六花舎設計のスタッフ募集
▲埼玉県久喜市の注文住宅 六花舎設計の企画営業・施工管理等の人材募集
本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます、埼玉県久喜市にある注文住宅 六花舎設計の櫻井です。
だいぶ猛暑となってきました。
今年の夏も暑さ、水不足が心配されています。熱中症には十分にお気をつけください。
六花舎設計では、真夏の猛暑や真冬の極寒などどんな季節でも快適に過ごすことのできる高気密高断熱住宅をご提供しています。
お引渡し後、「住んでみると本当に違いがわかります」とお声をいただきます。
さて、本日は、
「カーボンニュートラルの住まいづくり」
です。
カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを意味します。
2020年10月、政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。
カーボンニュートラルを踏まえ、国土交通省ホームページでは、2050年及び2030年に目指すべき住宅・建築物の姿(あり方)について、下記のように記載しています。
〇2050年及び2030年に目指すべき住宅・建築物の姿(あり方)
2050年 |
ストック平均でZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能が確保され、 導入が合理的な住宅・建築物において太陽光発電設備等の再生可能エネルギーの導入が一般的となること |
2030年 |
新築される住宅・建築物についてZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能が確保され、 新築戸建住宅の6割に太陽光発電設備が導入されていること |
〇省エネ対策等の取組の進め方
・2025年度に住宅を含めた省エネ基準への適合義務化
・遅くとも2030年までに省エネ基準をZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能に引き上げ・適合義務化
・将来における設置義務化も選択肢の一つとしてあらゆる手段を検討し、太陽光発電設備の設置促進の取組を進める
注)「ZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能」とは再生可能エネルギーを除いた省エネ性能
また、脱炭素社会に向けた住宅・建築物における省エネ対策等のあり方・進め方の概要(別添1)とりまとめ(概要)によると、
2030年に目指すべき住宅の姿として、ZEH基準の省エネ性能が確保されることが必要、と書かれています。
■2050年及び2030年に目指すべき住宅・建築物の姿≪あり方(2050年に目指すべき住宅・建築物の姿)
(省エネ)ストック平均でZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能(※1)が確保される
■2030年に目指すべき住宅・建築物の姿
(省エネ)新築される住宅・建築物についてはZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能(※2)が確保される
(※1)ストック平均で住宅については一次エネルギー消費量を省エネ基準から20%程度削減、建築物については用途に応じて30%又は40%程度削減されている状態
(※2)住宅:強化外皮基準及び再生可能エネルギーを除いた 一次エネルギー消費量を現行の省エネ基準値から20%削減 建築物:同様に用途に応じて30%削減又は40%削減(小規模は20%削減)
ストック住宅というのは、建っている建物のことのことです。建っている建物すべてをZEH・ZEB化するのは難しくとも、目標を持って省エネルギー化していこうというものです。
■「ZEH」
「ZEH」とはネット・ゼロ・エネルギー・ハウス、すなわち「年間のエネルギー収支をゼロ以下にする家」のことです。
家庭で使用するエネルギーと、太陽光発電などで創るエネルギーをバランスして、1年間で消費するエネルギーの量を実質的にゼロ以下にする家です。
ZEHの家で暮らすということは、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルへの取り組みそのものです。
また「Nearly ZEH(ニアリーゼッチ)」という「年間のエネルギー消費量を可能な限りゼロに近づける家」もあります。
こちらは太陽光発電を載せられない都市部の狭小地などの人たちに配慮したものです。条件は断熱性能基準と、省エネによる消費量削減の基準はZEHと同じです。ですから、「あとは太陽光を載せればZEH」というイメージです。
住宅を建てる敷地やご予算などの関係でZEHが建てられない、という場合はニアリーZEHという方法がありますので、省エネ住宅にされたい方はぜひ一度ご相談ください。
■「ZEB」
「ZEB」とはネット・ゼロ・エネルギー・ビルのことです。
ZEHは一般の住宅、ZEBはビルなどの建築物など、というイメージです。今はビルも「エネルギー収支をゼロにする」ことが求められています。
六花舎設計では、カーボンニュートラルへの取り組みとして、高気密高断熱+高耐震のZEH住宅をご提供しています。
特にモデルハウスは全館空調で高気密高断熱+高耐震のZEH住宅です。
SDGsが注目をあびていますが、弊社では、カーボンニュートラルへの取り組みを以前からはじめており、常にお客様に本物の快適さと安全性をご提供した家づくりをしております。
その快適さはモデルハウスでご体感いただけますので、お気軽にお声かけください。
本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます、埼玉県久喜市にある注文住宅 六花舎設計の櫻井です。
6月3日、久喜市でもピンポン玉サイズの雹(ひょう)が降りました。
みなさま被害はございませんでしょうか。
6月~7月が最も雹(ひょう)が降りやすい時期です。降り出したら頑丈な屋根のあるところに避難したり、家にいる場合はすぐに雨戸やシャッターを閉めて、まずは身の安全をはかってください。
車のボンネットやカーポートへの被害も聞きます。もし屋根や雨どいなど住宅に被害が及んでしまった方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
本日は軒(のき)や庇(ひさし)の重要性です。雹(ひょう)対策としても大きな役割を持ちます。
■軒(のき)や庇(ひさし)とは
これらは窓や出入口の上に取り付けられるでっぱり部分のことを言います。
軒(のき)が屋根の端の少し飛び出している部分で、庇(ひさし)が窓や扉などの上にある小さく出ている部分です。
軒(のき)のある家
こちらは平屋で軒のある家。軒の下はウッドデッキになっています。
1階の窓に取り付けられた庇(ひさし)
↑こちらが庇(ひさし)です。窓の上に付いています。
■陽の光を季節に合わせて取り入れる
庇(ひさし)の主な役割として、
夏は強い日差しを遮り、屋内を涼しくします。
そして冬は高度の低い太陽の光が屋内に入り、お部屋を明るく暖かくします。
■雨の日の洗濯物も安心
ちょっとした雨の場合、洗濯物を干していても軒や庇が雨を防ぎ、濡れにくくなります。
■建物を守る!
また、軒(のき)や庇(ひさし)は建物を守っています。
例えば、雨風が直接窓にあたると音がうるさいですが、これを防いでいます。
そして、夏の強い日差しを遮ることで、室内のカーテンも傷み方が違ってきます。
先日の雹(ひょう)で庇(ひさし)があることで被害が少しで済んだお客様がいらっしゃいました。
同じ位置の雨戸ですが、庇がある部分と庇から外れた部分で雹による凹みに違いがあります。
庇がない雨戸
庇がなかった部分の雨戸は、数えると11個の凹みができています。
庇がある雨戸
一方、同じ位置にも関わらず、庇がある部分の雨戸の凹みはわずか2個でした。
幸い、こちらのお宅はこれでも凹みが少ないほうでした。
近隣の建物で庇のない窓は割れていたり、雨戸はもっと凹みがボコボコしていました。
このようにちょっとしたことのように思える軒(のき)や庇(ひさし)ですが、日差しを遮ったり洗濯物を塗れにくくするだけでなく、建物を守る働きがあります。
六花舎設計は住宅性能にこだわるとともに、建物そのものも長く使っていただけるご提案をしています。
本日は、軒と庇の重要性についてお伝えいたしました。
長く住まう高気密高断熱住宅についてもっと知りたいという方は、遠慮なく櫻井までお声かけください。
本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます、埼玉県久喜市にある注文住宅 六花舎設計の櫻井です。
コロナ対策が落ち着き、久しぶりの制限なしのゴールデンウィークはいかがでしたか?
今年は寒暖差がとても大きいので、体調を崩された方が多いようですが、皆様の体調はいかがでしたでしょうか。どうぞご自愛ください。
梅雨ももうじき、という季節になりますね。梅雨が終わると猛暑がやってきます。季節の変わりが早く感じてしまいます。
当社が建てる家の気密性能(C値)は0.3㎠/㎡
断熱性能(Ua値)は0.24~0.46W/㎡K
が目安となっています。
断熱性能を表すUa値とは、
お家からどれだけ熱が逃げるのかを表した数値です。数値が小さいほど熱が外に逃げにくいことを示しています。
六花舎設計はダブル断熱(充填断熱+外張り断熱)を採用しています。
建物の中と外の両方に断熱材を使うことで、夏は外の熱を遮り、冬は暖かさを逃がさないお家になっています。
では、どんな風に断熱しているかご紹介します。
充填断熱とは外張り断熱の反対で、壁の内側に断熱材を入れるものです。
断熱材にもセルロースファイバー、グラスウール、ウレタンフォーム等々、いろいろな種類があります。
そして、外張り断熱。
言葉の通り、家の外側を断熱材で囲みます。高断熱に外張り断熱はなくてはならないものです。
外張り断熱もいくつも種類がありますが、今回はUa値0.3を狙う「EX断熱」をご紹介します。
EX断熱
EX断熱は、30倍発泡のウレタンを70mm充填して、そこに50mmのEPS材(発泡プラスチック系の断熱材)を付加している断熱です。
EX断熱は、日本の家を暖かく、ドイツを上回る温熱性能を目指しております。
太陽からのエネルギーと生活廃熱だけで真冬の室温18度を実現いたします。
EX断熱のメリットは、
(1)冷暖房費が1/3になります
充填とEPSのW断熱でパッシブグレードの高気密・高断熱の住まいだからこそ、冷暖房費を大幅に削減できます。
一般的な建物(Ua値0.87/4等級)に比べて冷暖房費が1/3以下になります。
EX断熱イメージ
画像は株式会社MXエンジニアリングさんの「EX断熱」より引用しています
(2)手仕上げの風合いと高級感のある仕上がり
湿式左官仕上げで、高級感のある風合いになります。
仕上げ材は国産で、耐久性にも優れております。
最近よる見るサイディング壁などの乾式工法ではなく、昔ながらの日本の伝統的な外壁工法による仕上げです。
そのため、素材感や味わいを感じる外壁になるので、なんとも高級感のある我が家になります。
左官イメージ
(3)豊富なカラーバリエーション
白系以外にもブラウン、チャコールなど濃い色も選べます。
EX断熱カラーバリエーション
画像は株式会社MXエンジニアリングさんの「EX断熱」より引用しています
(4)省令準耐火仕様対応
防火認定を取得しているので、省令準耐火にも対応可能です。
火災保険料も安くなります。
本日は外張り断熱の一つをご紹介しました。
ここ最近とても高性能な住宅を求められるお客様が増えております。
当社でも日々勉強をして、お客様の想いに応えられるように切磋琢磨しております。
高気密高断熱住宅についてもっと知りたいという方は、遠慮なく櫻井までお声かけください。
本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます、
埼玉県久喜市にある注文住宅 六花舎設計の櫻井です。
三寒四温、ポカポカ陽気の日もあれば、とても寒い日もあり、春の訪れを感じますね。
ちなみにこの記事を書いている本日は暖かくて気持ちがいいです。
さて、私どもも楽しみにしていたO様の高気密高断熱の平屋住宅が完成しました!
外構は工事中ですので、外観はご提案したパースをご紹介します。
建坪が約35坪のとても広い住宅です。
外観パース
軒部分は夏の太陽を遮り、冬はあたたかな陽の光が入るように設計しています。
このように太陽の熱や光、風といった自然のエネルギーを、機械を使わずに建物に利用する設計する方法をパッシブデザインと言います。
現在はパースで見た正面部分にウッドデッキ工事をしているので、屋内をご紹介しますね。
開放感あふれるリビング
玄関を入ってドアを開けると開放感あふれるリビング。この右手が南側で大きな掃き出し窓になっています。
天井に注目してみてください。キッチンの天井は低く、リビング側は 梁を現(あらわ)しにして天井を高くしてあるのが分かりますでしょうか。このつくりによって、より開放感を感じられる空間になっています。
リビングから見たキッチン
リビング側から見た様子です。右手にカウンターキッチン、左手にはこだわりの棚が見えます。
中央の通路は左手に行くとパントリー、奥は洗面へと続きます。
こだわりのニッチ・棚
造作の棚はお施主様のセンスが生かされ、輸入クロスや三角になっているデザインなど、とてもオシャレな空間を演出しています。
モールテックス塗りのカウンター
モールテックス塗りのカウンター。厚さ3ミリ程度ですが1週間毎日毎日コテで層を重ね、最終的にお施主様ご要望の色に仕上げます。
実際に見てみると、とても高級感を感じますよ。
居室へつながる空間
居室へつながるちょっとした壁にもお施主様のこだわりが。中央の壁紙はお施主様がご自身で見つけてこられた輸入クロスです。細部まで丁寧に家づくりをされています。
主寝室
こちらは居室。北東に位置しているため、夏涼しく、冬はやさしい日光が入るように窓を小さく設けています。
この窓設計も高気密高断熱の性能UPにつながっています。
ご夫婦それぞれのベッドのところにスマホなどを置ける棚を設けました。
タイルの洗面台(来客用)
洗面台はご家族用と来客用があります。来客用は青みがかったタイルに異国情緒を感じます。
タイルの洗面台(ご家族用)
どちらもタイルにこだわって設置しました。朝の忙しいひと時も気分がアップしますね。
各種照明
照明も一つ一つお施主様が選んで設置しています。どこをとってもセンスが光るお宅です。
高気密高断熱はもちろんのこと、風の通りを考えたパッシブデザインと合わせて、より快適な住まいになりました。
こちらのお宅は動画も作成予定ですので、できたらお知らせいたします。
動画だともっと魅力が伝わるのではないかなぁと思います!どうぞ楽しみに!
本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます、
埼玉県久喜市にある注文住宅 六花舎設計の櫻井です。
この冬は、雪が積もりましたね。みなさま、大丈夫でしたでしょうか。
どうぞお車の運転や歩行中の転倒など、お気をつけください。
ところで、最近「パーパス」という言葉が企業の間で注目を浴びています。
「目的」「意図」と訳されることもあるようですが、企業においてのパーパスとは「存在する意義」を表します。
当社の「存在意義=パーパス」は、こちらを掲げています。
改革と改善
私たちは、お客様、協力会社様とともに歩み、幸せを共有するために、
常に反省、改善を行い、前向きに行動して改革します。
信用と信頼
私たちは、人とのふれあいを大切に育み、お互いに協力、尊重することで、
信用と信頼を得、プラスプラスの関係を築いていきます。
人材と人財
私たちは、自分たちの仕事を通し、社会に役立つ人材となり、
地域に貢献することで未来を築く人財になれるよう努力し、自分の存在感を見出します。
さて、本日はそんなパーパスを実践すべく取り組んでいることの一つをご紹介します。
お客様の「信用」「信頼」を得るために大切なこと、お金の話についてです。
そこで見積もりのお話をしたいと思います。
家づくりは建物本体価格以外にもお金がかかる!
家づくりの概算金額をハウスメーカーさんや工務店さんに出してもらうとき、そこには何が書いてあるでしょうか。
実は家づくりをするときは、建物本体以外にもたくさんのお金が必要になります。
例えば、実際に家に住むために、水道を引いたり、ガスを通したり、各種書類を申請したりとたくさんの費用がかかってきます。
また、家が完成したあとに、今度は外構(お庭や塀など)をどうするかなど、あらかじめ把握しておくと良いこともあります。
ですから、建物本体価格の見積もりだけ見るのではなく、実際に住むまでにいくらかかるのか?を基準にして検討するようにしてください。
建物本体価格以外にかかるお金
六花舎設計の資金計画書
上の見積もり写真は、六花舎設計の資金計画書の一例です。
どこが建物本体価格でしょうか。
はい、そうなんです、赤枠の中だけです。
六花舎設計では、建物本体価格だけでなく、その家に住めるようになるための全体の金額を分かりやすくご提示しています。
こうして「住むための全体金額」を見ると、建物本体価格以外にも様々な費用がかかることが分かりますね。
このように分かりやすく各項目と金額をお出しすることで、価格の根拠をお伝えすることができます。
すると、後から後から追加費用 が出て、想定していたよりもかなり高くなってしまった、ということを避けることができます。
みなさまも、家づくりの費用を見るときは「建物本体価格以外」に何が記載してあるかを見てみてください。
例えばこんな工事の費用が記載されているかをチェックされると良いですよ。
<建物本体価格以外にかかる費用例(一部)>
・給排水引き込み工事
・浄化槽工事
・ガス配管工事
・冷暖房工事
・地盤改良工事 etc
あとから「そんなに追加費用がかかると思わなかった!」ということの無いように、しっかりと事前に確認したいですね。
もちろん六花舎設計は、「住み始めるまで」を基準にお見積を作成しています。
ご質問や疑問点など、お気軽に声をかけてください。
都内の方からのお問い合わせが増えてきました
少し話は変わりますが、このところ都内の方からお問い合わせをいただくことが多くなってきました。
C値0.3、Ua値0.24~0.46のように高気密高断熱で省エネの家を考えられて、当社にお問い合わせいただきます。
参考までに、例えば足立区で高気密高断熱住宅を建てるのと、久喜近辺で建てるのでは、坪10万円(35坪で350万円)くらい価格が変わってきます。
私たちの「パーパス」の一つである「信用と信頼」をしっかり築いていくために、これからもご要望をお聞きして、費用ははじめから分かりやすくご説明して、ご納得いただきながらお話できるようにしてまいります。
本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます、
埼玉県久喜市にある注文住宅 六花舎設計の櫻井です。
2022年が始まりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2022年の今年と言えば寅年ですが、
の年なんだそうです。
2022年は60年に1回の壬寅(みずのえとら)の年
「干支」は「十干」と「十二支」が組み合わさって60通り、すなわち60年で一巡します。
だから60歳は還暦ということはご存知の方も多いと思います。
今年は十二支でいうと「寅年」、十干では「壬」となる年で、
干支は「壬寅(みずのえとら)となるそうです。60年ぶりの壬寅の年です。
壬寅(みずのえ・とら)はこのような意味があるそうです。
壬=女性のおなかにお子さんが授かる「妊」の一部であることから「はらむ」「生まれる」
寅=「演」が由来で「人の前に立つ」、演と同じ読みの「延(えん)」から「延ばす・成長する」
従って、「壬」と「寅」の組み合わせの「壬寅」は、「新しく立ち上がること」や
「生まれたものが成長すること」といった縁起のよさが表れているそうです。
縁起と言えば一生に一度か二度の大きな買い物である家づくりは、良い年回りに行いたいですね。
”運気の良い時期に家を建てたい!”
という方は、ぜひ今年チャレンジしてください!
ダブル断熱について
家づくり、ワクワクしますね!今年の冬は寒いので、気密性が高くてあたたかいおうちがほしい!と切に願っている方も多いのではないでしょうか。
そんなみなさんに本日はダブル断熱のお話です。
ダブル断熱というのは、「一般的な充填断熱」にプラスして、「外断熱」を行う方法です。
■充填断熱とは
充填断熱イメージ
柱などの構造材の間に断熱材を入れる工法で、木造住宅で広く採用されている工法です。
外断熱よりも工事の手間がかからないため、比較的費用を抑えられる工法です。
■外断熱とは
外断熱イメージ
建物の外壁の内側(柱の外側)に断熱材を入れて、断熱層をつくる工法です。柱の外側で熱の伝導を断ちます。
そのため、冷気や暖気を遮断して、室内を一定の温度や湿度に保つことができます。
外断熱の特徴は建物全体を囲むように入れていくことです。
■ダブル断熱とは
充填断熱と外断熱の両方を組み合わせた工法です。付加断熱とも言います。
断熱だけでなく気密性も高まるため、寒い冬や暑くなりすぎる夏に冷気や暑い空気から屋内を遮断します。
六花舎設計ではフェノバボード という薄くても断熱効果の高い材料を使用し、
Ua値0.3、C値0.6という断熱性気密性の高い住宅をご提供しています。
・Ua値(当社目安0.3)
住宅の室内から、床・壁・天井・窓などを通して、外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した数値
数値が低いほうが良い
・C値(当社目安0.6)
住宅における相当隙間面積のこと
数値が低いほうが良い
ダブル断熱をしたら、さらにおすすめなのがトリプルサッシです。
画像出典:YKKAP 高性能トリプルガラス樹脂窓APW 430より
トリプルサッシにするとご費用は上がりますが、断熱性能がぐっと上がります。
HEAT20やG3についてご興味ある方など、詳しいことが知りたい方、ぜひお声かけください。
このような感じで、当社の家づくりは、
家の性能や暮らしについてお聞きしながら世界に一つだけの間取りをつくり、
入居するまでにかかる費用をすべて算出する資金計画書を提出します。
そして、夢のマイホーム計画を現実のものへと進めていきます。
2022年もみなさまに将来に渡って安心な家づくりをご提供していきます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます、
埼玉県久喜市にある注文住宅 六花舎設計の櫻井です。
2021年も終わりに近づいてきましたね。
みなさんはどんな年でしたか?
六花舎設計は、HEAT20 G3レベルの家づくりを目指し、より高性能な家づくりをご提案してきました。
このブログでも、高気密高断熱の家づくりについて書いていますが、
ただ、住宅性能の数値を上げるだけでは、住む方の心地よさは保証されません。
本日は、高気密高断熱の家でありながら、パッシブデザインも取り入れている当社の家づくりを詳しくご紹介したいと思います。
パッシブデザインとは
パッシブデザインとは、太陽の熱や光、風といった自然のエネルギーを建物の構造や材料などの工夫によって、
快適な室内環境をつくり出す設計手法のことです。
一般に高気密高断熱の家は「断熱」「気密」をしっかり行い、24時間換気システムがついている、
といったイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。
実際に、当社のモデルハウスも高気密高断熱で、24時間換気を行っています。
↓モデルハウスの外壁部分にある吸気口と排気口です。
ですが、私たちはこうした高気密高断熱の家づくりを行っている上で、さらに自然の光や風を取り入れ、
その自然なエネルギーでどの部屋も一定の温度に保てるような工夫をしています。
それがパッシブデザインです。
前回のブログ記事でご紹介した家でご紹介しましょう。
①庇(ひさし)で夏場の日射を遮蔽
庇(ひさし)のあるパッシブデザインの家
家の外観の右側をご覧ください。南向きの窓に庇(ひさし)がついています。
最近は庇がない家を見かけることがありますが、庇はパッシブデザインにおいて重要な役割を果たします。
一つは夏場の日射を遮ること。これで夏場に太陽で温められた熱気がそのまま入ることを防ぎます。
もう一つは冬場。冬場は太陽の高度が30度くらいになるので、部屋の奥まであたたかい陽を入れます。
そして、断熱で家の中の空気を逃がさないのです。
太陽の恵みをしっかり生かす家づくりです。
ちなみに庇のところにシェードを付けるとさらに効果的が出ます。
②風を取り入れる
①のように、南の窓はたくさんの光を入れるように設計し、東西北に関しては「陽(の温かさ)を入れるための窓」はあえて作らなくても大丈夫です。
でも風の通りは考えなくてはなりません。
その家が建っている場所の風向きで、風と光を入れる窓を考えます。
風と光を取り入れる小窓のある居室
こちらは2階の居室(お子さまが増えたら2つの部屋にできる設計です)です。
南側に陽を取り入れるための大きな窓があり、正面奥には風と光を取り入れるための小さな窓があります。
この窓があることで、風を取り入れ、自然な空気の流れができます。
夏場、こちらの窓を開けるだけもずいぶん涼しくなるんですよ。
ちなみに小さな窓が上のほうにあるのは、近隣のお家とのプライバシーの配慮です。
③屋上にも熱対策
屋上への出入り口です。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、サッシの上のほうにシャッターが設置されています。
出入り口は南向きに作られているので、陽がよく入ります。
そのため、夏場は日射を遮って室内に熱気を入れないようにするわけです。
省エネの家
①~③のように自然の陽の光や風を取り入れ、しっかり断熱することで、必要最小限の光熱費で家じゅう快適な温度・空気を保つことができます。
エアコン1台でどの部屋も快適温度。とっても省エネになりますね。
日本の家屋は昔から自然に親しむ家づくりでした。パッシブデザインも自然の光と風を取り入れ、そのおかげで快適な空間になる設計です。
パッシブデザイン+高気密高断熱。
省エネだけでなく、どの部屋に移動しても一定の温度である屋内は、体にも負担が少ないやさしい環境です。
私たちは地球の自然に親しみ、家族みんなの体にやさしい家づくりをご提案しています。
今回ご紹介したお家はホームページでもご紹介しています。
施工事例「屋上をつくって旗竿地を有効利用!パッシブデザインの家」→
本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます、
埼玉県久喜市にある注文住宅 六花舎設計の櫻井です。
このところお天気が良くて、外に出ると気持ちがいいです。
六花舎設計では、2021年11月13~14日の土日にお施主様のご厚意で「スカイバルコニーで暮らしを楽しむ家」の見学会を開催しました。
場所は久喜駅に近いところです。
スカイバルコニーで暮らしを楽しむ家
見学会には、たくさんの方にご来場いただき誠にありがとうございました。
お天気にも恵まれ、コスモス越しに見える完成した家が愛おしく思えます。
こちらの家はもちろん高気密高断熱、そして耐震等級3相当です。
最たる特徴はスカイバルコニー!
広いスカイバルコニー
建物の床面積と同じ広さの広々屋上空間です。
屋上のある家にした理由の1つに、土地が旗竿地(はたざおち)ということがあります。
旗竿地とは、道路に接する部分が細長い旗のような形の土地のことです。
旗竿地は、土地の周りを建物に囲まれていることが多いため、どうしても日当たりや風通しが悪くなりますが、道路から離れているので、静かな暮らしを送りやすく、土地の相場価格も安価というメリットがあるんですよ。
お施主様のご要望として、敷地内での車の移動ができるようにしたいことということでしたので、間取りの配置を工夫しました。
外観からも分かる工夫として、車の切り替えしができるように家の角を切り取ったような形にしています。
駐車場は正面右手にあるので、矢印のように切り返しができるように家の角にぶつからない設計にしました。
旗竿地で車の切り替えしができるように工夫した設計
屋上からは全方位見渡せて、お天気の良い日はとても気持ちがいいですよ!
屋上スカイバルコニーからの眺め
空気が気持ちいいですね~~。
屋上がとても広いため、使用用途はたくさんです。
例えば
①屋上バーベキュー
②ふとん干し放題
③洗濯物も干し放題
④ローラースケートもできる!
⑤もしもの水害のときに、一時的に垂直避難ができる!
いろいろな使い方がありますね!
ご案内する六花舎設計の桜井
恥ずかしながら、見学の際はこんな感じでご案内いたしました。
ご来場くださった方からは、「あたたかい!」「屋上からの眺めがいい!」とお声をいただきました。
お施主様が暮らしの中でどんな風に楽しんでいかれるか、私も楽しみです。
この度は、完成見学会を快くお引き受けくださったお施主様、ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
見学会に行きそびれてしまった!という方は、モデルハウスへのご案内もできますので、遠慮なくお声かけください。
実際の高気密高断熱、耐震等級3の家を体感していただけます。
それでは、こちらのスカイバルコニーの家のご家族へ、これから先も楽しく健康に暮らしてください!
ありがとうございました!
本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます、
埼玉県久喜市にある注文住宅 六花舎設計の櫻井です。
肌寒い日も増えてきましたね。コロナはだいぶ落ち着いているようですが、今年はインフルエンザも気を付けたほうがいいとニュース番組で見ました。
冬場は断熱性の低い家にお住まいの場合はヒートショックなど、命にかかわることもありますので、どうぞみなさまあたたかくしてお過ごしください。
さて、最近地震が何回か起きていますね。
10月28日の地震は少し長く揺れました。久喜市は震度5弱でした。
日本に住んでいる時点で、地震は起きるものとして考えていたほうが良いという話を耳にします。
2020年に国内で観測された震度1以上の地震回数は1704回もあったという報告がありました。
2021年は1~4月までの期間は地震回数が増えており、2月の福島県沖の地震では最大震度6強が10年ぶりに観測されました。
地震対策はされていますか?
■非常用持ち出し袋
みなさん、地震対策はどのようにされていますでしょうか。
非常用持ち出し袋を準備されている方は、時折中身のチェックをされることをおすすめします。
非常用持出袋
大きなハンカチ・歯磨き・ウエットティッシュ・絆創膏・携帯トイレ・水・飴、チョコレートなどちょっとかじれるもの・スマホの充電器・モバイルバッテリーLEDライト・防災用ホイッスル・防寒シート・ボールペン・メモ帳・小銭・常備薬等、、、
置き場所にも注意ですね。せっかく準備してあるのに、いざというときにすぐに持ち運びできる場所に保管しましょう。
いざというとき、水がとても古くなっていた、入れていたつもりのものが入っていなかったということのないよう、チェックしてみてくださいね。
■家具転倒防止器具
家具転倒防止ストッパーを設置されている方もいらっしゃると思います。
転倒防止ストッパー
このような家具と天井の間に使うものですね。
阪神・淡路大震災では死因の8~9割が家屋・家具による圧死と言われています。
寝る部屋に背の高い家具は置かないという選択肢が最適ですが、もし置かなくてはいけない場合は転倒防止ストッパーでしっかり固定しましょう。
■屋根瓦のチェックも!
近年、屋根はどんどん軽量化してきています。屋根が重いと地震のときに家を潰してしまう恐れがあるからです。
屋根はふだん見えないところですので、定期的にクギの頭が浮いていないか確認してみてください。
地震のときに屋根が落ちてしまっては大変です。
どのご家庭の屋根であっても屋根の釘は7~10年で少しずつ抜けてきてしまうので、そろそろかなと思ったら、専門の人に屋根に上って見てもらいましょう。
台風などのときに屋根が飛んでしまう恐れもあるので、お客様には必ず屋根チェックをお伝えしています。
家そのものは地震対策できていますか?
■新耐震基準
家探しをされたことがある方は「昭和56年(1981年)以降の新耐震基準」という言葉を見たことはありませんか?
それ以前の基準では、“震度5強程度の地震では、ほとんど建築物が損傷しない”とされていて、中地震に耐えられるように基準を設けていました。
しかし大きな地震が起きるようになってきて、昭和56年(1981年)以降の新耐震基準では、”震度6以上の地震に耐えられること”という基準になりました。
昭和56年以前に建てられた家にお住まいの方は、建て替えや耐震リフォームが必要になってきますので、お気軽にご相談ください。
■耐震等級と直下率
六花舎設計の建物は耐震等級3、かつ直下率もきっちり計算してご提案しています。
熊本地震のときは、耐震等級2の建物が倒壊してしまったということがありました。
その原因として、「直下率」があります。
直下率が高い=2階の柱や壁の真下に、1階の柱や壁があるほど耐震性は高くなる、という内容です。
私たちの家づくりは単純に耐震等級3でつくるだけでなく、この直下率も計算し、より安全にお住まいいただくようにしています。
■耐震と制震
「耐震」と「制震」はご存知ですか?こんな違いがあります。
「耐震」とは・・
地震の揺れに耐える(建物を頑丈にして倒壊しないようにする)
「制震」とは・・
地震の揺れを吸収する(地震のエネルギーを吸収して、建物の変形を抑えて損傷を軽くする)
六花舎設計では、万が一の時にお客様の家族の命と大切な財産を守るため、
耐震と制震を組み合わせることで、より地震にしなやかに耐えられる家をご提供しています。
制震には、こちらの”αダンパー”を採用し柱や梁部分に設置して、耐震工法だけでは守れない繰り返しの地震による建物の損壊の防止に努めています。
こうして耐震工法の一つ上の安心をお届けしています。
制震ダンパー
おかげ様で六花舎設計の建物は、大きな地震のときも影響がありませんでした。
私たちが高耐震の家づくりにこだわる理由は、万が一の時にお客様の家族の命と大切な財産を守りたいと考えているからです。
家づくりに携わるものとして、いつ起こるか分からない大地震にも備えることが私たちの使命だと思っています。
本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます、
埼玉県久喜市にある注文住宅 六花舎設計の櫻井です。
だいぶ秋らしい日も増えてきましたね。
コロナが落ち着いてきたようでほっとしますが、季節の変わり目ですし、これから寒くなっていくのでみなさまくれぐれも暖かくしてお過ごしください。
さて、これから寒くなると言えば、やっぱり高気密高断熱の家です。
本当にあたたかいんですよ。
六花舎設計の家づくりは
ZEH対応、そしてHEAT20 G2グレード以上です。
今日はHEAT20 G2グレードについて、お話しますね。
変形土地をうまく利用したパッシブデザインの家・ZEH住宅
例えば、こちらの「狭小で南北に細長い土地をうまく利用したパッシブデザインの家・ZEH住宅」。
高気密・高断熱・高耐震のZEH住宅ですので、省エネ効果もばっちり。グリーン化補助金採択されました。
なんと、太陽光発電システムの初期費用0円で設置しました!
細長い変形土地をうまく利用した間取りというところが特徴です。
中庭をつくることで、光と風をうまく採り入れられます。
「変形地」というのがミソですので、気になる方はお気軽にお声かけください。
それで、「ZEH」というのはみなさま聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
「G2」はご存知でしょうか。
「G2」とはHEAT20のG1・G2グレードの「G2」を意味しています
HEAT20とは、20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会のことで、団体が定めた断熱性の基準値のグレードを「G1」「G2」「G3」で分けています。
G1からG3にかけて厳しい基準となり、G3は最も厳しい水準です。
六花舎設計は「G2」グレード以上ですので、以下の基準をクリアしています。
●断熱性能・・Ua値0.46(6地域の基準)
●冬期間の最低体感温度・・概ね13℃を下回らない性能
●体感温度が15℃未満となる割合・・15%
●省エネ基準の家と比較した場合の暖房負荷削減率・・約50%削減
つまり、熱が外に逃げないからあたたかく、家の中の温度を保ち、省エネで光熱費も節約できる家です。
変形土地をうまく利用したパッシブデザインの家・ZEH住宅の2階
こちらの家は、2階の廊下から日差しと風を採り入れつつ、中庭が見渡せるつくりです。
冬場に差し込む光が廊下をあたたかく照らしてくれますね。
こちらの家は、実際のお客様の家ですが同じグレードのモデルハウスもありますので、体感いただくこともできますよ。
ZEH、G2グレードについてもっと話を聞きたい!という方はお気軽にお声かけください。
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埼玉県久喜市にある注文住宅 六花舎設計の櫻井です。
9月は防災の月ですね。
この夏も大雨による災害が起きています。
数十年に一度の雨、100年に一度のなんとかなどここ数年聞きますが、毎年のことになっていて、
もはや普通にそのくらいの災害が起こることを想定して暮らしていく必要がありますね。
ハザードマップ
みなさん、お住まいの地域のハザードマップはチェックされていますか?
ちなみに六花舎設計のある場所を見てみると、洪水ハザードマップでは利根川水系エリアで0.5m未満ということが記載されていました。
ハザードマップは
・洪水(利根川水系、荒川水系、江戸川水系)
・内水
・地震(建物倒壊危険度、液状化可能性)
といった分類が記載されています。
終わりの3ページは防災対策も載っているので、ぜひみなさん目を通しておくことをおすすめいたします。
住宅を一時避難所に
六花舎設計は、「避難住宅」という考え方をしています。
避難所に行くことが危険とか、少し時間をおいてから避難所に移動したほうが良い場合に備えてです。
元々お施主様が希望されていて、屋上を設置した施工事例です。
暮らしの愉しみ(たのしみ)と避難場所を兼ねた避難住宅
普段はふとんを目いっぱい干したり、休みの日はわんこやご友人と一緒にバーベキューも楽しめます。
そして、万一の水害のときは一時的に屋上に避難していただくこともできる家です。
もちろん高耐震の家です。
私はこれからの住まいは、普段の快適さと利便性、居心地の良さとともに、いざ災害というときに本当に安心安全な場になる設計が必要だと考えています。
まずは高耐震、そしていざというときに家にいながらにして避難できる場所があること。
一生に一度か二度の家づくり。
一緒に本物の安心と安全を考えて、家づくりをサポートさせてください。
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埼玉県久喜市にある注文住宅 六花舎設計の櫻井です。
メダルラッシュのオリンピックが終わり、パラリンピックがはじまりました。
選手のみなさんには体調に気を付けて、頑張ってほしいです。
今年もとてつもない猛暑かと思いきや、雨が続いて涼しかったり、また暑くなったり気候が忙しいですね。
幸い関東では今回は水害の被害はあまり聞かないですが、いつ自然に猛威を振るわれても安心な家に住みたいですね。
ウェルビーイング
みなさん、「ウェルビーイング」という言葉を聞いたことがありますか?
医療関係の方などは、よくご存知の言葉みたいですね。
最近では、建築業界でも使われるようになってきている言葉です。
ウェルビーイング(well-being)とは、身体的・精神的・社会的に良好な状態にあることを意味する概念で、
人間の豊かな生活を表す概念とも言われています。
元々は1946年に世界保健機関(WHO)設立にあたって考案された憲章に含まれていた概念だそうです。
人の健康やウェルビーイング(身体的、精神的、社会的に良好であること)”の視点で建物の環境・エネルギー性能と利用者の健康・快適性を評価するシステムで、空気・水・食物・光・フィットネス・快適性・こころという評価カテゴリーがあります。
こちらは国際的な評価基準であり、該当する建物の不動産価値を数値で見ることができます。
日本では、主にオフィスビルなどに対してこのウェルビーイングを向上させようという動きが進んでいます。
WELL認証の建物で生活するメリット
現代人は建物の中で仕事をしたり、生活をしたりする時間が多いです。
その建物が肉体的にも、精神的にも健康に、豊かに生活できる環境であることで、例えば空気がよければ喘息になるリスクが減ったり、快適性が上がればそれだけ心身ともに負担の少ない生活を送ることができます。
日本では一般の住まいへの本格導入はこれからですが、海外ではすでに賃貸マンションに導入されているケースもあります。
日本でもこれからより豊かに生活できる環境づくりとして、WELL認証が増えていきそうです。
ウェルビーイングを見据えたZEH住宅
こちらは介護される障がい者の方と、介護する側の健康や暮らしやすさを考えたプランニングの家です。
太陽光発電システムと車いす対応の省エネ住宅(グリーン化補助金対象)
居室全てが南側を向いた明るい間取りで自然の「光」がちょうどよく入ります。
車いすのご主人のため、移動空間を広くとり、生活動線がスムーズになるようにプランニングしました。
同時に介護する奥様もこれから年齢を重ねていくことを考えて、お施主様立会いの下に手すりを付けました。
太陽光発電システムを設置した、グリーン化補助金対象の省エネ住宅でもあります。
施工事例はこちらからご覧ください。
介護される側のことを考えたプランは世の中に多く存在するのですが、
現場のお客様の声を聞くと「介護する側」の負担をなるべく軽くしてほしいというご要望を多くいただきます。
介護する人も年を重ねていきますし、日々の負担も大変なものだと思いますので、
このようなご要望にはしっかりお応えしていきたいです。
一般住宅のWELL認証はまだまだこれからですが、
これからも肉体的にも、精神的にも健康に、豊かに生活できる環境の家づくりをより一層ご提案してまいります。
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埼玉県久喜市にある注文住宅 六花舎設計の櫻井です。
まん延防止等重点措置が再度伸びましたね。
久喜市は対象外ですが、それでも閉じているお店もあり、お酒を嗜むことが好きな私としては残念です。
でも、みなさんの体の安全が第一ですからね!
六花舎設計も感染防止に細心の注意を払って、営業中です。
さて、本日はリノベーションの話です。
たくさんの空き家
みなさん、日本の空き家はどのくらいあると思いますか?
最近テレビでも空き家問題を取り上げていることがありますね。
答えは
840万戸
です。
えーーーっ、そんなにあるの???と思われたでしょうか。
ちなみに日本の世帯数はだいたい5000万で減少傾向で推移しています。この数と比べてみると、ずいぶん余っているんだなぁと思いますね。
世間でも言われているように、放置しておくと建物の倒壊の危険が迫ってきたり、治安にも影響してきますね。
そこで、リノベーションして有効活用しようという動きになってきています。
土地がなくて家を建てたいお客様の声
家を建てたいお客様からお声かけいただくとき、「土地をこれから探すのですが」という方も多くいらっしゃいます。
土地を探すとき、ご希望はだいたい二手に分かれます。
1つは、駅に近い・スーパーが近いなど、生活の利便性を追求できる場所
もう一つは、そこまで利便性を追求せずに、自然環境に恵まれゆったり暮らせる場所
という2つです。
特に久喜市周辺という土地柄、自然環境に恵まれていて、老後をゆったり暮らしたり
自然豊かな環境でのびのびとお子さまを育てたい、というご要望をされる方も多いです。
農家さんの家が古民家風に生まれ変わる
久喜市や私の生まれ故郷の茨城県境町周辺は、まだまだ農家さんの家が多い地域です。
跡継ぎがいらっしゃらなくて、空き家になってしまう家もけっこうあります。
空き家になった農家さんの家は、実はリノベーションにとても向いています。
昔の大工さんの注文建築ですから構造がしっかりしていますし、
もともと古民家風なただずまいですから、ちょっと和モダンなテイストにリノベーションすると毎日旅館にいるような雰囲気になります。
そんなスローライフもいいですね。
詳しくはホームページのまるで高級旅館のような純和風平屋住宅 をご覧ください。
リノベーションした家で自分たちらしく暮らす
近年では、このようにもともとあった家をリノベーションして、自分たちらしく暮らす方が増えています。
最大のメリットは、その費用です。
新しく土地を買って新築住宅を建てるのと、中古住宅を買って自分たち風にリノベーションする(もしくは、あらかじめリノベーションされた家を買う)のとでは、1000万単位で予算が変わってくることもあります。
長く住む家、家そのものの満足を追求でき、かつ資金について余裕ができる。
それが中古住宅のリノベーションの良いところです。
六花舎設計は設計力・技術力で中古住宅であなたとあなたのご家族に豊かな暮らしを提供できます。
空き家・中古住宅のリノベーション、ちょっと気になるなという方がいらっしゃいましたら、お気軽に声をかけてみてください。
本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます、
埼玉県久喜市にある注文住宅 六花舎設計の櫻井です。
世間では緊急事態宣言が延長されましたね。
久喜市はまん延防止等重点措置の対象区域ではありませんが、都心へのアクセスもよく、駅前などは人通りもそれなりにあるところなので、気を付けていきたいです。
季節の変わり目ですし、みなさまどうぞ体にはお気をつけください。
さて、本日は間取りの話。
動画の練習を兼ねて、間取りをどのようにして考えたかをお話しました。
間取り図はこちらです。
こちらのお施主さまは、インナーガレージがほしいこと、車を降りてそのまま玄関から家に直接入れることを希望されました。
ですので、玄関入り口はガレージ側と正面の両方に設置しました。
そして、極力デッドスペースはなくしたいということで、廊下は作らず、玄関ホールからすべての部屋に行ける無駄のない間取りを考えました。
玄関からリビングを通らないと2階に行けないという動線も、子育てを考えた上での間取りです。
また、階段を「リビング階段」風にしたのも、デッドスペースを極力なくす工夫からです。
LDKも大きく空間を取りたいというご要望には、大断面の計画を立てました。
間取りからも分かるぐらい広いですね。
キッチンわきのパントリー兼収納はできるだけ狭いスペースを有効に取りました。
スタート時は大きめに設計していたのですが、洗面所が室内物干しを兼ねることになり、パントリー兼収納スペースが少し小さくなることに。
ですが、細長くすることで棚を長く作ることができ、収納を兼ねることができました。
2階は将来子どもさんが二人になったときは間仕切りで2部屋に分かれる作り、
そしてご夫婦のメインベッドルームには納戸+ウォークインクローゼットを設け、収納にはとてもご満足いただきました。
外観はCUBE系、つまり四角い感じの家をご希望でしたので、そのままだと夏の日差しが厳しいと考え、
軒の出を多く出すようなイメージで軒の代わりにベランダを大きく出しました。
これで1階のリビングに夏は日差しをカットし、冬場はよく日が入るようになりました。
このように、ご家族ご家族でまったく間取りは異なります。
お客様のご希望をたくさんお聞きして、できるだけ実現できる間取りを考えることが楽しいです。
世界に一つだけの家づくり
六花舎設計はそのご家族、あのご家族それぞれに寄り添って、そのご家族だけの大切な我が家をご提供していきます。
そうそう、動画の練習を兼ねていましたので、恥ずかしいですがちょっとだけご覧ください。
ちょっと顔が真剣すぎでしたでしょうか。。
この日は、当社の愛犬マロンがなぜかよくお話していました。
ちょっとだけマロンもご紹介します(^^)
ではまた来月お会いしましょう!
本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます、
埼玉県久喜市にある注文住宅 六花舎設計の櫻井です。
4月ももう終わりですね。
少し遅いですが、新入学・新社会人になられたみなさま、おめでとうございます。
当社では成人されるくらいのお子さまがいらっしゃる方も多いので、喜びと少し淋しい気持ちが入り乱れた月だったかもしれませんね。
先月は「大人の平屋」をご紹介させていただいたこともあり、自分の年齢も考えると時の流れは早いなぁと思います。
さて、●●歳の手習いではないですが、今月は初めて『動画撮影』にチャレンジしました!
といっても、あくまで『練習』です。
いやぁ、、緊張しました。。
その様子がこちらです↓
家づくりを語る動画撮影練習中
あらかじめ、内容をメモしてカメラに向かってお話するのですが、これがなかなかに難しいですね。
途中でうっかり言葉が詰まってしまったり、言おうとしていたことと違うことが頭に浮かんでしまったりと、まずは場慣れが必要だなと思いました。
動画の中ではウイルス対策で工夫していることや、遮熱と断熱の違いについてなど、いくつかお話しました。
そうそう、当社では10年ほど前から遮熱にも力を入れているのですが、断熱は「あたためた(冷やした)空気を限りなくその温度でとどめておくもの」で、遮熱は「熱い熱(冷たい空気)を反射して家の中に入れない」というものですから、注意してくださいね。
せっかく断熱するなら遮熱しないともったいないですよ。
こんな話も動画で分かりやすくみなさんにお伝えできたらいいなと思っています。
まだまだ練習しないといけないのですが、スタッフが勝手にこんな動画をつくっていました。
私としては不本意なのですが、
「社長はコワモテだから、いきなり会うとビックリされるかもしれないから、ちょっとでも動画をあげておいたほうがいいですよ!」
とスタッフが言うので、戸惑いながらこちらにUPしてみました。
これからしっかり練習して、家づくりの楽しさとどんな風にしたら入居後何十年と快適にお過ごしいただけるかを伝えていけると嬉しいです。
動画を練習した日もそうですが、このブログも汗をかいてしまいますね。
それではまた来月に!