りぞあかぶろぐ2
ココログで2006年から掲載してきたライフログ「りぞあかぶろぐ」の第2弾です。




 時間的にもう一ケ所くらいよれそうだなと選んだが、野村胡堂・あらえびす記念館。

 野村胡堂さんは、銭形平次捕物帳の原作者。音楽評論家として、「あらえびす」のペンネームをつかっていらしゃいました。

 銭形平次は、テレビではそんなに見ていなかったのですが、青空文庫で読ませていただきました。

 捕物帳は、人情劇、推理小説的な謎解き、活劇の要素も含んだ魅力がありますよね。また、江戸時代の風俗などの描写もあるところも魅力です。

 青空文庫では、岡本綺堂さんの半七捕物帳に続いて、読ませていただきました。

 岡本綺堂さんのお墓は、青山にあり、以前、お参りさせていただきました。

 野村胡堂さんは、故郷に出来た記念館を訪れることができました。

 野村胡堂さんは、明治15年(キリスト暦1882紀元2542)生まれ。盛岡中学校(のちの盛岡第一高等学校)では、金田一京介さんと同窓となったそうです。

 また、下級生には石川啄木がいたそうです。

 その後、東京帝国大学に入学するも父親の死亡により、退学。報知新聞を発行する報知社に入社。キャリアを重ねます。

 デビュー間もない江戸川乱歩に多数の短編を執筆させるなどしたとのこと。

 あわせて、自らも文芸春秋に銭形平次を執筆。昭和24年(キリスト暦1949紀元2609)に捕物作家クラブを結成、会長に就任。後に「日本作家クラブ」となります。

 また、レコード収集家としても著名であり、あらえびすの名で、音楽評論等を書いていたとのこと。

 記念館では、様々な書簡、原稿、レコードや愛用されていたオーディオなどが展示されており、故人の生涯とその時代の空気感を偲ばせるものとなっていました。

 昭和感を満喫したあと、この日の宿泊は「日本一深い天然自噴岩風呂を有す秘湯宿 藤三旅館」です。

前の記事へ岩手に行きました!記事一覧次の記事へ

 



コメント ( 0 )


   記事一覧画像一覧フォロワー一覧フォトチャンネル一覧