まいどでございます。いつもありがとうございます。
今夜も更新ないんだろーなー・・・とあきらてめPCを閉じてしまったみなさまがご覧になるのは明日になるにしろ、わたしは金曜日の夜・・・日付が変わる直前に更新しております^^; 明日の土曜日に更新ができないもので。
いきなりですが。
宣誓! 「あたし、今年の夏はぜーーーったいに日焼けしません!」
お出かけ用のパラソルも、これまでは白とかピンク・・・メルヘン色のパラソルに執着しておりましたが、今年は遮光率の高い黒をすでに2本購入しました(うちのパラソルを)。
が、問題は外出時ではなくて、仕事中なのです。わたしが焼けるのは、撮影時なのです。それはもう絶対・・・ドストエフスキー流に言えば「二二んが四」ほどに疑いのない事実なのです。
だって紫外線が降り注ぐ夏の盛りだって外で撮影するんです、しかも二時間も三時間もかけて。
ソバカスが噴き出てくる音が聞こえるような、それはそれはゾッとするような過酷な状況の中でがんばっておるのです。
なので、これまでは、多少焼けるのは仕方ないなー・・・と思っていたのですがが、今年はもう何が何でも日焼けしないと決めたのですから、昨年までは3プッシュしか使っていなかったFTCのSPF50日焼け止めを今年はすでに5プッシュ使い、外での撮影時には、遮光率100の黒いサンバイザーに黒い手袋をしているのですが・・・
どうも鉄壁じゃない。サイドが甘いことに気づきました。サンバイザーをつけていても右の頬のあたりが熱を帯びたようにカッカしてくるのをはっきりと感じるのです。
そこで、UV対策グッズを多数販売している仕入先にて相談したところ、一押しで薦められたのがコレ↓でした。
最初見たとき、「ダサいな・・・」と感じました。もうそれ以外何も感じませんでした。
「・・・・・・これは野良仕事用ですか。どうもわたしのセンスには合わない気がしますけれどね」ついつい、しかもぞんざいな口調でハッキリと言ってしまいました。
相手はひるむことなく「そりゃあ野良仕事にも向いていますけれど、ローズさんの希望をかなえてくれるのはもうこれしかありません」と断言されました。
何となくテンションが下がりつつも機能性を見ていくうちに、これぞあたしの誓いを実現してくれる、唯一無二の「鉄壁帽子」であると悟り、テンションも戻ってまいりました。
これの素晴らしいところは、遮光率100%にくわえ、サイドからの紫外線をシャットアウトしてくれる仕様になっているところです。「垂れ」のついている帽子はけっこうあるのですが、多くの場合は後ろの首のところだけ。サイドを守れるようなつくりにはなっていません。
しかもこれは、顎のところでマジックテープによる固定ができるため、ずれる心配もありません。これだけの機能を持っておりますから、それがたとえこれまで一度も身につけたことがないほどの「ダサさ」であっても、一も二もなく購入いたしました。
↑顔のないマネキンに被せているので何かだらしない印象ですけれど、顔のある人間がつけるとしっかりフィットするのであります。↓こんなふうに。
可愛いお洋服とぜんぜん釣り合っていません、てか、お洋服が可愛い分、逆に怪しくなっているような気もします。
しかしながら、本気で紫外線と闘うつもりなら、誰だって多少怪しくなるしかないのではないでしょうか。
ちっとも怪しくならずに鉄壁ケアをしようなんて、そうは問屋がおろさないのです。紫外線というのはそんなに甘いものではないのです。
しかもわたしの場合、状況は過酷です。室内勤務とは名ばかりで、梱包作業にしても半分以上は外に出ているのです。見た目を選ぶか、ソバカスを選ぶか。わたしは断然後者を選ばなければならぬ立場にあるのです。
これが本格的な夏になると大変なのですが(暑くてたまらない!)、根性で切り抜けてみせましょう。
ドストエフスキー晩年の超大作『悪霊』
『悪霊』について何かを書く・・・そんなことが果たしてできるものなのかしら。
この小説はどうにも筆舌しがたい。だってこんな小説読んだことがない。『カラマーゾフ・・・』よりすごい。ドストエフスキーの底力を見た。
このような小説に出会い、心から入り込んで読めたことに対して、一種の誇りすら感じるのです。そしてあらためて、ドストエフスキーの偉大さに圧倒されます。
*江川さんの訳はやっぱりいいなー! 完璧だ!
ドストエフスキーが傾倒していたというプーシキンの同名(悪霊)の詩とあわせてエピグラフに掲げられているのは
聖書・ルカによる福音書の中の一節。
これは聖書の中でも有名な場面です。簡単に説明すると・・・・・・
ガリラヤの向こう岸についたイエスのもとに、この町で悪霊にとりつかれている男がやってきました。この男は長年衣服はおろか住まいも持たず、墓場で暮らしていました。何度も悪霊にとりつかれているため、自由に生きることができず、苦しみぬいていました。
イエスが、この男の中に巣食う悪霊に対して、出て行け、と命じられたところ、悪霊どもは姿を現し、そのへんで餌をあさっていた豚を見つけてあの豚に入らせてほしいとイエスに赦しを乞うたところイエスはお許しになられました。
そこで悪霊どもは男から出て、豚の中に入った。すると突然豚の群れは湖になだれこみ、溺れ死にました。
そして悪霊を追い払ってもらった男は、いつの間にか衣服を身につけ、イエスの足元に座っていた・・・
と、まあこういう内容なのですが、
この『悪霊』のテーマは、この記述に尽くされています。
すなわち、この小説の主役や主要人物たちが陥った「無神論的革命思想」を「悪霊」に見立て、それに憑かれた人たちは湖で溺れ死に、悪霊が離れた男、すなわち「ロシア」はイエスの足元に座している、というのです。
このテーマを、ドストエフスキーは追求し実現したい、と願っていたわけです。
悪霊が離れた男・・・というのは、もちろん、主人公「ニコライ・スタヴローギン」なのですが、結局のところ、スタヴローギンは、無神論のまま・・・「明晰な意識をもった無神論者」のまま、自死を決行します。
「退屈と無為」に狂わされたスタヴローギンのような人間は、未だにたくさんいますね。日本にも外国にも。
無為というのは、自然のままに過ごすこと、というような意味で、こういう言い方をすれば何となく良く聞こえるけれど、別の言い方をすれば、自分では何にもせず、流れに任せてただただぼんやりと過ごすこと、なんですよね。
なぜ無為に過ごしてしまうのか。希望がないからです、心の糧がないからです。だから何に対しても心を動かすことができないのですね。
虚無と同じでしょうか。わたしは何年も凄まじい虚無感と闘っているので(最近はずいぶん楽になりましたが)わかるのですが、虚無感は人を殺してしまいます。悲しみや苦しみには耐えられても、人は虚無感には決して耐えられないのです。
救われるためには「希望」を見つけるしかありません。「心の糧」ですね。
どん底にある人の希望というのは、やはり、祈りと信仰の中からしか見出せない、とわたしは思っています。この過酷な現実の向こうにある何か、自分を生かしている何か・・・そう、「大いなるもの」を信じる気持ちしかないと思っています。
ただ、スタヴローギンの場合や、世界に何人もいるだろう同じような人たちは、何か明確な理由があって・・・たとえばわたしのように愛する人を亡くしたとか、大切な仕事を失ったとか・・・で希望を失ったのではなく、言葉で説明できるような種類のないものを抱え込んでいます。
にも関わらず、首を吊る最期のその瞬間まで明晰な意識を保ち、遺体を解剖した医者たちが「精神錯乱説」を「完全に、そして強く否定した」とまで書かれている、世界文学が生み出した最も深刻な人間像「ニコライ・スタヴローギン」を救うのも、やはりイエスしかいなかった、と思います。現代のスタヴローギンに対しても、もちろんイエスしかいないでしょう。
*問題は、どのようにしてイエスと出会い、イエスを知るか、受け入れるか、ということですが、イエスを知るには、ここで再三アピールしてまいりました、遠藤周作の『イエスの生涯』を読んでいただければ十分です。この本には、真実のイエス像が素晴らしい描写とともに描かれており、何にもまして日本人にしっくりくるイエス像だからです。
主役であるはずのスタヴローギンの出番が少ないのはちょっと残念でした。その反面、元々は主人公になる予定だったピョートル・ヴェルホーヴェンスキーの出番が多すぎる。
この男は、自らの「無神論的革命思想」で町中を、「系統的な無秩序(病的な無力化・冷笑癖・不信心)」に陥れようと画策する、まさに「悪霊に憑かれた男」。この小説の中で、ピョートルは、完全に『悪霊がとり憑いた「豚」そのもの』として描かれている。
スタヴローギンにしても、この男と、一見大差ないように思えつつ、やはり彼の描き方には、ドストエフスキーは何か高尚なものをプラスしている。たとえピョートルがどんなに賢く雄弁であっても、そこには醜悪な匂いがたち続け、スタヴローギンのような、悪者でありながらどこか、スッ、としたところは微塵もない。
だけど見方を変えれば、このピョートルがいるからこそ、スタヴローギンの不気味さや、鋭利さ、悲哀が際立つのかもしれない。
ところで、下巻の一番最後に『スタヴローギンの告白』という章があり、本筋とは別に「独立したもの」として扱われています。
元々この章は、ドストエフスキーが「構成上の中心を成すもの」として大切にしていた章だったのに、雑誌社が掲載を拒否したため、作品の構成を大幅に変えなければならなくなったそうです。
この章の中で、ドストエフスキーは、彼を生涯にわたって悩ませた「神と不信問題」について、チホン僧侶とスタヴローギンの(前者はキリスト教信仰者の代表・後者は無信論者の代表)直接対決を描いています。この緊迫感がすごい。ものすごい読み応えがある。
訳者の江川卓さんはこの章について「世界文学の中で最も不安と緊張に充ちた文章」と解説しています。江川さんの表現もまた素晴らしい!
ドストエフスキー『賭博者』
『悪霊』や『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』『白痴』などの大作群と比較され、つまらない作品だと烙印を押され、マニアしか読まないと言われている『賭博者』や『白夜』などの中編小説ですが、こちらはなかなか読み応えのある作品であります。
ドストエフスキー自身が、主役をはっているようなこの小説(ドストエフスキーは賭博にのめりこみ一文無しになったこともあるらしい)。面白い!
特に、第九章から幅を利かせるアントニーダ・ワシーリエヴナ・タラセーヴィチェア(ロシア人の名前はこのように長ったらしく大変! でもこの75歳のおばあさんは文中では「叔母さん」と呼ばれているので楽)が大金をすってすってすりまくってしまう「ルーレット」の場面の臨場感は素晴らしい!
わたしは常々、博打(本格的なカジノと言うより、パチンコとか競馬とか競輪とかボートとか)をする人の気持ちがぜんぜんわからない・・・と思っておりまして、今でもまったくわからないのですが小説で読むと面白い^^;
叔母さんは素寒貧になるまですられるわけですから面白いも何も、見方を変えれば非常に深刻なのですが、やっぱり面白い。
この小説は、のちにドストエフスキーの二度目の妻となるアンナ・グリゴーリエヴナ・スニートキナが速記者となって仕上げた「口述作品」(つまりドストエフスキーが口にする内容をアンナが書き留めていき小説として仕上げた。原稿用紙を使っていない)なので、最初は、なんだ、口述か・・・と思ってしまいましたが、それでもかなり面白くて、ドストエフスキー初心者の方にもおススメできる一冊です。
結局わたしは、何が主題でどのような書き方をされていても、ドストエフスキーの作品がただもう大好きです。
そしてみなさまご報告です。わたしは例の『白痴』にはまっております^^; 一度目はあんなにダメだったのに、今回面白くてしょーがないのはなぜ?^^; 今月中に読み終えます。
さて。次回新作更新は4/22日曜日を予定しております♪
みなさまにびっくりしていただけるような再販アイテムもございます!
一押しはこちらでございます!
クチュールライン・シルクフローラルニットスカート
この子は最高に素敵! 実物のほうが100倍素敵です! 最近のスカートの中でもトップクラスの素敵さ。個人的な一押し具合もMaxでございます!
躍動感のあるニット編みは、いつもの素材とは一味違う上品さと可愛らしさがあるのですよ(^.^)
何とも愛らしいシルクフローラルモチーフをスカラップ裾部分にふわふわっと散りばめ♪
まるで本物のお花が飛んでいるみたいな可憐さあふれるデザインです。
シルクフローラルモチーフはお色を合わせてミルクティを使用。
この子はもう一目でその上質さがわかります。見た目にも美しい素材感はもとより、編み方に立体感があり、豊かな表情を描き出しています。
触れるとふんわりとやわらか、お召しになるとスタイル美人。春夏素材のニットならではのエアリー感が心まで満たしてくれるスカートです♪
そしてこのお色がまた素晴らしく上品なミルクティベージュ(^^♪
このお色が出せるのはクチュールのスカートならでは(*^_^*)
ウエストはゴムに見えないスッキリ感! 60-70、70-76。
ベージュ系の綺麗なペティコート風裏地がついているので、透け感はほとんど気になりませんが、心配な方はもう一枚ベージュ系を履くと完璧です。
このように高級感があって上品で、なおかつ履きやすく使いやすいスカートを持っていると、ああ、持っていてよかったーーと思える場面がたくさんあります。
実はわたし、一足お先に木曜日の仕入れに履いて行ったのです(朝届きましたので)。動きやすいし可愛いし・・・♪ また、どんなトップスを合わせても様になるのでこれから出番が多くなりそうです(*^_^*)
このコーディネートおススメです!
前回入荷数5枚で即完売したエンジェルフリルトップスの再販をいたします!
付属のおリボンブローチが変更となります。シフォンのお色に合わせたチュールリボン。パールやキラキラでデコレーションされた素敵なブローチです。
着るとこんな感じですネ。めっちゃ可愛いです!
魅力は何と言っても可憐さ漂うエンジェル・スリーブ☆彡
肩に蝶ちょがとまったようなヒラヒラ感は、パフ・スリーブより可愛い(^.^)
オールシーズンお召しいただけます。
ラスト・チャンスです!
びっくりの再販はこちら!
クチュールライン・エンジェルスリーブフリリーワンピース☆彡
この仕入れコーデを連続で出したところ、びっくりするくらいお問い合わせをいただきまして^^; 日にちがたっているのでダメ元でメーカーに問い合わせたら本当にダメで^^; 一旦はあきらめたのですが、ためしに直営店に行くと、在庫がありました^^;
発売当時も即完売した超レア物です! お見逃しなく(*^_^*)
この子は、↑のように、カーディガンやジャケットを羽織っても、インにブラウスを入れて少女風に着ても可愛いのです。アイデア次第で様々にお楽しみいただけます。
身長156で膝丈。ゆったりの9号。しっかりとしたクチュール素材。身長の高い方は、パンツやレギンスの上からチュニック風にもどうぞ。
裾も華やかにフリリー☆彡
ほんのりAライン気味のボックススタイルなので、細身かつキュートに見えちゃいます(^^♪
この子にはクチュールさんオリジナルのこんな素敵なリボンネックレスをおつけいたします♪ つくりがしっかりとしているのでお手持ちのラグジュアリーなお洋服にも合わせていただけます。
魅力はやっぱりエンジェル・スリーブ(^^♪
お顔の表情をがらりと変えてくれるくらいの可愛らしさをもつエンジェル・スリーブ☆彡
価格も超お買い得なのでお見逃しなく。
☆お知らせ☆
こちらのワンピースは、ただいま枚数をそろえている段階です。現在当店でご用意している枚数がなくなった場合でも、カートに入りますが、当店からの確認メールが届くまでご注文確定ではございません。恐れ入りますがご了承くださいませ。お早めにどうぞ。
そして(^^♪
新作パゴダも登場いたします!
前回のパゴダと同じレースメーカーさんのパゴダなので、レース使いが素晴らしく素敵です!
前回はリボンローズ柄だった部分がレース模様になっており、高級感たっぷり。
すべての面にリボンつき(^^♪
さしたときも閉じたときも可愛いんです。
ありそうでなかなか見つからないのが素敵なパゴダ!
しかもこのお値段はとってもお安いと思います。
持ち手はシフォンローズをアクセントに(^^♪
お出かけがますます楽しくなっちゃいます♪
実物のほうがずっと華やかでエレガントなのでお楽しみに(^^♪
雨の多くなる季節。ロマンティックな雨傘もご用意しております♪
ベビーピンクにミルキィグレーのプティリボン柄☆彡
持ち手のピンクも可愛い!
細身ですが広げるとかなり大きく、大雨の日にも対応します。
全景はウェブ・ショップにて。
個人的にとってもおススメしたいのがこの時期にぴったりのギンガム・ナイティ☆彡
とってもとってもCute(^^♪
女性はピンクと白のギンガムが大好き。だけど外ではなかなか着られませんよね・・・
お家でならお姫様を堪能できますネ。
ふんわりシルエットのトップスと同柄長パンツのセット。
肌触りの良いコットン100のサッカー地。少し厚手でしっかりとしている、今の時期から夏前まで、そして秋にもお召しいただけます。
フリルにレース(^^♪
お袖フリルなギャザー。
とっても可愛い(^^♪
パジャマに着替えるのが楽しくなっちゃいます。
サイズはMとLをご用意しております。
それではみなさま日曜日の更新をどうぞお楽しみに。
バイバイ。