立冬椿

今を生きるので精一杯な一匹狼

帰省再び

2018-06-15 14:48:12 | 日記
毎度、サブローでございます。早朝勤務でした。

仕事を終えてから実家へ帰らなくてはいけない為、本日はチャリ出勤。
新御堂を朝っぱらから軽快に飛ばすのは意外と気持ちが良かった。

5分もかからず到着。

ビル裏口にて某テナントの営業部長とバッタリ。

挨拶を済ませ、ササッと社員証をかざしてドアを開け、
エレベーターまで猛ダッシュ。

起きがけの脳ミソを叩き起こして記憶を探り(確か・・・6階だったような気がする・・・。)
テナント様の階数をポチッたあと、開くボタンを押しながら待つ。


「えっ、なにこのサービスw ありゃ、ウチの階数まで押しとるやん。」

「知ってて当然でしょう。いつもお世話になっていますし、社長にも良くしていただいて・・・。」

「ははは、ありがとうな!」

「とんでもないです。では、僕はここで。」


朝から時間外労働してしまった。なにこの巡り合わせ。なにこのタイミング。
どうせ出会うんだったらエロい姉ちゃんと曲がり角でバッタリしたいし、
裏口ではなく、おねぃさんの胸の谷間に社員証をシュッと通して、

「ちょっとキミ・・・やるじゃない。私のセキュリティ解除するなんて。いいよ、もう好きにして。」


とか言われて、鼻血を垂らしながら僕は


「こんなに素敵なモーニングは初めてだぜ。日が昇る前に俺が昇天しちまいそうだ・・・。なぁ神よ。」


そういう朝を34年間待ってるんだけど、
道ばたでゲロ吐いてるホストとしか出会えないこの現実に絶望。





さて仕事本番。午前中をまったり過ごす。まぁ暇ですね。
ほとんど常連さん。しかしよく話しかけられる。愛想のいい自分をコロしたいです。
てめぇのおかげでどんだけ迷惑を・・・ってどっちも俺か。ああ喋りたくない。



昼飯は、新梅田食道街にある空とぶからあげ。当然、からあげ弁当を頼む。
メガネの兄ちゃん店員、とても愛想がいい。

「ご飯大盛りにしときましたあっ!」


あー・・・ありがとう。普通で良かったんだけど僕が人として普通じゃないからそれでいいわ。
初めて買ったこの弁当。食う前から既に旨い。と言いたいところだが微妙だった。
からあげの中に、なんだろうこれは、チーズのチップか?練り込まれてる?
とにかく普通のからあげじゃない。ググれカス?うっせぇバカ。首をククれカスが。
リピは無い。確実に無い。旨かったら通ったのになー。接客良かっただけに残念だ。


その後もゆったりと時間は流れ、最近は不仲だった同僚とも穏やかな会話をした。
まぁ彼の本性を知った以上、深く関わりたいとは思えないので、
当たり障りのないところを行ったり来たりするだけのモノではあったのだが。
それでも互いにギスギスしながら、なんとか交流を図ろうとしているのだから
この先に何か、今よりはマシな未来が待ってんじゃないの?別にいらんけど。と
僕のほうは思うのであった。


別注の仕事を片付けて遂に力尽きる。表へ出て、レッツ、ヤニカスタイム。
この煙のように俺もスーッとこの世界から消えていけたらなぁと鬱的発言をかましながら
ぼけーっと煙の行く末を目で追う。こういう時ってなんか脳内で色々考えてる。
時事ネタが多いですかね。そんなニュースに敏感な訳でもないけど。
誰かが拉致られてコロされた。車内で無差別に殺傷。へぇ・・・って感じですね。

なんら不思議でもない。起きてもおかしくねぇわ。犯人像なんてなんの参考にもならん。
正常だと思ってる自分だって、なにかがきっかけで加害者になるかも知らんし。
ならん為には知っとかなアカンでしょ。蓋してるけどさ皆。自分のダークサイドを。
自分の中のヤバイくらい冷酷な部分を把握してこそ、精神を正常に保てんじゃん。

なのに、むしゃくしゃしたから無差別に殺傷しましたってヤツを、
自分とは違う生き物だって目で見てさぁ。お前らなによ、聖人かよ。きめぇ。
怖い、恐ろしい、可哀相て。そらそうだよ。で、感想で終わりなんですかっていうね。
そいつのやった事を糾弾するのはいいが、反面、人の残虐性を認めて自戒に繋げろよ。


今のご時世、特にこう、人の内側ってもんが見え過ぎだし、見過ぎだわな。
婚活で、相手の年収いくら?程度だったら可愛いもんだ。そういうのも反吐が出るけど。
こりゃもうほんと、サイコパス待ったなしかもな。
人の管理ってか、ストレスの管理。




キーコーヒーのスティックコーヒーを飲む。お、以前より悪くない。
ちょうどのタイミングで副社長から差し入れ。


葉っぱの形をした焼き菓子。ふーんってな感じ。




なんか知らんが同僚からの差し入れ。抹茶チョコ?をサンドしたビスケット。
このビスケット部分は表面が滑らかで、持つだけでリッチ感がある。





仕事を終えて阪急百貨店へ。適当に父の日ギフトを選んで、さっさと人混みから脱出。
どんだけ人いんの。フロアの地盤がズボッと抜けて全員が地の底まで落ちればいいのに。(こら)


それからロードバイクで実家まで走る。向かい風が厳しい。
でも暗くなってからだと速度もそう出せない。飛ばし気味でペダルを回す。

1時間ちょいで到着。アベレージ26くらい。ヘタレじゃこれが限界。
飼い犬の柴さんがお出迎え。幸い、両親は留守っぽい。玄関に贈答品を置いてすぐ去る。


よく通っていたスーパーにて、美人揚げを買う。鶏さんの皮を揚げたものである。


酒のアテに食べたいけど、これは鮮度が非常に大事で、揚げたてじゃないと食えない。
ヤバイくらい口中で油(脂じゃない)が出るので、申し訳ないけど、草っぱらに吐きながら食った。
鶏さんの皮自体は美味でした。ごっそさんです。




本日の相棒。もう来年の4月まで帰省することはないから、ゆっくりしてくれ。
と言いたいところだが今夏、ちょっとしたチャリ旅するから、もうちょい頼んます。
それを聞いて、ふてくされてる画。



特に寄り道もせずに帰って、寿温泉へ。サウナを堪能。湯も気持ち良かった。
暗くなった帰り道。ちょうど川の橋を渡る直前、両足の太ももを攣(つ)る。
立っていられない激痛が時間経過とともに威力を上げて襲い来る。如何ともしがたい状態。
人目を気にせずその場に倒れ込んだが、依然として激痛は継続。


あらぬ方向に筋肉が暴れて、耐えるのが非常に困難。うずくまりながら冷たい汗をかく。
股関節から足が外れて、ちょうど陸に打ち上げられた魚のように跳ね回りそうだった。
そのくらいのバネというか、反りというか、肉から骨がはじけ飛びそうな感じで、
声が出せないほどの激痛でしたね。暫く微動だにせず、30分ほど固まってました。


立てるようになったものの、ペダルを回せない状態。
とぼとぼと、チャリを押して歩く。かなりのスローペース。


星が綺麗・・・だったら少しは気も晴れたんだけど、生憎の曇り空。
僕の頬に透明な流れ星がスイーッと流れ、多忙な一日は終わりました。
頑張ったのにこの仕打ち。ああ、もういっそ、星になりたい。