久しぶりに欲が出た。
ひさこ・・久子ちゃんが、あの街に遅くした結婚相手と戻ってきたと
聞いたから。
久ちゃんは、がっしりした体形のさばさばした子だった。
好きだった。
先天性の白髪交じりの髪が、そこいらにいる女子高生と一線を画していた。
ごめん、ライブとかすぐ近くで見れるしさ・・・って、東京の専門学校行ったきり。
プログラマーとか?目指してた。
この歳まで、都会でやっていたんだから、たいしたもんだ。
それがさ、こんな空き家だらけの住宅地に戻ってくるなんて。
相棒とね。
ってか、彼とね。
想像しちゃうよね、下世話な心が。
どんな愛だろうって、どんな人だろうって。
久ちゃんの彼。
まだ、恋する世代とかさ・・・
すっかり、すべて諦めそうな私がさ・・・
都会にすんでる人たちの、あんなに溢れかえる人のなかで
ひとりと結ばれること
それが縁かな。縁というしかないよね。
私は現実には無理だけどさ、
素敵だなって、いいものをいいと思う気持ちは、たまにもっても
いいよね。
ひさこ・・久子ちゃんが、あの街に遅くした結婚相手と戻ってきたと
聞いたから。
久ちゃんは、がっしりした体形のさばさばした子だった。
好きだった。
先天性の白髪交じりの髪が、そこいらにいる女子高生と一線を画していた。
ごめん、ライブとかすぐ近くで見れるしさ・・・って、東京の専門学校行ったきり。
プログラマーとか?目指してた。
この歳まで、都会でやっていたんだから、たいしたもんだ。
それがさ、こんな空き家だらけの住宅地に戻ってくるなんて。
相棒とね。
ってか、彼とね。
想像しちゃうよね、下世話な心が。
どんな愛だろうって、どんな人だろうって。
久ちゃんの彼。
まだ、恋する世代とかさ・・・
すっかり、すべて諦めそうな私がさ・・・
都会にすんでる人たちの、あんなに溢れかえる人のなかで
ひとりと結ばれること
それが縁かな。縁というしかないよね。
私は現実には無理だけどさ、
素敵だなって、いいものをいいと思う気持ちは、たまにもっても
いいよね。