――シンディ・ローパーの曲が日本語歌詞で
どのように歌われるのか、楽しみです!
★三浦
この作品のどこに“セクシー”な部分があるかを歌うのがローラ。
オリジナル版ではビリー・ポーターさんが、ところどころに
吐息を置くように表現されていて、
そういう部分も反映された日本語歌詞になると思います。
――劇場を出たらすぐ口ずさみたくなるような曲ばかりで、
シンディらしいポップさもありますね。
★三浦 1回聴くと、すぐにサビが頭の中に入ってきますよね?
小池 そうそう。でも1回聴いてすぐに歌えそうと思いきや、
これが難しいんですよ!(苦笑)
★三浦
その人が歩んできた人生の時間――
たとえば、これって心音?
これは時計の音みたいに聞こえるな、
という部分が随所にある。
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遠(かなた)
春馬くん、さすが詩人じゃないか~~~~
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シンディの80年代的な誰もが知ってる親しみやすい
軽快さの中にも、心に訴えかけるようなリズムがあったり。
そういう部分を大切に歌いたい。
――三浦さんは、ニューヨークでシンディと会って
直接アドバイスをもらったそうですね。
★三浦
お会いする前は
「すごく迫力のあるひとなんじゃないかな?」と
思ってましたし、
勝手にお会いしたときのイメージを持ってたんですよ。
こっちが「よろしくお願いします」と言って、
「よく来てくれたわね」とクロストークをするような…。
――いざ、会ってみると…?
★三浦
いきなり「はい、じゃあトレーニングを始めましょ」と
すぐに稽古場に入りました。
「あなた、ちゃんとしたキーで歌えるの?」と聞かれて
「はい、もちろんです」と答えたら
「時間がもったいないから発声始めて」と。
――即レッスンモードなんですね!
★三浦
こちらが学びに行っているわけで、
それが当然なんですけど、
委縮してしまい、発声もうまくできなくて…(苦笑)。
「体をまっすぐに!」とかいろいろ指示が飛ぶんですが、
最後はいきなりあごをつかまれて「もっと下に!」と。
強かったです(笑)。
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遠(かなた)
いきなり、アゴをつかまれて~~~!?!?
アッチョンブリケ!!!!!!(⋈◍>◡<◍)。✧♡
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ただ、レッスンが終わって帰るとき、最後の最後に
「捧げたぶんだけ、必ず自分に返ってくるから頑張って」と
おっしゃっていただきました。
――厳しくも、背中を押してくれる心強い言葉ですね。
★三浦
彼女の目の強さと言葉が僕の中ですごくリンクしましたね。
根気よくトレーニングを続ければ、
道は開けるんじゃないかと。