つぶやき城ー。のブログ

日本の城、歴史的建造物の旅日記
※個人的観点

掛川城@静岡県

2023-09-10 11:00:00 | 100名城
2023年9月10日

静岡城巡り2日目は掛川城。

掛川城は室町時代に遠江進出を狙って今川氏が家臣の朝比奈氏に築城させました。

その後、戦国時代に入ると山内一豊が10年間在城しました。
その際に大改修をしたと言われています。
また、城下町も整備されたようです。

現在の掛川城は1994年に日本初となる木造での天守閣復元を果たしました。

新幹線も走っていて、駅からも比較的近いのでアクセスは良好です。


掛川城の魅力の一つでもある大手門。
こちらも1995年に復元されたものです。


上には鯱もあり、なかなか見応えある門です。


礎石と埋め方の資料もあります。
これは貴重かも。



門の中には入ることができません。
城からかなり距離があるところに門があるので注意です。

城の近くに車を停めてしまうと、こちらの門を見るとができません。




天守閣と太鼓櫓が見えてきます。



早速お城に入ります。
まるでお寺のような入り口。



掛川城のベストスポットの一つ。
城に向かう登り階段と塀、そして天守閣が一同に映るこのスポットは綺麗です。



天守閣と付櫓。
天守閣にはこの付櫓から入城します。



急な階段。昔の建物はこれが普通です。



城から見た景色。
掛川市を一望できて、素晴らしい景観。



日本で初めての木造復元天守閣ですから、貴重です。






石垣は打込接の乱積みです。
一階には石落としや武者返しもあって防御機能も備わっています。



掛川城のさらなる魅力は、掛川城には城郭御殿が現存しています。
現存の御殿は、日本に数ある城の中で四箇所しか存在しません。

明治維新の廃城令で殆どが取り壊されてしまったので、かなり貴重といえます。

この御殿内にお土産やグッズなども売っています。



御殿は藩の政治、城主の公邸として使われていました。

こちらの御殿は江戸時代後期に造られたそうです。


書院造で中には展示品なども多く飾られています。





土間。今はもうありませんが、祖父の家を思い出します。
そして木造独特の香り。

妙に懐かしくなってしまいます。







吹き抜けになっている箇所もあり、天井の作りがハッキリと分かります。


掛川城はこの美しい外観から東海の名城と言われていました。

巨大な城郭、巨大な天守閣という訳ではないのですが、非常に魅力が凝縮した城でした。


城×食事
森下そば

掛川市の近くの藤枝市には朝ラー文化があります。
掛川城に行く前に朝からラーメンを頂きました。

詳しくは↓↓






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