衆院解散の動機が「消費増税の使い道の変更の是非を問う」とのことです。
北朝鮮のミサイルが日本上空を飛び交う中、「それって、今問われないといけないことなの?」と、一主権者として思うのですが。
また、少子高齢化社会が問題ならば、消費税をなくした方が良いです。
消費増税すれば人口が減るからです。
なぜなら、人口=消費だから。
国民は消費増税すると、無意識に人口調整に入ります。
アルコール依存症の方とか、「犬が吠えても酒を呑む理由になる」と言われますけれども、さしずめ今の日本の政治は「増税依存症」ですな。
安倍さん、日本国民の見識を、舐めとるんと違いますろうか?
確か政権奪取した際の自民党のキャッチフレーズは、「日本を取り戻す」でしたけれども、そもそも、日本を舐めとるんと違いますろうか?
その根底には、ひょっとして、「日本は世界史の中で、常に世界の後ろをついてきた、遅れた国家」という認識があるのと違いますろうか?
そういった意味で、このブログは幸福の科学の布教ブログではありますが、有史以前の「縄文」という時代にスポットを当て、「日本は世界史の中で、常に世界の後ろをついてきた、遅れた国家」という認識に、大きな風穴を開けてみたいと思うがです。
その日本の歴史の持つ重みや厚みを日本人が取り戻すとき、私は今日本で行われている政治が、なんと薄っぺらく、なんと国民や神々を愚弄してきたかが明るみに出る時だろうと思うのです。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/208981
さて、日本の神話時代以前の話を、ブログ記事で書いていることになります。
これはまだ、幸福の科学では語られていないことですので、その点ご容赦を。
さて縄文文明は、一般的なイメージ、(古代人=原始人)とは違い(笑)、その文明度は、かなりの高水準なレベルに、達していたと推測しております。
「文明のテクノロジーが違うだけで、実は一昔前の日本と、そう変わらないんじゃないのか?」
極端に言えば、私はそう考えているのです。
文明には建築物が付き物ですが、縄文式建築物は、いわゆる 『竪穴式住居跡(たてあなしきじゅうきょあと)』 しか、発見されておりません。
大型竪穴式住居(復元・三内丸山遺跡 青森県)
竪穴式住居は木造ですので、現物はなく住居跡ですが、縄文人が、石で巨大建築物を造らなかったということです。
日本は季節での温度や湿度の変化も激しく、木が豊富にありますので、一般的な住居は木造だったと考えます。
ですから縄文文明には、文明の痕跡である建築物の遺跡がありません。
その建築物に使用した木は、主食でもある『栗』です。
その栗を縄文土器でクッキーにしていたのが縄文文明であって、この字縄文土器をこの文明の特徴とするならば、これは立派な文明の域に達していると思います
縄文文明は、ぶっちゃけた表現を使うならば、『栗文明』なのです。
だとすれば、その後の弥生以降は、『米文明』だと言えますね。
この縄文文明は、とにかく、その文明圏が広い!
北海道~九州まで、同様の縄文式土器が発見されます。
いや実は、沖縄や朝鮮半島でも縄文式時は発見されます。
これは文明圏で言えば、当時恐らく世界最大です。
世界の4大文明と言われる、メソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明などは、大きな河川の流域のみの、”限局文明”です。
しかし縄文は、文明圏で言えば、大体今の日本の国土と変わらないか、それ以上の広さを持ちます。
さあ、これだけ広い文明圏を形成するには、移動手段が不可欠ですよね。
メールやテレビなどの情報伝達機関がなければ、人が移動しない限りは、広い文明圏を形成することは、到底不可能だからです。
では、どのような移動手段を使って、縄文人は全国を移動していたのか・・・???
それはどうやら、『舟』らしいのです。
舟を使って移動する海洋型文明が、実は縄文文明の正体なのですね。
舟の動力源は、人力でしょうが、ひょっとしたら帆船だったかもです。
そしてその構造は、丸太を切り、くりぬいた 『丸太舟(まるたぶね)』 であったことはわかっております。
そして最近、どうやら「その丸太舟は、転覆しない機能を持っていた 」という、驚くべき仮説が、考古学で発表になっております。
では、どうしてこの、何の変哲もない丸太舟は転覆しないのか?
それは、カヌーのような丸太舟を、横に2艘連結だったのです。
そうすれば、理論上、絶対に転覆しないのですね。
大波で、大きく揺れることはあっても、絶対にひっくり返らないのです。
この2艘立てのカヌーで、どうやら縄文人は、古代日本を北から南まで、縦横無尽に駆け巡っていたらしいのです。
その証拠に、縄文遺跡からは、カツオやマグロなど、魚のゴミが見つかります。
これらカツオやマグロなどの魚は、黒潮の流れる外洋でしか捕れません。
ということは、縄文人は、外洋に出られる航海術を有していたことになります。
それも、通常の生活レベルで、です。
これが日本近代で実現したのは、江戸時代中盤になってからです。
いずれにしても縄文人は、恐るべき航海術を、有していたことには間違いありません。
そして、驚くべき事実はまだあります。
それは、全国各地から、同じところから出土した石が見つかるのです。
伊豆諸島の神津島(かみづしま)で採取される黒曜石(こくようせき)ですが、この神津島産黒曜石がなんと、全国各地で発見されるのですね。
黒曜石は火山性の石で、パリっと割れるのが特徴です。
切れ目はとても鋭利になるので、黒曜石はよく切れます。
古代の包丁が、この黒曜石なのですね。
この黒曜石ですけど、全国各地で結構採れるのです。
もちろん神津島以外の伊豆半島でも採れるますし、関東地方でも採れます。
しかし、他の地方の黒曜石は、縄文遺物からはそれほど出てこないのに、なぜだか、神津島の黒曜石だけは、全国で見つかるのです。
これは、なんらかの方法で、神津島産黒曜石として、”価値ある商品として普及していた証拠”ですよね。
この神津島の黒曜石は、当時のブランドとして確立していたとしか考えられないのです。
「包丁はやっぱり、神津島産の黒曜石よね。」
「きゃぁ、神津島の黒曜石よ。あなた、買ってェ~。(ハートマーク)」
なぁ~んていう会話が、全国の集落のあちこちで、交わされていた可能性が高いのです。(笑)
となると、流通システムの他に、
何らかの経済活動が、縄文時代には存在していた可能性がありますね。
貝殻や、勾玉(まがたま)、何らかの宝石の類・・・などを使った、当時なりの経済があったかも知れませんね。
まぁ、こういった、フィールドワーク的手法から導き出される推測される事実は、
一般的な常識からは想像もできないような、縄文時代の高度な生活様式ではあります。
世界には、もっとすごい証拠も。
日本の風土病で、ATLA(成人T細胞白血病)という病気があります。
HTL-Vというウイルス感染による白血病です。
この日本の風土病ATLAが、実は、南米ペルーでも見つかるのですね。
ATLAの感染経路は 【 母乳 】 です。
つまり、授乳行為以外では感染しません。
ATLAは、インフルエンザ(飛沫感染)のような、伝播型の感染症ではないので、母子関係、またはそれに,極めて近い人間関係がなければ、感染できないのです。
日系移民が感染源?と考えることもできるのですが、日系人が移入したことのない、奥地の村落からもATLAが見つかります。
そしてどうやら、かなり昔から、この病はペルーにあるらしいのですね。
免疫学観点から調査したところ、ペルーのATLAは、日本人のHTL-Vと全く同じタイプのウイルスでした。
しかも、1万年前の日本人と同じ株のウイルスだったのです。
この調査結果を、マジメに解釈するならば・・・、古代日本の縄文人は、はるか太平洋を越えて、沈まぬ舟に乗り、日本のみならず、全世界を駆け巡っていた・・・ことになるのですね。
あらら、凄~~いことに、なってきましたねぇ。(笑)
遺跡から見えてくる古代日本は、結構、いや、かなりスゴイ!
日本が持つ奥深さは、ここ数百年単位で、出来上がったものではないらしいです。
ということで、この国の為政者の方や、マスメディアの方々は、日本の真の奥深さ、そして分厚い見識の根底にある、歴史的重みをよくご存じないようなので、「あんまり舐めたまねをしていますと、手痛いしっぺ返しを、主権者である日本国民から返されますよ。」と御忠告申し上げたいです。
古事記・日本書紀や、卑弥呼伝説や神武天皇即位伝説の前に、この国には、まだまだ秘められた歴史が存在するのですから。
ということで、恐らく日本の政治組織の中で唯一、日本の奥深い歴史に敬意を払っているであろう幸福実現党。
この幸福実現党のことを、日本の皆様に、もっとよく知って頂きたいと願いつつ、動画とLibertyweb記事をご紹介いたします。
(ばく)
今回の衆議院解散に大義なし!【ザ・ファクト FAST BREAK】
幸福実現党 次期衆院選の候補予定者及び政策発表(抜粋版)2017年9月25日
安倍首相、国連演説は北朝鮮一色 そんなに言うならなぜ今、解散!?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=13519
《本記事のポイント》
- 安倍首相は国連で「対話ではなく、圧力を」と訴えた。
- 一方、国内の政治はウソやごまかしだらけ。
- 次の衆院選では、「国防の哲学」を持った政党を選ぶべき。
安倍晋三首相は米ニューヨークの国連総会で20日、一般討論演説を行った。「論点をただ一点、北朝鮮に関して集中せざるを得ない」と、その内容のほとんどが北朝鮮問題に費やされた。
安倍首相は、「『すべての選択肢はテーブルの上にある』とする米国の立場を一貫して支持する」と語った。また「対話とは、北朝鮮にとって我々を欺き、時間を稼ぐため、むしろ最良の手段だった。(中略)対話による問題解決の試みは無に帰した。(中略)必要なのは対話ではない。圧力だ」と断じた。
トランプ大統領の「(脅威が迫れば)北朝鮮を完全に破壊する以外に選択はない」という演説も踏まえると、安倍首相はアメリカの軍事行動も支持することを示唆している。実際、アメリカは、北朝鮮への軍事行動について国連常任理事国5カ国から承認を取りつけており、北朝鮮の包囲網は完成したという説もある。
「戦後政治」はもう終わらせたい
だが威勢のよい国連演説とは裏腹に、国内における自民党の政治には打算が蔓延している。
安倍首相が10月に総選挙を決めるのは、民進党が混迷し、小池新党も立ち上げ準備が間に合わないのを見越してのこと。しかし、北朝鮮は、選挙期間を「最も攻撃しやすい時期」として狙ってくる可能性も高い。
また、自民党が20日に明らかにした衆院選の公約骨子案によると、重要政策は「アベノミクス推進」「人づくり革命」「働き方改革」「北朝鮮対応」「憲法改正」の5項目。
北朝鮮対応では、「最大限の圧力」をかけるとするものの、憲法改正については、自衛隊の存在を明記するのみ。争点のメインとして強調するのは、2019年秋の10%への消費増税による財源を、教育無償化などに充て、「全世代型」の社会保障を実現するということだ。これは、民進党の支持者をも取り込もうという魂胆だろう。
北朝鮮や憲法改正を強調しない自民党は、「北朝鮮問題、憲法9条の改正を選挙の争点として戦えば、負ける」と思って保身に走っているだけだ。このような腑抜けの姿勢では、日本を守ることはできないだろう。
「自分の国は、自分で守る」という姿勢
今、日本に求められるのは、「国防のための哲学」を持った政治だ。
長年、北朝鮮の脅威から目を背けてきた自民党には、それがない。「国防のための哲学」を持っているのは、2009年の立党以来、国防強化を訴え続けてきた幸福実現党だけなのだ。
釈量子党首は、本誌11月号(9月30日発売)の「釈量子の志士奮迅」の中で、次のように指摘している。
「幸福実現党は、宗教政党です。だからこそ、独裁国家が軍事拡張し、未来の日本人が人権弾圧の憂き目に遭うかもしれない中、『選挙受け』のために、国防の議論を後回しにする政治を、見過ごすわけにはいけません。今、日本は国の安全を、アメリカに依存する危険性を、肌で感じています。『自分の国は、自分で守る』体制をつくるために、核装備やミサイル防衛の強化、憲法9条の『加憲』ではない抜本的な見直しなど、本質的な議論に踏み込む時です」
10月の衆院選では、同党の飛躍を期待したい。
(山本泉)
【関連書籍】
幸福の科学出版 『自分の国は自分で守れ』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1916
【関連記事】
2017年9月20日付本欄 トランプ米大統領の国連演説 その本心はすでに語られていた
http://the-liberty.com/article.php?item_id=13516
2017年9月20日付本欄 【そもそも解説】首相の「伝家の宝刀」 衆院解散の法的根拠はどこにある?