温泉とセットで しもつまビール・パストレイク（その１）

関東近郊には数が減ったとはいえ、都心ではあまり見かけない様々な地ビールが存在します。このような醸造所には、歴史も比較的長く、美味しいビールを造る所が多いです。茨城県は下妻市にある「しもつまブルワリー」もそんな醸造所の一つで、しもつまビール「パストレイク」というブランドでビールを醸造しています。醸造所は「ビアスパークしもつま」という温泉や宿泊、農産物直売所を中心とした総合施設の中にあり、併設の中華料理店や和食処で各種ビールを味わうことができます。醸造所を含む総合施設を経営する会社は第三セクターで、地元の農業や地域振興を目的としているようです。なので変な商売気は感じられず、市の施設にいるような落ち着いた気分で過ごすことができます。醸造所のあるビアスパークしもつまへのアクセスですが、これがなかなか厳しい。最寄駅は関東鉄道の下妻駅なのですが、直通のバスが無く、徒歩で４０分位の道のり。道は平坦なので、オラホのように「登山」ではありませんが、３０分を超えると厳しいものがあります。今回は醸造所併設の中華レストランを目指してビール紀行をしてきました。

　　　　　

　　　　　

関東鉄道の下妻駅に到着。つくばエクスプレスが開通したので、都心からのアクセスも比較
的良くなりました。

　　　　　

列車が去った後の駅。関東鉄道は非電化なので、いつも見る光景と違います。はるばる旅を
してきたという旅情がこみあげてきます。

　　　　　

　　　　　

下妻駅前の様子。タクシー乗り場やバス乗り場はありますが、ここから現地へは徒歩しかあ
りません。まずは市街地を歩いてゆきます。　

　　　　　

　　　　　

少し歩くと幹線道路に出ます。どうやら商店街のようです。この幹線道路をひたすら歩いて
ゆくと、ようやく案内看板が出てきます。この先、右に曲がります。　

　　　　　

　　　　　

幹線道路から外れて、またひたすら歩くと、ゴールを示すこちらの看板が見えてきました。
正直、遠い。前回来た時は真夏だったのでバテテしまい、帰りはタクシーを使ってしまいま
した。ビール紀行は過酷なケースが多いです。

（続く）



ビアスパークしもつま　
茨城県下妻市長塚乙70-3
TEL:0296-30-5121