(写真) Cobb Grove 16 映画館で映画を見ようと待っている人々
警察によると、退職した警官がメールのことで議論になりフロリダで映画仲間を射殺しました。
71才の前警官のリーブズ氏が、彼の真正面に座っていた男性に携帯メールを止めるように数回求めた後、発射したとパスコ郡保安官が言いました。
43才のアウルソンさんは病院で死亡しました。
二人の男性は共に妻を伴っていて、タンパ北部のウエズレー・チャペルでマチネー映画の予告編を見ていました。
目撃者のカミングズさんは、犠牲者は3才の娘にメールを送っていると説明していたとFOX13テレビに語りました。
リーブズ氏は第二級殺人罪で起訴されています。
二組の夫婦がCobb Grove 16 映画館で戦争映画「Lone Survivor」を見ようと待っていた時に騒動が起きました。
リーブズ氏はマネージャーを呼びに映画館を飛び出ていきましたが一人で戻ってきました。
「3~4秒後に再び議論が始まった。」とカミングズさん。
「彼らの声はだんだん大きくなって喧嘩のようになった。誰か分らないが、誰かがポプコーンを投げた。それから、バンという音がして彼が射殺された。」
アウルソンさんの妻のニコルさんは、夫が撃たれたちょうどその時に彼の肩に手を置いたので怪我をしたと保安官のトビン報道官が言いました。
報道によると、観客の中にいた看護婦が犠牲者の緊急の蘇生を試み、非番の副保安官が射殺した男を拘留しました。
「男性の犠牲者は死亡しました。女性はけがをしましたが命に別状はありません。」とトビン氏。
AP通信によると、リーブズ氏は1993年に退職した時部隊長だったとタンパ警察署のマクエルロイ氏は言いました。退職後、彼は近隣郡犯罪防止委員会の委員でした。
Cobb劇場グループの映画館は観客を外に出して閉鎖したと報じられています。
「気違いじみている。我々の映画館でこのような事件が起こるなど考えた事が無い。」とする映画館の従業員の話をABCニュースが伝えました。
ニューヨーク・タイムズのベストセラーを元にした「Lone Survivor」はマーク・ウエールバーグが演じます。アフガニスタンのタリバンに対して命がけの秘密任務を行なう4人のネイビー・シールズの話です。
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映画館で、メールがうるさいからと発砲して人を殺す…。怖い現実です。アメリカは一般市民が銃を持っているので映画館でもおちおち映画に集中できないのかもしれません。本当に早く銃規制法が考えられないものでしょうか。