2023年9月23日
事前に調べていて、ベストスポットの一つが、明石駅のホームと分っておりました。
明石駅の改札を抜けると目の前に堀があります。
右側が巽櫓、左側が坤櫓。
桁行五間9.03m、梁間四間7.88m、高さ七間12.5m。
反対側には坤櫓。
明石城には天守閣を造る計画はありましたが、結局作られることはありませんでした。
何気にこのショットが好きです。
高層マンションと坤櫓。
下から見た坤櫓。
桁行六間(10.94m)、梁間五間(9.15m)、高さ七間二尺九寸(13.28m)、重量は340トン。
最後に広場から一枚取り、正門近くの観光センターにて御城印を購入して再び駅に向かいました。
関西方面城巡り2日目。
昨日の姫路城に続き、本日は明石城からスタート。
西明石駅近くのホテルに宿泊したので、朝一にJR山陽線に乗って隣の明石駅に向かいます。
明石城は100名城に登録されていて、現存の櫓が二基残っている貴重な城。
徳川二代将軍秀忠の名によって築城。
初代藩主は小笠原忠真。
1632年11月-1633年4月は幕府直轄地となり本多忠義、政勝が治める
二代目は松平庸直。以後主に松平家が城主を務めました。
今は明石城公園となっています。
事前に調べていて、ベストスポットの一つが、明石駅のホームと分っておりました。
明石城は実に横幅が広く、その両端に現存櫓が残っているので、少し離れている駅だと両方の櫓が綺麗に写ります。
高さもちょうど良き!
明石駅の改札を抜けると目の前に堀があります。
そして、正面の入り口から明石公園に入っていきます。
先には佐田ノ門と能ノ門の枡形になっていて強固な作りになっていたと思われます。
東西800m、南北900m。
東西800m、南北900m。
東京ドーム15個分の大城郭でした。
入ってすぐに明石城の歴史が書いてあります。
入ってすぐに明石城の歴史が書いてあります。
江戸幕府が西国の牽制のために建てたお城として有名です。
右側が巽櫓、左側が坤櫓。
石垣が二段になっていて、近くで見るとより一層迫力が伝わります。
巽櫓側から階段を上がると、二ノ丸と東ノ丸跡の石垣が見えます。
巽櫓側から階段を上がると、二ノ丸と東ノ丸跡の石垣が見えます。
手前側がニノ丸と東ノ丸の石垣。奥には本丸石垣。当然二基の櫓も見えます。
総長300m、高さ10m以上の迫力ある石垣を見ることができます。
ここは結構いいポジションです。
草が生い茂っていますが、櫓下まで近寄れます。
巽櫓下の石垣。
草が生い茂っていますが、櫓下まで近寄れます。
巽櫓下の石垣。
門は算木積っぽく、下は野面積っぽいけど打込接っぽいような。
もっと石垣の勉強が必要です。
階段を上がりきると巽櫓が綺麗に見えてます。
階段を上がりきると巽櫓が綺麗に見えてます。
高さもあって立派な石垣の上に乗っているのが分かります。
桁行五間9.03m、梁間四間7.88m、高さ七間12.5m。
重量は約240トン。
阪神淡路大震災の際に、明石城は石垣が破損し、修復のため櫓は曳屋によって一時的にこの位置から移動しました。
お城の大移動は凄いですね。
この同じ曳屋で現在弘前城も修復のため移動しています。
上は展望スペースになっていて、景色を見晴らすことができます。
巽櫓の背景には淡路島と海が見えます。
反対側には坤櫓。
街も一望できて清々しい。
現存する三重櫓は意外と少なく、全国で13基のみ。
現存する三重櫓は意外と少なく、全国で13基のみ。
その内、2つはこの明石城の二基の櫓です。
本丸跡地。
本丸跡地。
現在は広場となっているので、市民の皆さんの憩いの場です。
こんな場所で花見なんかできたら素晴らしいですね。
天守台と坤櫓。
こんな場所で花見なんかできたら素晴らしいですね。
天守台と坤櫓。
天守台の写真を撮り忘れたのですが、熊本城と同規模で、五重の天守閣を建設可能なほど大きな天守台です。
明石城には天守閣を造る計画はありましたが、結局作られることはありませんでした。
理由は明らかになっていないそうです。
中津城を移築する予定があった。もしくは天下泰平の世が来たからなど色々とあるようです。
できなかった理由は分かりませんが、天守閣がなくても迫力あるこの城に、もし天守閣があったら。
しかも五重ほどの巨大な天守閣があったらと考えるだけでワクワクしてしまいます。
何気にこのショットが好きです。
高層マンションと坤櫓。
現代を象徴する建築物と、歴史的建造物のコラボレーションは絵になります。
下から見た坤櫓。
桁行六間(10.94m)、梁間五間(9.15m)、高さ七間二尺九寸(13.28m)、重量は340トン。
先程の巽櫓よりひと回り大きくなっています。
伏見城から移築したと言われていて、内部には伏見城の部材と思われる木目のそろった松材が多く使われているそうです。
期間が限られていますが、内部も見れる時があるそうです。
この日は偶然見れる日だったのですが、10時からということで、次の移動に間に合わなくなるので内部の観覧は諦めるしかありませんでした。
最後に広場から一枚取り、正門近くの観光センターにて御城印を購入して再び駅に向かいました。
近くには姫路城があるので、観光地として陰がやや薄めな印象かもしれませんが、すごく魅力的な城でした。
この二基の櫓が現存しているだけでも素晴らしいのですが、何より圧巻なのは石垣でした。
もっとゆっくり見るべきだったなとブログを書きながら少し後悔。
現在は野球場やイベントができる広場などがあり、この日もイベントがあるようで出店が多く用意されてました。
そんな街に溶け込んだ城という印象です。
城×食事
明石焼・乱
前の日の夜に明石焼を初めて食べました。
上品な出汁に浸して食べる明石焼。
ふっくらでプルプルで熱々!おでんも美味しかった!
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