事の始まりは。。。
今から3週間前のこの一本の電話からでした。
「〇さんのお宅ですか? 私〇短大の〇です。」
「はい!〇です。Aがお世話になっております。」
「実は、今日はお話があってお電話させて頂きました。」
キャロママ。。。いつものあのねっとり声の事務の方とは違ってたので、
そこまで緊急の電話だとは思わず鷹をくくってました。
しかし。。。
「実は、Aさんと連絡がつかないんです。学校にも来てません。お友達とも連絡がつかないそうです。
今学期末の試験なんですが。。。」
「え~そうなんですかぁ?」
「学校としては心配で、親御さんの方から連絡して頂けませんか?」
「私には昨日メールが来たので元気は元気だと思います。」
「そうですかぁ~。それは良かったです。」
もう~寝耳に水でした。
担任の先生からの電話でした。
先生との話によると、Aは6月くらいから休みが多くなって学期末の試験もボイコット。
このままでは単位も取れないし、今すぐ学校に連絡するか来てほしいって事でした。
試験前にも、担任の先生とその学科の先生との話し合いで、
Aに課題を出してどうにかしてあげようって手を差し伸べてくれたそうです。
でも、Aはそれも無視し試験も出ないで、このまま行くと卒業も危ぶまれる状態ですと言う事でした。
キャロママ、その話を聞いて先生達のご尽力とAを思って下さるお気持ちに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
それと同時に、何でもっと早く連絡してくれなかったのかとも思いました。
もっと早くわかってたら何か手を打つ事が出来たのではと。
あんな子でも自分の娘を信じてた母は、先生に問い詰めましたが
Aはギリギリで動く子だから今回もって思ってたみたいです。
キャロママの自分本位の問い詰めにも、穏やかで優しく答えて下さる先生の人間の大きさに
迷惑をかけてる我が子が自分が情けなくなりました。
「Aさんは力のある子だから、卒業させてあげたいんです。
あういう良い子だから、教育実習の園の先生にも気に入られたんですよ。」
裏切った形のAの事を、そんな温かい気持ちで見守ってくれてた担任の先生のお気持ちを有難く思い、
母としてこんな子に育てた自分自身に涙が溢れそうになりました。
それでキャロママ、事の真相を確かめるためAに電話するも案の定出ません。
それもそのはず、Aは姉のYちゃんの電話すら出ないって事でした。
後でわかった事だけど、学校関係 家族の電話には居留守を使い、何も関係ない従妹やお友達とは連絡してたみたいです。
電話が駄目ならメールでって事で、苛立つ気持ちを抑えて、泣きのメールにしました。
Aの感情を逆なでる事は逆効果になると思ったからです。
そして、昼間は返事は帰って来ないだろうと夜中2時半からのメールのやりとりです。
それで返って来た返事は。。。
『学校辞めて良い?』でした。
『保育士 幼稚園の先生になりたくない。』
これは一大事!
キャロママ、ほんとは東京に飛んで行きたい気持ちでした。
母として会ってじっくり話したかったけど、自分が悪くなりそうで怖かったんです。
それで姉のYちゃんにお願いしました。
姉の話では、Aは教育実習の時に蕁麻疹が出てたそうです。
それともう一個学校に行かなくなった事実が判明!
それは、お友達関係でした。
でもそれは自分の蒔いた種で起きた事。
お友達も心配して言ってくれた事だと思います。
そんな事で負けてたら、これからの長い人生、打たれ弱い人間になってしまう。
でも、彼女にとっては許せない事だったんでしょう。
姉とその部分に触れた時泣き出したそうです。
キャロママもその話を聞いて思わず泣いてしまいました。
何処の世界でも強い人間弱い人間はいます。
皆、打たれて打たれて強くなって行くんです。
三女も、今までが温かい空間で過ごさせてもらったから戸惑ったのでしょう。
でも、学校を辞めるのとは別問題です。
後1週間で三女の進退が決まります。
あれから、担任の先生とも何度かお話させて頂きました。
「気付いてあげなくてかわいそうでしたね。
卒業だけでもさせてあげたいです。」
って言って下さった優しい言葉に感謝します。
どうか三女に届きますように。
いつも訪問応援ありがとう。
三女も気持ち揺れてるみたいです。
キャロママも揺れてます。
卒業だけでもって気持ちと、早めに切って帰って来なさい!って気持ちと。
皆さん、こんな私的な記事を長々と読んで頂いてありがとうございました。