式が始まる前までは、全然気にならなかったのだが、いざ式が始まり、息子の入場する姿を見て、緊張が高まってきた。うまくやれるのだろうか?彼にとっては晴れの舞台である。私はそればかり気になって、写真を取るどころではなかった。卒業証書授与式は一番最初に名前を呼ばれ大きな返事をして壇上へ。実に堂々とゆっくり歩く姿を見て、わが子の成長の証を感じる。となりの妻は、ハンカチで顔を拭く回数が多くなる。私もつられて目頭が熱くなった。
子供は1年、1年成長していく。親は1年、1年を取る。年齢の積み重ねが人生になる。希望を胸に新しいステージに進んで欲しい。一番大切な中学時代を通して、色々と自分の道をつかんでほしいと願う。
私は2日前、長男の卒業式に参加してよかったなぁ~とつくづく思うのである。昨日の会社で聞いた噂話の後であれば、自分の事を考えるので精一杯でとても卒業式どころではなかったと思う。私に勇気をくれたことを感謝して、堂々と卒業しようと思う。
巡り会わせが悪いと上手くいかないが、何となく繋がりがいいとリズムが生まれてくる。私は旅立つチャンスかなと思い、昨夜は妻に、最悪は会社を辞めるかも知れないと告げた。その後、普段は気にならない日曜日の求人のチラシを探し出し、中身をよく確認する。
私は、トップバッターとして、求人チラシを見極め、自分にあった求人を見つけ出すまで諦めない。たとえ求人がなかったとしても、仕事を創り出すまでだ!!!
それまで家族を養う方法を考え出せばいいのだ!私は、粘って粘り抜き、ヒットを打つまで諦めない!!!
いけない!?今日は結婚記念日だった!
忘れるところだった・・・・。アブナイ、アブナイ・・・・・・・。