カクマ1で、昔から対立関係にある南スーダンのディンカ部族、ディアウエチュクとアユエルの間で衝突が起きた。
衝突の発端は、2014年6月4日の朝、カクマキャンプ内のカクマ1ゾーン4の若者の間で起きた。その後、南スーダンでの土地争いの因縁が絡まって、部族間の新たな炎となって燃え上がってしまった。
事件は、material day の午前11時ころにコミュニティー内で発生し、瞬く間にカクマ1のゾーン3,4に拡がった。KANEREのインタビューに応じた人の話では、その日は誰も争いに気付かなかった。アイエ・アデュアルによれば、「給水地点にいた時に、衝突が拡がっているぞと部族の男たちが報せにきた。皆あわてて子供たちを集めに走った」という。
キャンプの’ホンコン地区’での激突で、このコミュニティーの3人が死亡した。アユエル部族のディイング・アテムとデュオ・トンは夫々20歳と24歳の若者。ディアウエチュク部族のデュオ・デン・マイェンはシャンベ小学校の生徒だった。目撃者の話では、デュオ・デンは鋭いナタの一撃を頭に受けて、忌まわしい出来事の翌日に出血多量のため死亡した。
両部族が攻撃に使った武器は、金属棒、ナタ、長い杖。バッグに石を詰めていた者もいる。衝突に参加したコミュニティーメンバーには、軽傷の者が多かったが、中には重傷者もいた。多くの負傷者は難民病院で手当てを受けた後、帰されたが、3人目の犠牲者は、5日木曜日に病院で治療中に亡くなった。
警察はこの両部族間の衝突関連で、少なくとも14名の男を逮捕したが、バールエルガザル・コミュニティーの二人は、衝突には関わっていないと無実を主張している。「衝突が発生したのは日中で、私は夜、家にいるところを捕逮捕されました。私はディアウエチュクにもアユエルにも属していないのです。こんなことが正当と言えますか?」とJKはインタビューで問いかけた。
6月6日、逮捕された少なくとも12名のアユエルグループがロドワー裁判所に運ばれ、暴行殺人の容疑で起訴されたが、1人3万ケニアシリングの保釈金を積んで保釈された。12名は、6月17日にカクマ下級裁判所に出頭するよう命じられていたが、遅れて間に合わなかった。次回の審問は8月8日に予定されている。
【写真】平穏に見えるが・・・・・・人々は用心している
警察によると、ディアウエチュク・コミュニティー出身の何人かがキャンプから逃走。行方不明になっていて、現在追跡中とのことである。両部族で少なくとも6人が重傷で、キャンプの病院で治療中である。
両コミュニティーのリーダーは夫々、所属のグループ寄りの相反する声明を発表した。アユエル・コミュニティーのメンバーは、衝突に参加した20人以上のグループがケニア裁判所の厳しい処罰を逃れようと国境を越えて南スーダンに逃げた、と考えている。
不規則に拡がっているカクマのこの地域では、最近特に、夜間多くの治安上の問題が発生していて、緊張はまだ続いている。警察は、コミュニティーの地域警備員と連携して、報復攻撃への警戒を強めている。
ゾーンリーダーによると、二つの部族は南スーダンにいるころから、土地の問題をめぐってライバル関係にあった。「何人かのメンバーが土地問題で火種を抱えていて、彼らがコミュニティーに相手への不信感を植え付けたのだ」とW・マビオーは話した。
KANEREは今後とも、難民コミュニティーに対して、難民キャンプでは、以前の政治的な考えは捨てて平和で穏やかに共存することの重要性を、教示していくつもりである。
衝突の発端は、2014年6月4日の朝、カクマキャンプ内のカクマ1ゾーン4の若者の間で起きた。その後、南スーダンでの土地争いの因縁が絡まって、部族間の新たな炎となって燃え上がってしまった。
事件は、material day の午前11時ころにコミュニティー内で発生し、瞬く間にカクマ1のゾーン3,4に拡がった。KANEREのインタビューに応じた人の話では、その日は誰も争いに気付かなかった。アイエ・アデュアルによれば、「給水地点にいた時に、衝突が拡がっているぞと部族の男たちが報せにきた。皆あわてて子供たちを集めに走った」という。
キャンプの’ホンコン地区’での激突で、このコミュニティーの3人が死亡した。アユエル部族のディイング・アテムとデュオ・トンは夫々20歳と24歳の若者。ディアウエチュク部族のデュオ・デン・マイェンはシャンベ小学校の生徒だった。目撃者の話では、デュオ・デンは鋭いナタの一撃を頭に受けて、忌まわしい出来事の翌日に出血多量のため死亡した。
両部族が攻撃に使った武器は、金属棒、ナタ、長い杖。バッグに石を詰めていた者もいる。衝突に参加したコミュニティーメンバーには、軽傷の者が多かったが、中には重傷者もいた。多くの負傷者は難民病院で手当てを受けた後、帰されたが、3人目の犠牲者は、5日木曜日に病院で治療中に亡くなった。
警察はこの両部族間の衝突関連で、少なくとも14名の男を逮捕したが、バールエルガザル・コミュニティーの二人は、衝突には関わっていないと無実を主張している。「衝突が発生したのは日中で、私は夜、家にいるところを捕逮捕されました。私はディアウエチュクにもアユエルにも属していないのです。こんなことが正当と言えますか?」とJKはインタビューで問いかけた。
6月6日、逮捕された少なくとも12名のアユエルグループがロドワー裁判所に運ばれ、暴行殺人の容疑で起訴されたが、1人3万ケニアシリングの保釈金を積んで保釈された。12名は、6月17日にカクマ下級裁判所に出頭するよう命じられていたが、遅れて間に合わなかった。次回の審問は8月8日に予定されている。
【写真】平穏に見えるが・・・・・・人々は用心している
警察によると、ディアウエチュク・コミュニティー出身の何人かがキャンプから逃走。行方不明になっていて、現在追跡中とのことである。両部族で少なくとも6人が重傷で、キャンプの病院で治療中である。
両コミュニティーのリーダーは夫々、所属のグループ寄りの相反する声明を発表した。アユエル・コミュニティーのメンバーは、衝突に参加した20人以上のグループがケニア裁判所の厳しい処罰を逃れようと国境を越えて南スーダンに逃げた、と考えている。
不規則に拡がっているカクマのこの地域では、最近特に、夜間多くの治安上の問題が発生していて、緊張はまだ続いている。警察は、コミュニティーの地域警備員と連携して、報復攻撃への警戒を強めている。
ゾーンリーダーによると、二つの部族は南スーダンにいるころから、土地の問題をめぐってライバル関係にあった。「何人かのメンバーが土地問題で火種を抱えていて、彼らがコミュニティーに相手への不信感を植え付けたのだ」とW・マビオーは話した。
KANEREは今後とも、難民コミュニティーに対して、難民キャンプでは、以前の政治的な考えは捨てて平和で穏やかに共存することの重要性を、教示していくつもりである。
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