料金設定（消費税の考え方）について・・・

一か月ぶりの投稿となります・・・
今年になって、一か月が過ぎ、ようやく落ち着きを取り戻したかなといった感じですが・・

確定申告の時期に入り、帳簿も完成し、決算待ちといったところです・・・


今年の前半は、大きな出来事が二つ・・・

３月２３日の行橋インター開通・・ならびに３月９日の国道２０１号線バイパスの開通などの道路関係・・
（このことは、また開通に近づいたら、話すこととして・・）

それと、４月の消費税アップです・・・
なんといっても、お客様に直接、関係のある出来事・・・
気になるところだと思われます・・・


結論から申し上げます・・・
当店では、消費税は８％にアップいたしますが、今回も価格は据え置きます・・・
平成６年以来２０年間・・価格据え置きということになります・・・


理由といたしまして・・・
幸い、両親とも健在であり、家族三人で何とか生活できていること・・・
三人いれば、混雑していても、店の回転率が何とか維持できるので、大丈夫であるということ・・

家族で話し合った結果、
徐々にアベノミクス効果があらわれているとはいえ、子育て世代を中心に、まだまだ生活に厳しいところは多く、
両親の客層である、高年齢世代の中間層においては年金引き下げなど・・とても景気が活発に回復しているとは言えないこと・・

来年１０月には再び１０％への消費税アップが見込めるので、その時の景気判断によって、料金の引き上げは可能であること・・

消費税アップに伴う、便乗値上げは、今回の場合は、これからの生活形態を見極めるうえでも、どうしても避けたいこと・・・


これらを、踏まえた上の判断でございます・・・
私たちも中間層であり、富裕層ではございません・・お客様の気持ちはわかっているつもりでございます・・・
当店は、高級店ではなく、一般大衆店でございます・・・
残念ながら、従業員がたくさんいて、トップスタイリストが在籍しているような高級店ならではのサービスも提供しておりません・・・


お客様の中には、
「料金値上げ・・全然せんねぇ～～～」「こんな値段でいいのかねぇ～～」と料金値上げにも前向きのお客様もいらっしゃいます・・

ありがたいお言葉、本当に感謝申し上げます・・・



しかしながら、先ほども申しあげたとおり、現在、三人でできているからこその料金設定でございます・・・
これが、万が一、これから何十年後かに、二人での営業・・または一人での営業になってくると、当然、料金設定は高くなってくると思っていただければ、幸いでございます・・・

当店のコンセプトは、お客様一人一人に一生懸命当たらせていただくことでございます・・

当然、回転率が下がってくると、他のお客様を犠牲にして、目の前のお客様に当たらせていただくことになります・・・
その状況において、生活水準やモチベーションが下がってくるとも限りません・・

それが、サービスに影響しては、何より、お客様が一番迷惑をこうむることになりますので、その時は、申し訳ありませんが、何か月か前に、予告したうえで、料金値上げという選択肢を取らせていただくことになると思われますので、その時は、ご了承くださいますよう、お願い申し上げます・・・



消費税が８％になるということは、化粧品の仕入れ・はさみの値段・その他、建物附属設備など、すべてのモノが値上げされ、当店の利益が減るものと思われます・・・
利益が減るということは、当然、お客様に使える経費（サービス）が減るということです・・・
それに加え、我々のモチベーションに影響すれば、お客様に提供する良い仕事ができなくなるという悪循環にもなりかねません

実際に、なってみないとわかりませんが、決算の数字から考えると・・・
おそらく、今回が限界で、来年１０月の消費税１０％になるあたりでは、料金設定を値上げしなければならないのではと考えております。

その際は、申し訳ありませんが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします
今後とも、Ｒｉｙｏｕ　ＨＯＳＯＫＡＷＡ（理容ほそかわ）をよろしくお願いいたします・・・