ヴィヴィアン・ウエストウッドのバッグです。以前持ち手交換を依頼して頂いたので2度目の修理です。
バッグのメイン部分は生地ですが、かぶせフタの裏側・内側口周り・ファスナー周りとロゴが合成皮革です。
内側フチ周りのパーツが劣化してはがれてきています。他の部分はまだ大丈夫そうなので、今回はフチ周りのみ革で交換を依頼されました。
革の色は『青みのある濃いピンク』が良いとのことでした。見本の色のお写真頂きました。
なんと、ちょうどそういうショッキングピンクの革がうちの在庫にあったのです。ひとつひとつ違ういろんな資材を探し回る日々なのですが、たまにこういう『ぴったりな』偶然があると妙にうれしいのです。
『まるでその修理をするために存在していたかのような資材』を使って、『まるで最初からそうであったかのような修理』をしたいのです。
まだできないことや苦手なこと知らないことも多い私ですが、いつか何でもできるようになることが夢なのです。
道は遠いです。
↓修理前
↓ちょうどいい革がありました。
↓修理後
黒のバッグにピンクがポイントになってかわいいですね。
気に入って頂けたようなので
大変良かったです。