歌織♪のつれづれ日記

新潟市在住。愛娘のマナティ(6歳)と2人仲良く暮らしてます。
日々の面白い事や旅行情報、美味しい物をUpしています。

南極物語

2006-03-20 | Hobby
土曜日に映画南極物語のデジタルリマスター版が
テレビで放送されました。
物語の内容は書くまでもありません。
無事に生き延びたタロウとジロウのお話です。

泣けるのが分かってるのでどうしようかと悩みましたが、やはり見てしまいました。

あの映画が上映されたのは今から20年ほど前。
当時小学生でした。

なぜか母側の兄弟全部で4家族でぞろぞろと見に行ったのです。
うち我が家を含めて2家族が犬を飼っていて、残りの2家族は動物は嫌い
といった家でした。


物語が進むにつれて、犬たちが氷にのまれたりシャチに襲われたり
して死んでしまいます。
リーダーとして仲間をかばいシャチに襲われたリキや
アザラシに氷に引き込まれたアンコがどうなったのか、
当時からずっと気にかかっていました。


当時映画館で映画が上映された時、その間私達姉妹と
もう1家族、犬を飼っていたいとこは1度も席を立ちませんでした。

犬を飼っていないいとこは3度ほど席を立ちうろうろしてました。


それを思い出し、ふと思ったのです。

動物というのは子供の情操面を育てるのに必要不可欠ではないのかなと。


こういう書き方をすると「そんなわけないじゃん」と思う人もいらっしゃるので、ただのプライベートオピニオンとして思っていただきたいのですが、何かを見て「愛しい、かわいい」と思うのにはやはり何かのスイッチが必要ではないのか。動物だけでなく何かを愛でるという感情は相手を思いやる感情は簡単に培われるものではありません。


普段から動物に接する機会があれば、動物にだって感情があり、嬉しい時は喜び、悲しい時は泣き、仲間を思いやる心だって持っている事が分かるのです。


相手を思いやることができず、簡単に殺人や窃盗をしてしまう人間よりも、犬たちのほうがよっぽど人間らしい感情をもち、相手の身になって考えることができるのではと思いました。

もちろん状況で動物が飼えない人たちだってたくさんいます。ただ動物に関心を持つことができるのか?かわいがることができるのかというのは親の考え方に大きく影響を受けている場面が多いと思うのです。心のない子供たちに育ててしまうのは親の責任があるのです。 少しでも多くの人がこの物語を目にし、罪のない命がたくさん救えればいいなと思うのです。


Disney版の南極物語も公開です。
どうしよう~~見ようかな~~見ないかな~~