あの爆弾娘が使ってた机。。。
4月で16年目を迎えました。
ご主人様がいなくなって3年!
そろそろ、どうにかしないとと思い
キャロママ、地元の新聞社2軒に 『机あげます』の投稿をしました。
でも今は、お金持ちのおじいちゃん達が増えたのか
住宅事情で必要無いのか、返事は一件も来ませんでした。
ん~
これはもう、ピノキオに持って行くか、壊すしか無いかなぁって
思っていた所
職場のAさんがぜひ譲ってください!って事で、先日引き取りに来ました。
結構な重さのこの机。。。
彼女と二人で運びだし、車に載せられ
新しいご主人様の所に、再びお嫁に行きました。
その前日、
お掃除をしてあげながら、色んな事が走馬灯のように甦って来ました。
爆弾ちゃんが張ったシール、落書きの後、
机に向ってる姿。
16年の思い出がいっぱい詰まった爆弾ちゃんの机
それを見送るキャロママ。。。
感慨深いものがありました。
次の日。。。
Aさんから再びお礼を言われ、恐縮のキャロママ。
そして、前日の息子ちゃんの喜びようを話してくれました。
息子ちゃんは、机をいつ来るかいつ来るか
首を長くして待ってたみたいです。
で、昨日待ちにまった机が到着して、
「わぁ~机が来た!」って大喜びしたそうです。
それから息子ちゃんは、机から離れず
引出しを開けてみたり、ライトを引き出したり
幼稚園でもらった何冊かの本を本棚に並べたり
引出しに自分の宝物を入れたり。
それはそれは、大はしゃぎで。
いつもは、Aさんの横でゲームしようとか言ってたのに
ご飯を食べる時と、お風呂に入ってる時以外は
机に座ってたそうです。
それを聞いたキャロママ。。。
仕事中にも関わらず、涙が止まりませんでした。
「ありがとう、ありがとう。机も喜んでるよ。」
そう言うのが精一杯で、声になりませんでした。
思えば。。。
娘達の机は、すべて父が買ってくれたもの。
ゆえに、新品の机が当たり前って思っていました。
洋服でも学用品でも、お下がりってものは一切与えず
いつも新しいものを買い与えていました。
Aさんの息子ちゃんの話を聞いて、
わが身の愚かさと物の大切さを、素敵な母子に教えてもらったようで
反省しきりです。
そして、
お昼休憩の時にAさんが。。。
「あれだけ横にいた息子が、離れていくようで寂しい思いもしました。」
って目をうるうるさせて言った言葉に
16年前の爆弾ちゃんの姿を思い出し、再び涙涙のキャロママでした。
息子ちゃんと、お嫁に行った爆弾ちゃんの机に
素敵な思い出がたくさん出来ますように。
いつも訪問応援ありがとう。
久しぶりに、TBS日曜劇場『とんび』のような良い話を聞いて
これは多くの方に聞いてもらいたいなぁと思いました。
物の大切さ、我慢する心を、この6歳の男の子に教えてもらったようで
あったかい気持ちになりました。