2025年1月5日
鐘楼堂は昭和38年に建て替えられました。
妙正寺の目と鼻の先に、井口喜容家所蔵文書があります。
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1月2日は江戸城に行き、本年度がスタートしました。
昨年から江戸城や徳川家に縁のある場所を、少しずつ周っております。
今回は東京都杉並区にある妙正寺に行ってきました。
正月最後の休みのこの日、家から歩いて約1時間少々ですが、ウォーキングを兼ねて訪問。
新宿区、中野区、杉並区を流れている川で、新井薬師あたりから約9.7kmの区間を流れる妙正寺川があります。
妙正寺川沿いは、ほとんどの区間が歩行者専用なのでウォーキングやランニングには最適。
妙正寺の裏側には妙正寺公園があり、噴水もある広い公園があります。川は公園に繋がっています。
妙正寺は1352年に堂を建てたのが始まりとされています。
670年以上の歴史があるお寺です。
妙正寺の正門。
こちらは昭和56年新築の門になります。
鐘楼堂は昭和38年に建て替えられました。
都内にいることを忘れてしまう程、緑に溢れています。
本堂は天保元年に火災によって消失。天保3年に再建されました。
本堂は天保元年に火災によって消失。天保3年に再建されました。
昭和6年に改築。
木造の格式ある建築物。
1649年に徳川家光公が、鷹狩りの際に神前に武運長久を祈願し、徳川家の葵の紋幕と朱印地五石を寄進したことで、御朱印寺として有名になりました。
朱印地とは江戸時代に、幕府によって神社や寺院の領地として安堵された土地のこと。
本堂の中には本尊のほかに、安産に霊験ある鬼子母神像が祀られています。
この鬼子母神像は、かつて江戸城の大奥にあり、安産にとても霊験があると信仰されていました。
徳川家光公にまつわる話と、大奥にまつわる話。
江戸城から遠く離れた杉並区のこの地で、息吹を感じることが出来ます。
今でも葵の紋幕を掲げて法会が行われています。
妙正寺の目と鼻の先に、井口喜容家所蔵文書があります。
江戸時代の文書が500点以上あり、杉並区の有形文化財になっています。
井口家は村役を勤めており、江戸時代の高家支配の歴史を知る上で貴重な資料となっています。
長屋門も立派。
ウォーキング頑張りました。
歴史を知れば、住んでいる街も見え方が変わります。
これからも、少しずつ江戸にまつわる場所を周っていきます。
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