火星探検は止めた方がいい

オバマ大統領はブッシュ元大統領が進めていた月の探索を止めて、火星探索に切り替えるそうだ。保険改革や経済改革で不人気になっている状態を何とかして打開したいのだろうか。それに、火星探索で他国を先んじたいのだろうか。

でも、そのためには更なる税金の投入が必要だ。「これ以上税金を使うな」という反対運動が当然ながら米国内で起こっている。地球の問題も解決しなければならないことが多いのに、なぜ別の惑星にまで
食指を動かすのかと怒りを感じる。

アメリカは、自国が弱体化しているのを感じて、何とかして権力の維持をしようとしているように見える。歴史を振り返れば、過去に栄えた国は多くが滅びている。アメリカももう終りに近いのか？　それを感じて焦燥感に陥り火星で権威を取り戻そうとしているのか？　

そうだとしたら、それは大間違いだ。