(写真)サルコジ夫妻
前フランス大統領のサルコジさんと妻のブルーニさんが、秘密の記録がオンラインに流された件で法的措置を開始しました。
サルコジさんの弁護士が、発行されることで内容が広がることを避けるために緊急差止め命令を求しました。
彼らは、記録は前側近のビュイソン氏によって夫妻の知らない間に作られたと主張しています。
記録は恥ずべきことではあるが、夫妻はそれほどの被害を受けていないと考えられると記者は伝えます。
サルコジさんは、フランス大統領職にあった2007-12年の間の何時間もの会合や私的な会話をビュイソン氏が記録していたことが明らかになった時、激怒したと語られています。
ビュイソン氏の弁護士は、声明で、テープが作成されたことを認めましたが、それはサルコジ前大統領が彼や政治家との対話の記録の正当性を維持できるように彼を支持して作られたと主張しました。
記録のほとんどが破棄されたので、公になったものは盗まれたものに違いないと弁護士。
記録のいくつかは、水曜日に、風刺雑誌Le Canard EnchaineやウエブサイトAtlanticoに掲載されました。
最初に発表された内容に、役人トップがエリゼ宮の会合にサルコジさんの妻が出席していたことに軽蔑を示したというものがあります。
又、サルコジ婦人はサルコジさんと結婚して収入が無くなったことで不安になり、抗加齢製品の広告で収入を増やすことを希望したことも示唆しています。
サルコジさん自身は、彼の側近達の何人かの能力について否定的だったと示されています。
サルコジさんの最側近の1人は、元大統領はビュイソン氏に裏切られたと感じていると言いました。
*******************
これだけのことですが、大統領を終えてからもネタ探しが続けられ風刺雑誌やオンラインで流されるというところに着眼しました。
差止めなければ、とんでもない内容が暴露されると困るでしょうね。フランスらしいです。海外ニュースの中でもフランスのテレビ局のニュースが最も好きな私はパパラッチ的要素が強いのかな~。(*^_^*)