長野に行った帰りですが、諏訪の片倉館に行ってきました。
片倉館とは、国指定重要文化財である浴場です。
戦前にシルクエンペラーと称された片倉財閥により、昭和3年(キリスト暦1928紀元2588)に竣工となりました。
深さ1.1mの浴槽に玉砂利がしいてある千人風呂が特徴的。
立って入るというのは、現在では、ちょっとなという印象ですけど。当時の日本人は小さかったので、そんな感じだったのかもしれません。
この片倉財閥ですが、富岡製糸場を保存したことでも知られます。
こちらの浴場は、地域住民向けの温浴施設として作られ、財団法人を設立して運営してきたということですが、文化財になるような建物で、現役というのがすごいですね。
見学コースもあるようなのですが、立ち寄りませんでした。
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