福袋。

年末の長距離に向けて車の点検をした。
DMをもらっていたせいもあるけど、何かあると嫌だからねぇ～。
ショールームには赤い福袋が並んでいる。
「かなり目立つよねぇ～」
代車を借りてハローワークへ。
ここに辿り着くまでが大変だった。
除雪が背筋の痛みに追い打ちをかける。
「雪も水分を含んでいるから重い」
道路も轍が残りすれ違う事が出来ない。
「除雪が追いついていないのかぁ～」
などなど冬のあるあるオンパレード。
降ったり止んだりのお天気だが、午後には道路の雪は無くなったので一安心。
点検が終わり説明を聞く。
「ちょっと早いんですけど・・・」
「えっもらえるの？？」
「大した物じゃありませんが・・・」
「お土産ねぇ～」
カレンダーとセットで頂き、何となく得した気分になりました。
今朝も６時起床、これがきっかけになると良いんですけどねぇ～・・・。

冬本番。

降りしきる雪は根雪へと変わる。
屋根から滑り落ちる雪の音で目を覚ます。
「そんなに積もったのか・・・」
渋々アラーム３回目で布団から這い出る。
「背筋はまだ痛い」
窓から見える風景は白銀の世界だった。
車をすっぽりと包み込む雪。
「２０センチ位積もったかぁ～！？」
そうこうしている内に東側の屋根から音が聞こえる。
「順番で滑り落ちているのかねぇ～」
除雪車は登場していないけど・・・。
やる事が一つ増えるだけでうんざりする朝なのに・・・。
自然と愚痴が零れ落ちる。
雀達も静かだ。
こんな日は出掛けたくないけどしょうがない。
「そんな事より除雪が先だ」
今朝も７時３０分起床、老体に鞭打って動くしかない・・・。

老化現象。

加齢と共に過信は禁物である。
何気ない動作に危険が潜む。
「何の事はない普段の運動不足の賜物だ」
これぐらいは日常の範囲と高をくくるのがいけない。
老化が進んでいる事を実感させられる。
「まったくねぇ～。別に大した事をやっていないのに・・・」
背骨の違和感から腹膜に激痛が走る。
息をするのも辛い。
「腰じゃなくて背中？？」
原因が分からない。
早速、整形に行ったら、腰のレントゲンを撮る。
「背骨が痛いと言ったのに腰！？？」
診断の結果は「骨の以上はありませんが感覚が狭くなってきています」との事。
「先生、背骨の痛みは関係するのでしょうか？」
「筋肉ですねぇ～」
「・・・筋肉・・・」
診断が終わって会計までの移動距離が辛い。
「背筋をやったに違いない」
痛み止めを服用、シップを張って就寝。
一夜明け、体を動かす度にまだ痛みが走る。
「すぐに治る訳ないか・・・」
今朝も７時３０分起床、若くはないのは分かっちゃいるが・・・。

月夜。

冬の月は透き通った輝きを見せる。
「満月にはまだか・・・」
こんな夜は空気も澄み渡り、体の中を射抜く。
「放射冷却で明日は冷え込むぞ～」
吐く息までもがアートになる。
「暫くこのままで余韻を楽しみたいけど・・・」
車の屋根が白い結晶で覆われ始めた。
体の芯までフリーズする前に投げキッス。
「色々とお願いしたいけど・・・」
師走を忘れる瞬間が心地よい。
季節ごとに違った顔を見せてくれる。
「言葉さえも凍り付いてしまいそうだ」
そろそろ現実の世界へと舞い戻る時間だ。
「風呂でも入って体を温めよ～」
今朝も６時起床、思ったよりも冷え込みが厳しくないけど・・・。

雪だるま。

昨日、時折太陽が顔を出すが、雪は深々と降り続く。
風も次から次へと雪を運ぶ。
「この時期の吹雪は・・・」
水分を含んだボタ雪も真横に流れて行く。
風が収まるのを見て外出する。
道すがら親子が雪だるまを作って遊んでいた。
小さな雪だるまだったが、女の子の笑顔が眩しい。
子供は風の子。
「あんな時代があったんだなぁ～」
雪だるまの次はソリ遊び。
「まだ積雪が足りないけど・・・」
小学生になると炬燵に入り、ゲームなんだろうなぁ～。
無意識に雪を手に取り丸めるオジサン。
「雪だるまの前に雪合戦・・・」
手軽な冬場の遊びを思い出し苦笑い。
一夜明け、心配した除雪も必要ないから一安心。
今朝も６時起床、これから早起きが続くのかぁ～・・・。