凄まじく乖離しており、今回の防衛省設置法改正案の閣議決定やら改正はとんでもなく危険な方向への舵を切る其れとなっておりますからとしときますです。少しは戦時中の軍部の凄まじい暴走に次ぐ暴走で結果どの様に成果てたか位はあれしとかんと命が幾らあっても足らん事となるかなと此れ又しときますです。
望月環境相は代表を務める政党支部が環境省と国土交通省の補助金交付が決まっていた企業から140万円の寄付を受けていた事を明かしており、上川法相も代表を務める政党支部が環境相と同様の企業から寄付を受けていたと認めております。違法性云々は別にしても業界との癒着が疑われる政治献金は受け取るべきではなくとなっております。因みに「下村博文文部科学相を支援する任意団体「東北博友会」が下村氏の講演会を開いた際に車代や宿泊費などを負担していたことが27日、分かった。団体関係者が共同通信の取材に証言した。関係者によると、2013年8月と14年9月に仙台市内のホテルで講演会を開いた際、下村氏らの宿泊代計数万円のほか、空港や駅からのハイヤー代として5千~1万円を負担した。講演料は払っていないという。150~200人が参加。1人につき1万円程度を集めていた。 政治資金規正法に基づく政治団体の届け出をしていない任意団体が、資金集めを担っていた可能性が浮上している。共同(東京新聞2/27)」とも報じられております。農相等から此れ程盛り沢山噴出の流れは任命権者の問題もあれかなとしときますです。其れにしても此れ程の政治と金の問題のメディアの扱われ方が凄まじく乏しい状況となっており、しかも御用放送局如きは敢て取り上げてない流れともなっており嘆かわしいばかりとなっておりますかなとしときますです。
今日は此処迄
次回を待て
P.S.
デモクラTVの池田香代子の「100人に会いたい」22人目竹信三恵子さんのピケティの読み方を視聴しましましたが、面白かった。政治家もあれですが、竹信さん著のピケティ入門位は読んどいて欲しいかなとしときますです。