オリジナルインテリア「Rose Party~Since 2003~」マキとスタッフのブログ♪RueRueと薔薇♪

20周年!オリジナルインテリアと大人可愛いファッション、高橋真琴の生活用品を少女のココロを忘れない女性たちへ。

シェイクスピア『オセロー』『夏の夜の夢』『あらし』 &Rieさんが可愛すぎて・・・^^;

2013-02-16 | 遠藤周作、エミール・ゾラ、ロシア文学・英国児童小説などマキの図書館

☆追記

世にも可愛いデザインで、カメリアガーランドレーストート大爆発中です☆ 発売後1時間で販売数30点を超えました(^^♪ いつも本当にありがとうございます♪

明日にはなくなりますのでお早めにどうぞ(^^♪

二番人気はティアードスカートリボンリボン♪ (誰一人としてリボンなしを選んでくださらないという^^; やっぱりリボンですよね!)とレースアップマドモアゼル薄ピンク☆ 残りわずか。

 

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まいどでございます。

お花畑ハンドバッグが大爆発いたしました。予想をはるかに上回るご注文をいただき、ご用意していた数がなくなってしまったので、アトリエで追加生産中です。発送までに多少お時間をいただく場合がございますのでご了承くださいませ。

本日はウェブショップカレンダーに記載通り店舗はお休みをいただいております。

発送がかなり混雑しておりますので午前中、発送のみ行います。

1、2月って小売業界は12月の反動でヒマだというのが定説ですが、Rose Party 10年間、ただの一度もヒマだった月がありません^^; フーフー言いながら真冬に汗をぬぐっております。ありがたくて涙が出ますね、本当に。いつもお買い上げくださっているみなさまに心より感謝申し上げます。

 

顧客様限定企画七期の皆々様ヒミブロ更新しております

マキの仕入れコーデ・・・表は冬で中は春なの・・・と、撮影裏話&美人モデルさんのちょっぴり○○○な写真・・・です^^; ぜひご覧くださいネ。

 

ジャジャ―ン☆ またまた無理を言ってお写真撮らせていただきました。Love Love Rieさん(^^)/

あらっ! 誰かめっぽう美しい人が来られたな・・・と思ったら、Rieさん! Rieさ~~んって駆け出すわたし・・・てか、駐車場で写真撮影しちゃっていました^^; 

取材用に変貌を遂げた店内を観に来てくださったのです^^; 当日やその前後に愛さん、さやかさん、千鶴さん、Tさま、由紀さん・・・も観にいらしてくださって何かちょっと恥ずかしかったな^^; 

みなさん、口をそろえて「すごい! めちゃキレイ! 」 Tさまなんて「新装オープンしたみたい!」とまでおっしゃられて・・・うれしいやら悲しいやら・・・

・・・・・・やっぱり普段はかなり・・・薄汚れていますかね^^; でもTさまは、ダンボールの中から勝手に新作を取り出しては「マキさん! これ買っていい?」っておっしゃるの。なかなかどうしてツワモノなのです^^; 

 

しっかしRieさん、何たる可愛いらしさでしょーか!

一昨年になるかしら・・・Rose Partyでご購入くださったパールトップスと、パニックになるほど大人気でごく一部の方にしかお買い上げいただけなかったドレスメーカーさんのスペシャルバルーンスカート(^^)/ このスタイルに、Rose Party のダウンを羽織ってくださっていました。

このパールトップス、すごい人気だったのでお持ちの方が大勢いらっしゃいますが、やっぱりすっごく可愛いですよね、お袖が素晴らしくロマンティック。

ホワイトとデニムの配色って清楚で新鮮で本当にステキ・・・「可愛い♪」「可愛い☆」と100回言ってもまだ足りないくらいお似合いのコーデでした(^^)/

でね、わたしもこの日、同じスカートを履いていたのですよ、とても仕事着にはできないスカートなのですが、Rieさんがご来店くださるのがわかっていたのでね。

そしてまたまたまたまた・・・ドーナッツをこんなにたくさん!

バレンタインバージョンのハートも(*^_^*)

わたし毎年Rieさんにバレンタインのプレゼントいただいている気がするな・・・Rieさん、本当にありがとうございます。

 

Rieさんからいただいたメッセージ☆

「是非、今限定のスヌーピーの可愛いハートドーナツがあったので買いたかったのにあの時間ですべて売り切れでした(-_-#)

こちらこそヌクヌク手袋有難うございました

はめたらあったかいし可愛いし!

それから、ベアスリッパ見つめてます。いやされます。

黒く汚したくないスリッパです。今までの中で一番好きなスリッパです。

まきさんのお店は住宅街の中にある夢のおうちです。

お店に入るまでのゲートも何回通っても絵本の中の童話の世界に入っていく気分になります。

そこにはお店の雰囲気にマッチした妖精のオーナーまきさんがいるんです。

ローズパーティーはトータルコーディネートされているのです。

すごい!』

 

あらまあ・・・身に余るお言葉をいただいてしまいました^^;

ベアスリッパとは、先日大人気をいただいたベアつきルームシューズで、

手袋は、Rieさんとわたしだけのチョコ×ホワイト×ピンクバージョンなのです(●^o^●)

わたしはよく、Rieさんと自分、二人だけのおそろいを見つけてきますの。

もうずーーっとRose Party オンリーでお買いものしてくださっている大切な顧客様であると同時に、個人的にもかけがえのない方なのです(^^)/

Rieさん、またのご来店、首を長くしてお待ち申し上げております!

 

さてさて♪ 明日、日曜日の新作はすごいのです・・・春物をご紹介いたしますが、みなさま好みのロマンティックな子たちが勢ぞろい!

仕入れ中も、担当さん引き連れて、「わぁ、可愛い・・・きゃあ、可愛い・・・!」を連呼していたくらい、可愛い子たちがそろいました。仕入れって楽しいんですよ、朝から晩まで動き回って、実際発送業務に引けを取らないくらいしんどいけれど、やっぱり楽しくてしょーがないんですよ、だってみなさま好みの子を見つけたときの感動ってすごいもの。その上、お洋服はびっくりするほどたくさん売れますので、次から次へと新しいメーカーさんを開拓していく喜びもあるのです。すべて、お買い上げくださるお客様方のおかげでございます。感謝の想いを、今後もさまざまなかたちでお返しさせていただきたいと思います(^^)/

本日は一部のみ速報いたします、全景など詳細は明日のウェブ・ショップにてご覧くださいませ。

 

すべてクチュール☆

ここのクチュールメーカーさんの春物はとびっっきりロマンティックなので毎年みなさまにご紹介するのを楽しみにしています(^^♪

この子たちがもう・・・最高にロマンティックで可愛いのです♪ 今後この子たちくらい可愛いニットが出てくるかしら・・・と思うくらい♪

お色はミルクホワイトとマドモアゼル薄ピンク、セール価格で6000円台ですからぜひ2色買いをおススメしたいです♪

可愛らしさあふれるすかし編み、後ろはこの通りのシフォンリボンレースアップに裾はスカラップ仕立てで真っ白レースがのぞきます♪

今日はこんな画像しか撮れませんでしたが実物はびっくりの可愛らしさです。

この子はですね、一枚ではもちろんのこと、丸襟の白ブラウスをinしたレイヤードなど、楽しく着まわしていただけます。

表は手の込んだパールデコレーション☆

一つひとつのパーツにもクチュール感あふれています。

リボンの裾にパールが揺れていたり、細かなところにロマンティックがいっぱい(^^♪

白混じりの薄ピンクにホワイトパールが散らされた夢見るニット♪ フロントにはパールが揺れるピンクと白のリボン(^^♪

どちらもしなやかで肌触り抜群のコットン、9号表記ですがフリー寸法です。

タイトなラインは今年は特に流行りませんのでゆったりふわふわっとお召しくださいネ☆

めずらしさんの手作りレーストートにRose Party カメリアガーランドデコレーション☆

手の込んだレース仕様がとっても春らしくロマンティック☆ 内側にはポケットもつけてもらいました♪

お持ちの方はお分かりですがこのサイズ、マチがたっぷりあるのでかなり入り、使いやすいのです。

何より、カメリアをふんだんに使ったRose Party ならではのデザインが目を惹きます(^^♪

ニットたちにぴったりの、クチュール大人気ティアードスカートにホワイト色も登場!

その他にもご紹介いたしますので明日の更新をどうぞお楽しみに。

 

一部の方に大人気のカテゴリ、図書館やります。昨夜、寝る間を惜しんで書きましたの。

ウィリアム・シェイクスピア

『オセロー』

『夏の夢の夢』

『あらし』

長い長い時を経た古典でありながら、古臭さをまったく感じさせず、リアリティがありすぎるシェイクスピアです(だからこそ古典と呼ばれるんですけれど)。

すべて戯曲(ぎきょく)ですから、小説とはまた異なる面白さと読みやすさがある反面、演劇上演の台本のかたちで執筆されているので、舞台で観るほうが数倍も面白いのだろうな、と思わせてしまう欠点もありますけれど。

 

妖精の王とその妃、いたずら好きの小妖精パックが人間たちとくり広げる世界が楽しい幻想喜劇『夏の夜の夢』。

シェイクスピア最後の傑作『あらし』(今回読んだ中では一番面白かった)

 

そして四大悲劇の一作『オセロー』。

ムーア人(黒人)の将軍オセローは、部下のイアーゴーの陰謀にはまり、妻・デズデモーナの貞操を疑い殺害したあと、すべてがイアーゴーの罠だったと知り、自殺。

訳者の福田さんが解説で指摘されているように、勇敢な将軍であるオセローが、あまりにも簡単にイアーゴーにだまされることが不可解ながらも、妻を疑いはじめてからオセローの心のすべてを支配する燃えたぎる嫉妬心と怒りの強烈さは、誰もが一度ならずその身を焦がす激情ゆえ、ゾクゾクする。

「おお、あの下司野郎め、いっそ千万の命をもっていてくれればいい! 一つでは足りぬ、一つではこの怨みをどうしてはらしえようぞ! このおれの愚かな愛を、最後の一かけらに至るまで宙に吹き飛ばしてしまうのだ!」(オセロー)

「空気のように軽いものが、嫉妬に憑かれた男には聖書の言葉と同じ重みをもってくる。ムーアの奴、早くもおれの毒が効きはじめている。邪推にはもともと毒がひそんでいる、そいつが始めは嫌な味がしない。しかしちょっとでも血の中に浸みこむと、たちまち硫黄の山のごとく燃え上がるのだ」(イアーゴー)

シェイクスピアのセリフはこれ、すべて口に出して読みたいくらい!

「ええい、悪魔め! 大地が女の涙で孕むものなら落ちるしずくの一つ一つから鰐が生まれ出よう、消え失せろ!」とまでオセローに言われてもなお、変わらないデスデモーナの優しさとオセローへの愛。デスデモーナはその肉体の、その心の、隅から隅まで清廉潔白だったのに。

嫉妬について一番的確な答えは、イアーゴーの妻であり、デスデモーナの女中であり腹心でもあるエミリアの口から吐かれる。

「何かあるから嫉くのではない。嫉かずにはいられないから嫉くだけのこと。嫉妬というものは、みずから孕んで、みずから生れ落ちる化物なのでございますもの」

 

遅すぎたイアーゴーとの決裂、そして罪意識にさいなまれた果てのオセローの自殺で幕を閉じますが、他の結末など考えられないことから、読後はいやに爽快^^; 

 

この劇文学の悲劇は、本質的にわがままで自主性に欠ける、オセロー本人の性格によって陥ることを余儀なくされた悲劇のようですが・・・。

ドストエフスキーが悲劇について語っていたのを思い出し・・・どこに書かれていたっけな・・・と書棚をひっくり返し・・・ようやく見つけた・・・『地下室の手記』の解説のところだった、またややこしいところにあるもんだ・・・。

「悲劇性はその醜悪さを意識しているところにある、苦悩と自虐とよりよいものを意識しながらそれを獲得するのが不可能な点に、また何よりもそういう不幸な連中が、みんなそんなもので、したがって自分は改めるまでもないと明瞭に確信している点に存在している・・・・・・」

読者や観客の多くは、オセローの醜悪さをはっきり認知しているにも関わらず、それを半ば当然のこととして受け止める(たとえば妻が浮気をしているとなれば・・・それが完全な誤解だとしても・・・嫉妬に狂うのは当然だ、というふうに)。オセローに同情し、潔白のまま殺害されたデスデモーナに同情し、しかしこれが人間の世界というものだろう、と無意識的にほとんどあきらめている。それは確かに悲劇だ。万人の悲劇だ。

舞台ではどのようなオセローが演じられているのだろう。

 

次は『リア王』と『マクベス』です☆ 

大まかなストーリーは知っていても、きちんと原作を読むことで、作品に対する理解力が増し、おまけに語彙も増えます。古典に親しみ、熟読していると、歳上のちょっと知的な人と話をするときにも臆せずにいられます。

読んでわかったけれど、シェイクスピアは評判通り、福田さんの訳が一番です。海外文学は、訳者の力量で雲泥万里ですからほんっと重要ですネ。

 

それではみなさま明日の新作更新をどーぞどーぞお楽しみにネ。バイバイ(^^)/~~~