矛盾

考えてはいけないことを
とめどなく、考えているくせに

そこに逃げているだけのくせに、出来やしないくせに


背中の赤茶けたしみのようなものが
大きくなっている気がして
顔色を変えている私。

病の心配。細胞がぜえんぶやんでいくんだろうか。
そうしたら心くらいは、やっと健全になるんだろうか。

こう書いているときだって、なにかに逃げて、酔っているとしか
思えない。


本当に、情けないやつだ。

私はどうしたいっていうんだろう

甘えて、ごねて、ぐずって、逃げてるおばさんって
どうしようもない生き物だ。

TVでは呑気な季節の節目の特番。
耳慣れた、クイズ番組がただ流れてるだけ。
陽気な音楽がはさまれる。

明日は、命日だ。偲ぼうと想ったのに今夜もこんなだ。

まだ3ヶ月？もう3ヶ月？

慣れてくると
あまり人に会わないのも、性に合っていて
しゃべらなくてもなんとも思わない自分に

幼少の頃の自分を思い出す。
いるかいないか分からない娘。

私の代名詞でした。

生まれたときからそうだったみたい。

手のかかる、病気の多い兄に比べて
うつる感染症にもかかることは少なく、
母の傍らに、静かに転がっている、本当に楽な子だったらしい。

三つ子の魂百まで

でも、愛されたい人には、すごく愛を渇望してしまうのは
もしかしたら、

転がってたけど、・・構ってほしかったのかな。
ママに。

「手のかからないいい子だわ～」のほめの呪縛に
答え続けて

私の性格は、大事な人を大事にできない人格に
なった。

それでも、愛してくれることを
駄目な私でも愛してくれることを試そうとして
破滅に向かわせてる。

夜がすき

雨と夜

暗いもの、黒いものばかりだね。

いろいろなことは見えなくていい。

みんな、色んな細部や恥部、見たくないでしょ？

夜に包まれている安心感。

ねむい。

こんな清清しい日に

昼真っからコレ書いてるって・・どうよ。

昨夜深酒して、いまどうにか立っているって
ＰＭＳの時期じゃないからだよね。

お金もなければ、素直さもない。

昨日はもう絶望しかないと、自分を追い詰めた。

現実だとしても、見なければ、
・・現実ではないのか？

だって、私は主婦をしている。

手作りの食事を出し続け、そこそここざっぱりと
掃除もして・・

でも・・

洗濯など今時、スイッチひとつではないか
食器洗いなど、食洗機のボタンひとつではないか
掃除？・・・どんな豪邸に住んでいるやら

この地域の、年配者だけではなく、働く同世代も、
同居をしていて、うっぷんをためこんでいるから

主婦などというと、攻撃の的。・・たぶん。


いつか、また、何食わぬ顔で、働くお母さんに戻れるかな？

今は、出来ない気しか起こらなくて、
先が見えなくて、怖い。

進学させてやれないかも知れないのが、辛い。

情けない。

苦しい。

考えないようにする自分が、いいのか悪いのか
わからない。

あまりにも、ふがいなさ過ぎるオトナで親だ。

悲願

変換がおかしかっただけなんだけどね。彼岸花。
真っ赤に、いっぱい咲いてました。

私はうつろに見つめてた。
去年もおととしも、そんな季節があった気がする。

とても涼しくなっている頃で
なんだか、ほっとしたっけ。

スポーツの観戦に言ったのよ。

やっとこさ、家をぬけだしてね。

会いたくないママさんがいると、自ら遠回りしてたんだけど
あまりにもあっていない期間が長くて、
お互いにだけど・・風貌変わったりしてて、気がつかないの。


至近距離を、通ってしまった。
ひとつ縛りにしてたのが、私もだけど白髪染めか
パーマのかかった茶色のヘアカラーで、
わからなかった。

私もいままでにない、肩までのミディアムロング。
それに、私たちの世代、急に太ってみたり、
丸っこくなってたり。

あと、おしゃれになってみたり、やっぱり楽なスタイルに
戻ってみたり。この人像、を模索してる年代だからね。
オバちゃんになってしまいきるか、がんばってみるか。

びくびくしてるなんて、もう、やだね。

あ～あ、もう、疲れちゃったな。

今日は、どうしようもない自分の存在をもてあましてた。


私みたいな人間は、いないほうがいいと思いながら
なにかに寄生して、はびこる。

もういやだ。・・やだ。