どうせ迷路なら♪

吐き捨てる場所です

2015-04-04 00:18:27 | 日記
久しぶりに欲が出た。

ひさこ・・久子ちゃんが、あの街に遅くした結婚相手と戻ってきたと

聞いたから。


久ちゃんは、がっしりした体形のさばさばした子だった。

好きだった。

先天性の白髪交じりの髪が、そこいらにいる女子高生と一線を画していた。


ごめん、ライブとかすぐ近くで見れるしさ・・・って、東京の専門学校行ったきり。


プログラマーとか?目指してた。


この歳まで、都会でやっていたんだから、たいしたもんだ。



それがさ、こんな空き家だらけの住宅地に戻ってくるなんて。



相棒とね。

ってか、彼とね。



想像しちゃうよね、下世話な心が。



どんな愛だろうって、どんな人だろうって。



久ちゃんの彼。




まだ、恋する世代とかさ・・・


すっかり、すべて諦めそうな私がさ・・・





都会にすんでる人たちの、あんなに溢れかえる人のなかで

ひとりと結ばれること



それが縁かな。縁というしかないよね。



私は現実には無理だけどさ、



素敵だなって、いいものをいいと思う気持ちは、たまにもっても

いいよね。