まいどありがとうございます。
あらら、みなさま、3月に入っちゃいましたね^^;
ここのところ、こんな俳句が気分かしら。
「梅一輪 一輪ほどのあたたかさ」(服部 嵐雪 はっとり・らんせつ)
ヒミブロ更新しております☆
豪華なカラー1ページ取材原稿が上がってまいりましたので、顧客様限定企画対象者様のみに、一足早く「上半分」をご覧いただけます^^; 全部見せるとおもしろくないですものね。
ベビーピンク×空色でとびっきりメルヘンチックに仕上げてくださって、感謝でございます(●^o^●)
その他いろいろ、特にあつみさまにご覧いただきたいな♪^^;
まだまだ仕事が終わらないので、遅くなるかもしれませんが待っていてくださいネ。
・・・・・・というわけで、続きです^^; もうクタクタですけれど^^;
マキの図書館やります。昨夜途中まで書いて、しんどさに耐えられず寝てしまい、続きを書くのにまた時間をとられました。そこまでしてなんでやるんだろう^^;?
フランソワ・モーリアック 『テレーズ・デスケルウ』
手に入れてすぐに読んだのでもう半年以上経つかな。そんな簡単に感想が書けるような代物ではありませんね、さすがに。
わたし、フランス文学はフランソワーズ・サガン以外苦手で読めないのですが、
『テレーズ・デスケルウ』は、遠藤周作に「僕は生涯、この一冊の小説しか読まなかったと言える」とまで言わしめた作品ですものね。
周作は、『海と毒薬』を書いたときには「『テレーズ・デスケルウ』を横に置き、三枚書けばもう一度『テレーズ・・・・・・』を読んで」と打ち明けています。それほどまでに愛したこの作品の訳者になれたことは周作にとってどれほどの喜びと葛藤を生み出したことでしょうねぇ。
1952年にノーベル文学賞を獲っているモーリアックは、厳格なカトリックの家庭に生まれ育ち、自身も「カトリック作家」としての自負があったという。しかし、男女の愛欲や人間の悪について描きはじめた彼の作品に対し、保守派の信者たちは非難を強めていく。
「モーリアックは内心の葛藤が始まる。作家としての良心を貫こうとすれば、たとえ異端のそしりを受けてもあるがままの人間、悪に汚されたその姿を忠実に描かなければならない。逆にカトリック信者としての良心を貫こうとすれば、作中の悪になじむことは許されない」(解説・若林 真)
作家としての誠実、そしてカトリック信仰者としての誠実、そのせめぎ合いに、同じカトリック作家であった周作がわが身を重ねたことは言うまでもありませんね。
モーリアックは序文でこう記します。
「ぼくの小説すべての主人公よりさらによごれた作中人物を、ぼくが考えだしたのをみて、多くの人は驚くだろうが、美しい秘密にみち、暗い秘密など心にもたぬ人間についてぼくは何もいうことができぬ。内に暗い秘密をもたぬ人間は語るべきものが何もないからだ。
ぼくの知っているのは、ただ泥のようにきたない肉体にかくれまじった心の物語だ」
ああ、もうこれだけで、読まずにはいられない^^; テレーズが好きにならずにはいられない^^;
わたしは、自分自身がキリスト教徒だけれども、これまでも何度も書いてきたとおり、正真正銘・本物のキリスト教徒はイエスだけであり、その他すべては弱く悲しい人間なのだから、本物には到底なれないと思っています。じゃあ何をしているかというと、本物(イエス)に恋焦がれている、わたしはそれだけなんです。
信仰者であろうとなかろうと、自分は誠実で正しい人間だ、と、わけなく思える人がわたしはとても苦手です。「自分は底なし沼のように暗く深い秘密をもっている」と、口にするしないにかかわらず、自覚して生きている人間を、人間として認めたい気持ちになるし、同士だな、って思います。
そーいう人は、未信者さんのなかにもたくさんいるんだけれど、ただ、人は誰でも一生の間、悪に相当数傾きますが、そうして悪に傾いたとき、イエスのあの、痩せこけた苦しそうな表情を知っているのといないのとではぜんぜん違うのではないか、少なくともわたしはこれまで何度もそのような経験をしているんですよね。キリスト教と言うのは、善人のための宗教ではなく、むしろまったく逆の人間のためにあるものですから。
最近は仏教・・・特に浄土真宗も好きですね、浄土真宗は優しくとっつきやすい母なる宗教ですし、人間が決して煩悩から離れられないことを、いいとか悪いとかではなく認めています。「善も悪もすべては私たちの思いから生まれてくる」と仏陀は教えているそうですが、これ、好きですね。
最近覚えましたけれど、シェイクスピア用語に「性格悲劇」というのがありまして、「性格は運命だ」という格言が生まれていますけれど、もうこんなに好きになった言葉はないですね、本当に。自分の性格が、過去をつくり、未来の運命もにぎっているのですよ。何かが起こったとして、自分の性格が、それを悲劇にも喜劇にもするってことです。
・・・・・・あらら、いつものように脱線してしまいましたけれど。
それにしても、わたしはやっぱり、カトリック作家、ロシア正教作家の作品に惹かれます。プロテスタントにももちろん素敵な作家さんはいますが(三浦綾子さんとか)、カトリックやロシア正教作家の持つ心理的迫力には到底及ばない気がします。特にカトリックはその厳格さゆえ、信者は激しい葛藤をくりかえすことを運命づけられますし、カトリックの体制にも劇的なものがあり、そこへの反撥も含めて、作家たちの意気込みが違うのですよ。
というわけで、感想は書けませんでした、もう少し読み込まなければならない、と思います。
すでに手垢でボロボロです、ドストエフスキー『地下室の手記』
わたしが最初に読んだドストエフスキーですが、再々読中です。
後半は受け止められたと思いますが、前半は、再々読どころか、5、6回は読んでいますが、いまだしっかりと受け止めることができません^^; それほどまでに前半は難解です。
地下室に閉じこもった40歳の男が、「理性による社会改造の可能性を否定し、人間の本性は非合理的なものであることを主張」しているのは全体の印象として何とかわかるのですが^^;
この書をフランスの作家でノーベル文学賞受賞者であるジットは、「ドストエフスキーの全作品を解く鍵」と呼んだとのことですが、わたしはそんなことはまったく知らず、最初にこの書を読み、他の作品群を読んでもまだ読んでいます^^; 確かにこの書は、初期の作品とは似ても似つかぬ(天使がいきなり悪魔になったみたいな)もので、『悪霊』や『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』など後期の大作群への転換点をなしています。
この作品の、前半を、何とか受け止めなければ、全作品を読破しても結局は読んだことにならないのではないか、と恐怖心を抱いてしまい、最後の『未成年』をほっぽらかして、また読み始めたのであります^^;
ドストエフスキーは、その思想も好きですが、とにかくたまらなく好きなのは、その文体です。
たとえば、この『地下室の手記』の中でわたしがもっとも好きなところは、P50のここです。
「いや、諸君、問題が一覧表だの算術だのというところまで行ってしまって、二二が四だけが幅を利かすようになったら、もう自分の意志も糞もないじゃないか? 二掛ける二は、ぼくの意志なんかなくったって、やはり四だ。自分の意志がそんなものであってたまるものか!」
何だか知らないけれど、ここが好きで好きでしょーがなくって、この書を開いときには、まずここを読んで気持ちを落ち着けてから(?)、怖ろしい前半戦に挑むのであります^^;
ちなみに、ドストエフスキー作品はほぼ全作品を通して、前半は涙が出るほどつらく、後半から少しずつ楽になってくる、ってのがわたしの個人的感です。
さてさて。お疲れ様でございました。
明日、3/3ひな祭りの新作速報です^m^
明日はこの子です♪ びっくり仰天の可愛らしさを誇る・・・
Rose Party オリジナルピンクと白のフリフリボンネット&ピンクの薔薇のアフタヌーンドレス ベア
コレクターさんがたっくさんいてくださるRose Party オリジナルドレスベアは、新作が出るたびに、さらに可愛らしく華やかになり、進化し続けます^m^
LLサイズの巻き毛ベビーピンクベアを使っているので、素晴らしい存在感とボリュームです。
ピンクと白のフリフリレースボンネットに、ヒラヒラフリル&パフスリーブのアフタヌーンコットンドレスを着た、このうえなく可愛らしく華やかなベアちゃん♪
アフタヌーンドレスとして軽やかにおつくりしたフリルたっぷりのドレスには、ピンクの薔薇をいっぱい散らし、
もちろん後ろも♪
お袖はふっくらパフスリーブ☆
そして、ご覧ください、おそろいのドロワまで履いています(*^_^*) この子にもレースとフリル♪
世にも可愛いボンネットはピンクと白のフリフリ☆
サイドにあしらったぷっくりめくれたMACOTO ROSE は、アトリエにて保管していた最後の数十個を使いますので、これで最後です。
リボン通しデザインに薔薇柄フリフリコットンレース☆
レースのリボン付きで、お首の下できゅっと結びます。
すべて脱がせることができちゃいます♪
ドレス、ドロワ、ボンネット(*^_^*)
余計な色は一切使わず、Rose Party らしくピンクと白だけで仕上げました。本当に、こんな可愛い子見たことがありません^m^
ベアちゃんコレクターのみなさま、どうぞどうぞお見逃しなく^m^
再販はございません、今回限りのドレスです☆
ピンクと白のお花畑ファブリックも、もう最後なので惜しみなくたーーっぷりと使いました。
ホワイトラタンバスケットを、ピンクと白のお花畑づくしでデコレーション☆
前回、ホワイトチェストのときにたくさん使ってしまったので、10点以下しかつくれませんでした、どうぞお見逃しなく。
今回は、ピンクと白のお花畑の可愛らしさ、美しさを、これ以上はないほど映えさせたくて、デコレーションはピンクの薔薇3つのみです。
こだわったのはココです。
ギャザーをたっぷりとり、ドレスのように仕立てました。
ぐるりと一周しているので、可愛らしさが違います! 360℃と゜こから見てもピンクと白のお花畑☆
ふっくらと浮き出たピンクと白のお花畑☆
スカラップ裾もキュートさを盛り上げます(^^)/
ホワイトレースでどこもかしこもフリッフリ♪
しっかりとした上質なホワイトラタン、大きめでたっぷり入ります。
また、今回は、画像のこの場所に、みなさまのご希望文字を、ベビーピンクでお入れいたします(^^♪
備考欄にて、お好きな文字を12字以内でご指定ください。文字なしも承りますので備考欄にお書き添えください。
お花畑ファブリックがこれで終了のため、最初で最期のデザインです!
お洋服の一押しはもちろんこの子です☆
クチュールライン・リボンシャワーティアードスカート☆
この子最高に可愛いです♪♪
みなさまが大好きなティアードラインの上、しっかりと厚みのあるコットン混レースなので、ボリュームがあり、ふんわりひらりと優しくふくらみます。
お色はミルクホワイト。ウエストゴム 60-70、70-77。使いやすく安心のひざ下丈。
片側に、レースリボンシャワー☆
ヒラヒラと踊る様がロマンティックで夢いっぱい♪
☆ここでお知らせ☆
ミルクホワイトの他にブラックもご用意しております。ブラックはスカート本体はすべてブラック、リボンは同じホワイトレースを同じくシャワーデコレーション☆
ブラックに白レースが映えて独特の可愛らしさがございます。
この子は価値がございます、2色買い、いかがですか(^^♪
しっかりとした裏地つき。
クチュールなのでとーってもキレイ。とてもご紹介する価格には見えません。
天使のようにふんわり、ヒラヒラ☆
少女ニット最終章、ラストはカーディガンではなく長袖一枚ニット☆
くるくる巻き薔薇を童話風にたくさん散りばめたとびっっきりスウィートなデザイン☆
この子もクチュールウール100、春までお召しいただけます(^^♪
少女風なのに幼くならない色使いと上質感がこのシリーズの魅力です。
後ろのワンポイントがたまらなく可愛い♪
お袖もギャザーたっぷり寄せです♪
入荷数わずか。
素敵な春のお靴もご用意(^^♪
めずらし可愛いマドモアゼル薄ピンク×ミルクティのコンビ。
スカラップフリル仕立てが、スウィートなスタイルの足元にぴったり。
お手頃価格ですが高級感があり、安定感のあるヒールで美脚&楽チン。
サイズはМ・・・23-23.5 L・・・24-24.5
わたしは普段23-23.5ですが、80デニールのタイツで履いても窮屈感なく履き心地は快適です。
フリフリのシューズバンドつき☆
足が華奢に見えるほんのりと丸みを帯びたトゥ。
かかとの部分もスカラップ仕立て♪
実物のほうがずっと素敵なお靴です(^^♪
そして、これですね、ファンシーパテント・リボンカチューシャ。
めっちゃ可愛いので2色買いおススメいたします^m^
それではみなさま明日の新作更新をどうぞお楽しみに。ご注文心よりお待ちしております(^^)/