謎に包まれた 伊勢ポートビール（その１）

「伊勢」と言えば、ビール好きには伊勢角屋麦酒を連想しますが、もう一つ三重県には「伊勢」の地名を冠した地ビールがあります。それが三重県津市の「伊勢ポートビール」です。情報量が少なく、謎のベールで包まれた伊勢ポートビールですが、三重県津市の津酒類販売株式会社が販売するビール。ビールの種類はケルシュ１種で提供するレストランは無し。これ以上の事はあまり知られていません。実は醸造元は地元の日本酒メーカーの「寒紅梅酒造」で、こちらに醸造を委託し、津酒類販売が企画・販売しているようです。問い合わせたところ、樽生で提供するお店は無く、瓶ビールのみの販売。直売は津駅構内の売店がメインで、あまり流通していない様子です。そこで醸造元の寒紅梅酒造で直売していることを聞き、ビール紀行を決行してみました。醸造所へのアクセスですが、近鉄名古屋線の高田本山駅から徒歩約１５分の好アクセス。ビールもそうですが、日本酒の蔵元直売をしていますので、買い物がてらの散歩も良いと思います。

　　　　　

　　　　　

近鉄名古屋線で高田本山駅に到着。県庁所在地の津から２駅の郊外に位置します。

　　　　　

　　　　　

高田本山駅と駅前の様子。周りは閑静な住宅街が広がるエリアなので、特に駅前には何も
ありません。ここから徒歩で醸造所に向かいます。

　　　　　

　　　　　

　　　　　

駅から普通は旅人が来ることもない、普通の住宅地をただひたすら歩きます。何も看板が
出ていないので不安になってきます。

　　　　　

　　　　　

すると案内標識が出てきました。ちゃんと「地ビール工房」と書いてあります。

　　　　　

　　　　　

さらにまた酒蔵への案内看板が出てきました。「津の地ビール工房」となっています。外
への露出は少ないと思っていましたが、地元では津の地ビール醸造所としてアピールして
いたんですね。ようやくビール紀行している気分になってきました。

（続く）



津酒類販売株式会社（販売元）
三重県津市高茶屋小森町2805-2
TEL:059-234-2855