春の日、ＧＷ前の休日

叔父さんのお嫁さんが、あの世へ旅立った。

腸閉塞からの・・大腸がん末期。

正月に救急車。4月に長女が出産。

でも、モルヒネで意識は混濁。

叔父さんは定年延長を辞め、最後を付き添った。


叔父さんは×イチ。

そこへきた、お嫁さんは、まあ、変わり者と言われてた。

働いた経験はなく、猫屋敷に住む、やせぎす、髪、ずっと1つ縛りの風貌。


きっと、食事なんか適当な人だろう。
お酒も飲むだろう。ずっと便秘で、病院嫌いで。

痩せすぎで、手術は無理と言われたらしい。


もっとも、ガンの末期。



色々言われても・・・・・子供だった私には

数回あう程度だったけど、まあ、愛想的に話しかけてくれた。

姑であるばあちゃんとは、仲が良かったとはいえないけれど、

倒れた時、救急車を呼んで、一ヶ月ほどだけど、入院に通ってくれた。


パーフェクトではないけれど・・それはこっちサイドの見方。


おじさんが、仕事を辞めて最後にいたことが、私の心が揺れるすべて。


誰に嫌われようが、最後に、あの人たちは一緒に居た。

誰に愛されなきゃいけないんだろう？一番大事な一人。


それで十分幸せだ。


たかこさん。