リーンリーンリーン
うっわ!爆弾からだわ。
何かしら?何かしら?今度は何かしら~~~。
しかも電話だし~。
出るの嫌!
居る巣使っちゃえ、にゃははぁ~。
でも、でも、親戚に何か起きたって事も考えられるし。。。
出る?出ない?出る?出ない?
『だはははははぁ~、キャロママ早く出ろぃ。』
「はい!○○です。」
「こんばんわぁ~。○○さんのお宅ですかぁ。」
キタタタタタタタタタ━(゜(゜ω(゜ω゜(☆ω☆)゜ω゜)ω゜)゜)タタタタタタタタタ━!!!!!
やっぱやっぱやっぱ~爆弾だったぁぁぁぁぁ~。
「A~?」
「こんばんわぁ~○○○○です。」
「○○○○~?A~何言ってんの?」
「○○○○です。」
こら~A~!何ふざけてんだぁ~。
何が○○○○だぁ~。
Nちゃんのお友達の名前を語るなぞ、頭おかしくなったか~い。
しかし、いつの間にそんな姑息な技を覚えた?
「るいこさんに聞きたい事があります。」
るいこさん?るいこさ~ん?
うっわ!気持ちわる~。
おかあさまさまに続いてのるいこさん?
又々不吉な予感だわ。
今度は何?
ん???でも待てよ。
るいこ、あ~勘違いの常習犯やしねぇ。
○○○○ちゃん? もしかして?もしかして??
もじかぢてぇぇぇぇぇ~~~???
「○○○○です!」
あちゃぁ~るいこ又やっちゃったぁ。
今度の被害者はNちゃんのお友達のIちゃ~ん。
ごめんね、ごめんね。
何回やっても学習出来ないるいこだけど、何かお役に立つの?
「ごめんね~Iちゃん!Aの声にそっくりだったから間違ったわ。」
「あははぁ~そうですかぁ。」
「で、Iちゃん何が聞きたいの~?」
「あのですね、ぶどうはどんなのが美味しいんですかぁ?」
「え~ぶどう?」
「はい!お友達の子供に持って行くんですけど、甘いのがいいんです。
るいこさんに聞いたらわかるかなって思って」
「あははぁ~そう!ぶどうはね、蔓の新しいのより蔓枯れしてるの方が甘いよ。
そう腐れる前の方が果物は美味しいよ。桃とかも軟くなってるのが美味しいし。」
「そうですかぁ~勉強になりますぅ。じゃ~半額になってるのでいいですかね?」
「うんうん!その方が絶対甘い!気を使わない人だったらその方が美味しいよ。」
「ありがとうございました。お金も助かります~。」
「いえいえどう致しまして。」
あはははぁ~、すっかり果物見極めトークで盛り上がっちゃって!
るいこハチャメチャ人生だから、人生相談は無理だけど果物なら任せて~。
Iちゃ~ん、こんなるいこで良かったら又電話しておいで。
そうそうるいこ。。。手抜き料理も相談に乗れるよ~。
いつも訪問ありがとう。
ほんとに声がそっくりでハイテンションでAと間違ってしまいました。
思い込みって怖いですね。
『あははぁ~キャロママ、しっかりしいやぁ。』