1951年の協定では、難民に保障される固有の経済的・社会的権利として、十分な収入が得られるだけの雇用と教育を挙げている。また難民は、配給制度、公的な救済や支援措置の点で、国民と同等の扱いを受けなければならないとも定められている(第20条および23条)
――1951年のジュネーブ協定/「報酬引き上げで進む職員解雇」より
批判精神旺盛なジャーナリストとして、我々はKANEREの活動に対するこれらの脅迫は、我々の声を非合法化しようとするものだと考える。警察の力を借りてKANEREの事件の調査を進め解決をはかるよう、より良い方法を模索していく。
――E.T. (KANERE編集委員)/ 「KANERE、一段と危険な立場に」より
我々は多くのことを一緒にやってきた。私がキャンプに来た時は治安が悪く、難民は自分の家で安心して寝ることも出来なかったが、今では自分の家は安全だ。
――モハメド・クワシム博士(UNHCRカクマサブオフィスの代表)/「2011年世界難民の日」より
我々は法律に従って、すきな人にすきな質問をする。
――カネレ編集長を尋問した警察官/「KANERE、一段と危険な立場に」より
我々の壁は泥でできているので、最悪の状態だ。雨があと2日降り続いたら、すべての土塀と土でできた屋根は大きな被害を受けるだろう。
――ゾーン2カクマ1のコミュニティリーダーのモハメド・ジュマ/「カクマの干ばつと洪水」より
2006年、2007年、2008年には、キャンプを襲撃する武装強盗がいたが、保安機関の協力により、現在のキャンプに襲撃はない。犯罪者からキャンプを守る為に、24時間巡回パトロールが行われている。
――移民登録省の大臣のスピーチを代読したカクマ地区弁務官/「2011年世界難民の日」より
親はみんな、報酬ではなくきちんとした月給をもらいたいと思っています。そうすれば、子供達の教育費を払い、現在キャンプで行われている教育ではなくもっと質の高い教育を受けさせられます。
――カクマの健康部門の労働者/「報酬引き上げで進む職員解雇」より
難民は、お金をねだるだけの悩み苦しむ人ではない。力を秘めた、強い人たちです。
――イェスパー・ベルテルセンがKANERE記者に語った言葉/「走り続ける芸術」より
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